仏スポット絞り込み検索
仏像との縁は、選ぶというより、ふと現れるものかもしれません。あなたのマイブッダにつながる仏スポットを検索できます。
般若寺
聖観音菩薩 | 菩薩
山口県熊毛郡平生町宇佐木1166
やさしさ安らぎ静けさ
海に身を投じて人々を救ったと伝わる般若姫の菩提を弔うために創建されたという般若寺。その観音堂には、般若姫の化身とされる聖観音菩薩が祀られている。寺は用明天皇の勅願によって慧慈が開いたと伝えられ、古くから大畠瀬戸を行き交う船乗りの信仰も集めてきた。現在も毎月7日の14時から観音堂で観音縁日護摩が営まれ、一般参拝者も参加できる。像の制作年代や作者は確認されていない。
法光寺
阿弥陀如来坐像 | 如来
山口県山口市徳地鯖河内1444
気高さ深み荘厳さ
法光寺阿弥陀堂に安置される木造阿弥陀如来坐像。重源が東大寺再建の用材を周防国の山林に求めた時期に建てられた安養寺の遺構に伝わる仏像で、鎌倉時代初期の12世紀末頃の作と考えられる。像高128.7cm。ヒノキ材を用いた古式の木寄せによる造像で、柔らかな表情と堂々と張った肩、力強い衣紋が特徴である。台座と光背にも制作当初の部分が残り、同堂に伝わる十一面観音菩薩、不動明王、毘沙門天など計5躯の仏像群として山口県指定有形文化財となっている。
妙光寺
閻魔大王坐像 | その他
山口県下松市大字下谷50
威厳張りつめた気配力強さ
下松市の曹洞宗・妙光寺にある心月閻魔堂に祀られる、木造の閻魔大王坐像。寺院公式サイトは寄木造で西日本最大級の閻魔大王像と紹介している。2018年12月にはこの像の開眼法要が行われ、地域で報道された。閻魔大王は仏教で死者の生前の行いを裁く存在として知られ、迫力ある姿を通して生き方を顧みる信仰につながる。妙光寺は1960年に創設され、参拝者を迎える寺院として本堂の諸仏や境内の観音像も案内している。閻魔堂内部の見学条件は寺院への事前確認を要する。
玄答院
阿弥陀如来坐像(深野の大仏) | 如来
山口県山口市仁保下郷2075
威厳安らぎ荘厳さ
玄答院に安置される木造阿弥陀如来坐像は「深野の大仏」と呼ばれ、山口県指定有形文化財となっている。平安時代後期の12世紀に制作された像高270cmの大きな阿弥陀仏で、ヒノキ材を用いた一木式寄木造。満月のような丸い顔と張った肩、重量感ある上半身が特徴で、右手を上げ左手を膝に置いて上品下生の印を結ぶ。もとは深野八幡宮の神宮寺に祀られ、江戸時代末に玄答院へ移された。寺院は大仏の一般参拝を案内しているが、住職不在時は玄関を閉める場合があるため事前連絡が望ましい。
二尊院
釈迦如来立像・阿弥陀如来立像(二尊仏) | 如来
山口県長門市油谷向津具下3539
気高さ端正さ荘厳さ
二尊院の遣迎殿に並び立つ二尊仏は、釈迦如来立像と阿弥陀如来立像を一組の本尊として祀る珍しい尊像で、ともに国指定重要文化財。釈迦像は像高97.7cm、阿弥陀像は98.3cmで、いずれもヒノキ材の寄木造、玉眼を用いた鎌倉時代の木彫仏である。釈迦像は縄状の頭髪と同心円状の衣紋をもつ清涼寺式の姿で、阿弥陀像は1952年の修理時に発見された墨書から文永5年(1268)の制作と判明した。寺伝では大同2年(807)に最澄が創建したと伝わる。通常の境内参拝とは別に、寺務所へ特別参拝を申し込むと住職の案内で二尊を拝むことができる。
二尊院
四天王立像(持国天・増長天・広目天・多聞天) | 天部
