仏スポット絞り込み検索
仏像との縁は、選ぶというより、ふと現れるものかもしれません。あなたのマイブッダにつながる仏スポットを検索できます。
浄土寺
木造聖徳太子立像(三躯) | その他
広島県尾道市東久保町20-28
気高さ端正さ深み
浄土寺宝物館に常設される木造聖徳太子立像3躯。摂政像・南無仏太子像・孝養像という三つの異なる姿からなり、平安時代初期・鎌倉時代・南北朝時代と制作時期も異なる。聖徳太子像の展開を三時代にわたって一度に見比べられる希少な構成で、3躯はいずれも国の重要文化財。浄土寺公式サイトでは「聖徳太子三尊像」として宝物館に常設すると案内している。
子育て観音・旧報恩寺
木造十一面観音立像・木造聖観音立像 | 菩薩
広島県世羅郡世羅町赤屋上法270
深み神秘気高さ
子育て観音・旧報恩寺に伝わる木造十一面観音立像と木造聖観音立像。十一面観音は平安時代初期の作で、像高147cm、カヤ材の一木造。蓮肉まで共木で彫り出し、翻波式衣文や旋転文を残す、広島県内でも数少ない貞観彫刻とされる。聖観音は平安時代中期(藤原時代)の作で、像高136cm、ヒノキ材の寄木造。優麗温雅な姿を示す。2躯はいずれも国指定重要文化財。通常は非公開で拝観は要予約だが、2026年8月10日と20日に特別公開された。
道隆寺
木造薬師如来坐像 | 如来
広島県安芸郡府中町みくまり3丁目9-8
端正さ安らぎ深み
道隆寺に伝わる本尊・木造薬師如来坐像。建仁元年(1201)の造立銘を胎内にもち、制作年代が明確な鎌倉時代初頭の仏像である。像高86cm、ヒノキ材の寄木造。平安時代以来の穏やかで流麗な作風を残しつつ、端正な面貌と落ち着いた量感を示す。造像銘をもつ同時期の地方仏として貴重で、広島県重要文化財に指定されている。毎年5月第3日曜日には本尊御開帳が行われ、花まつりや護摩火渡りとともに拝観できる。
青目寺
木心乾漆日光菩薩立像・木心乾漆月光菩薩立像 | 菩薩
広島県府中市本山町1201
清らかさ気高さ静けさ
青目寺に伝わる木心乾漆の日光菩薩・月光菩薩立像。ともに平安時代初期(9世紀)の作で、像高はいずれも88cm。木地を一木で彫り、その表面に布を貼って漆を重ねる木心乾漆造の技法を用い、現在は剥落しているものの当初は金箔が施されていたと伝わる。平安初期の古様を伝える対の菩薩像として貴重で、2躯とも広島県重要文化財。通常は非公開だが、事前に連絡すれば拝観できる。
専念寺
木造阿弥陀如来半跏像 | 如来
広島県広島市安佐南区伴中央4丁目7-18
親しみ端正さ安らぎ
専念寺に伝わる木造阿弥陀如来半跏像。室町時代後期から桃山時代の作とされ、寄木造、像高33cm、台座高13cm。片脚を垂らして足先を小蓮座に置く珍しい半