山口県長門市油谷向津具下3539
力強さ威厳荘厳さ
二尊院の遣迎殿で国指定重要文化財の二尊仏を四方から守る、木造四天王立像。持国天・増長天・広目天・多聞天の四躯は山口県指定有形文化財で、それぞれ像高58.7cm、54.8cm、56.5cm、57.4cm。鎌倉時代の弘安年間(1278~1287)頃の制作と考えられ、ヒノキ材の寄木造で玉眼を用い、色鮮やかな身色と邪鬼を踏む動的な姿が特徴である。奈良・東大寺大仏殿にかつて祀られた四天王像と姿勢・身色・持物がよく似る、大仏殿様四天王像の貴重な作例として知られる。住職案内による遣迎殿の特別参拝で、本尊とともに拝むことができる。
周防国分寺
阿弥陀如来坐像 | 如来
山口県防府市国分寺町2-67
やさしさ安らぎ端正さ
周防国分寺の持仏堂に安置される木造阿弥陀如来坐像。平安時代後期の12世紀に制作された国指定重要文化財で、像高約113cm、ヒノキ材の寄木造に漆箔を施す。伏し目がちな慈眼と柔らかな表情、なだらかな肩や流れるような衣紋に、定朝様の穏やかで優美な特色が表れている。両手は上品下生の印を結び、光背と台座は後世の補作である。持仏堂は通常非公開だが、寺院が開催する事前予約制の念珠作り体験では重要文化財の仏像を前に数珠を作ることができる。
洞春寺
令和の大仏(コロナ大仏) | その他
山口県山口市水の上町5-27
親しみ力強さ安らぎ
洞春寺の境内奥に常設されている、高さ約6mの「令和の大仏(コロナ大仏)」。新型コロナウイルス感染症の収束を願い、アーティストの前田真治と僧侶・アーティストの風間天心らによるプロジェクトで造られた。木製の大きな棚状の仏像の中に、全国の参加者が思いを込めて制作した小さな仏像を並べる独特の姿が特徴である。全国を巡ったのち、2024年に洞春寺へ安置された。参拝者は境内で大仏を直接見られ、希望者は予約制のミニ大仏制作体験で新しい小仏像を奉納することもできる。
龍蔵寺
大日如来坐像 | 如来
山口県山口市吉敷1750
安らぎ気高さ端正さ
龍蔵寺の宝物庫に伝わる国指定重要文化財の木造大日如来坐像。平安時代後期の12世紀頃の作と考えられ、像高98.8cm。ヒノキ材の一木造で、宝冠を頂き、膝上で両手を重ねて法界定印を結ぶ胎蔵界大日如来である。ふくよかな顔や量感のある胸と腕、均整の取れた姿に平安時代の穏やかな作風が見られる。もとは山口市吉敷木崎の妙法寺本尊で、明治時代の寺院整理に伴い龍蔵寺へ移された。現在は宝物庫に保管され、天候などにより開扉されない場合があるため、仏像の拝観については寺院に事前確認することが望ましい。
龍蔵寺
不動明王立像・毘沙門天立像 | その他
山口県山口市吉敷1750
力強さ威厳張りつめた気配
龍蔵寺宝物庫に安置される、木造不動明王立像と木造毘沙門天立像の一対。ともに鎌倉時代の山口市指定有形文化財で、両像の造像銘により嘉元4年(1306)に仏師・見阿弥陀仏が制作したことがわかる。不動明王は像高103cm、右手に剣、左手に羂索を持ち、腰をわずかにひねって岩座に立つ。毘沙門天は像高106cm、左手に宝塔、右手に鉾を持ち、邪鬼を踏みつける動きのある姿を示す。制作年と作者が判明する貴重な一具で、宝物庫での拝観は天候や寺院の都合により事前確認を要する。
岩崎寺
不動明王立像 | 明王
山口県山陽小野田市大字有帆2289
力強さ威厳張りつめた気配
岩崎寺の大師堂に安置される木造不動明王立像。像高163.8cm、ヒノキ材の寄木造で、平安時代末期の制作と考えられる。堂々とした体躯をもち、右手に剣、左手に羂索を持って岩座に立つ姿は、山口県指定の不動明王像の中でも最大級とされる。鼻先や左手の指先などに一部欠損があり、剣は後世の補修で、江戸時代とみられる彩色も残る。もとは境内の不動堂に祀られていたが、現在は大師堂へ移されている。県指定有形文化財。岩崎寺では毎年2月18日に千手観音菩薩立像など秘仏3躯が開帳される。不動明王像が安置された大師堂の拝観条件は、寺院への事前確認を要する。
東光寺
釈迦如来(迦葉尊者・阿難尊者を伴う三尊) | 如来
山口県萩市椿東1647
荘厳さ威厳端正さ
萩藩主毛利家の菩提寺として元禄4年(1691)に創建された黄檗宗東光寺。元禄11年(1698)建立の大雄宝殿の須弥壇には、釈迦如来を中心に迦葉尊者と阿難尊者を配した三尊仏が安置される。寺に伝わる「大殿本尊の記」には、開基毛利吉就の夫人・長寿院が金百両を寄進し、京都の大仏師・法橋藤村忠円に三尊像を造らせたと記されている。中国風の仏殿は国指定重要文化財で、方柱や多数の聯・額に囲まれた空間に本尊が祀られ、黄檗宗ならではの荘厳を伝える。仏像そのものの文化財指定は確認されていない。
月輪寺
聖観音菩薩立像 | 菩薩
山口県山口市徳地上村572
やさしさ気高さ静けさ
月輪寺の薬師堂内に安置される、平安時代後期12世紀頃の木造聖観音菩薩立像。像高167.5cm、ヒノキ材を用いた一木造を基礎に、前後の材や手足を接合する構造で、山口県指定有形文化財。ふくよかな面相と張りのある両肩が特徴で、もとは全身に金箔が施されていたが、現在は剥落している。左手の一部を欠き、右手首から先と両足先は後補である。像が祀られる薬師堂は、重源が文治5年(1189)に藤原兼実の支援を受けて再興したと伝えられる国指定重要文化財の建物。厨子に祀られる本尊の秘仏・薬師如来とは異なり、聖観音像は堂内に安置されているが、内部拝観は事前確認が必要。
大照院
釈迦如来坐像 | 如来
山口県萩市椿青海4132
安らぎ威厳荘厳さ
萩藩主毛利家の菩提寺・大照院の本堂に安置される木造釈迦如来坐像。平安時代末期から鎌倉時代初期の作とされ、像高233cmの大きな丈六仏で、山口県指定有形文化財である。ヒノキ材の寄木造で、伏し目がちな表情、丸みのある頬、浅く穏やかな衣紋に平安時代後期の彫刻様式が見られる。胎内の墨書から康永3年(1344)と明暦2年(1656)の修理が確認でき、もとは同地にあった歓喜寺の本尊だった。国土交通省の多言語解説では本堂で最も大きな仏像と紹介されている。本堂は寛延3年(1750)に再建された国指定重要文化財の建物で、参拝者を迎えている。
大照院
赤童子立像 | その他
山口県萩市椿青海4132
張りつめた気配力強さ親しみ
大照院に伝わる木造赤童子立像は、赤童子像として国の重要文化財に指定されている唯一の彫刻とされる。鎌倉時代末期の作で、像高81.4cm。ヒノキ材の寄木造に玉眼と彩色を施し、頭上には当初の鍍金銅製の冠を残す。赤童子は春日大明神の姿とも伝えられ、目を見開き、口を大きく開け、右手に杖を持って立つ。叱咤するような鋭い表情の中にも、親しみやすい童子の面影が感じられ、鎌倉彫刻らしい写実性と動感がある。国土交通省の観光解説にも寺内の特色ある像として紹介され、書院での拝観例があるが、現在の展示状態は事前確認が必要。
大寧寺
石造釈迦三尊・十六羅漢像 | その他
山口県長門市深川湯本1074-1
親しみ深み静けさ
長門湯本温泉に近い曹洞宗の古刹・大寧寺の境内に並ぶ、石造の釈迦三尊と十六羅漢像。釈迦如来を中心に迦葉・阿難の二大弟子を従えた三尊と、仏法を守護する十六羅漢からなる。江戸時代初期、延宝5年(1677)頃の造立と推定され、像の背面には寄進した人々の名が刻まれている。かつては寺の前を流れる大寧寺川対岸の「三笑岩」に安置されていたが、道路工事と風化による崩落の危険から移動し、平成17年(2005)5月に現在の境内へ移された。表情豊かな石仏の一群を屋外で直接拝むことができる。同寺には別に木造の十六羅漢像も伝わるが、こちらは本堂内陣に安置されている。
般若寺
木造金剛力士立像(阿形・吽形) | 天部
山口県熊毛郡平生町宇佐木1166
力強さ威厳荘厳さ
平生町の古刹・般若寺の仁王門に安置される、阿形・吽形一対の木造金剛力士立像。両像は平生町指定有形文化財で、参拝者を迎える山門の左右から仏法と寺域を守護する。仁王門は茅葺の入母屋造をもつ三間一戸の八脚門で、棟札から文化10年(1813)の建立と判明し、平成26年度(2014年度)に修理された。仁王像はその門内に安置されているため、訪れる人は境内への参道からその姿を直接拝むことができる。像自体の制作年代や作者については、確認できる公式資料から確定できないため記載しない。
般若寺
木造聖僧坐像(伝恵慈和尚) | その他
山口県熊毛郡平生町宇佐木1166
深み静けさ気高さ
般若寺本堂の須弥壇背後にある位牌堂に安置される木造聖僧坐像。老僧の姿を表した像高70.7cmの一木造で、平安時代後期、11世紀前半頃の制作と考えられる。長い眉、落ちくぼんだ目、深い皺をもつ痩せた顔と体が写実的に表現され、僧侶の模範として、また伽藍を守る存在として信仰された聖僧像である。寺では聖徳太子の師と伝わる高句麗の僧・恵慈和尚の像と呼んでいるが、実際に恵慈本人を写した肖像ではないと考えられている。2021年に保存修理され、2023年に山口県指定有形文化財となった。県文化財担当は拝観方法について寺院へ直接問い合わせるよう案内している。
東大寺別院阿弥陀寺
木造重源坐像 | その他
山口県防府市大字牟礼上坂本1869
深み威厳静けさ
東大寺再建に尽力した僧・重源の姿を伝える、東大寺別院阿弥陀寺所蔵の木造重源坐像。鎌倉時代の作で、ヒノキ材の一木造、像高88.2cmの国指定重要文化財である。重源は平安時代末期に焼失した東大寺の再建を担い、その木材を周防国の山林から調達するために現地で伐採・運搬を指揮した。文治3年(1187)に重源が開いた阿弥陀寺では、今も本人ゆかりの品々を伝える。国宝の鉄宝塔などを収蔵する宝物館でこの重源像を拝観でき、地元公式観光案内は宝物館について前日までの予約と有料拝観を案内している。仏ではなく高僧の肖像彫刻である。
地蔵寺
五百羅漢像 | その他
徳島県板野郡板野町羅漢字林東5
親しみ深み神秘
四国八十八ヶ所第5番札所・地蔵寺の奥の院に並ぶ、約200体の木造羅漢像。安永4年(1775)に実聞・実名の兄弟僧が五百羅漢堂を創建したが、大正4年(1915)の火災で多くが失われ、現在の堂は大正11年(1922)の再建。中央の釈迦堂と弥勒堂・大師堂を回廊で結び、等身大の羅漢像が喜怒哀楽を表すさまざまな表情を間近に拝観できる。五百羅漢堂の建物は国の登録有形文化財。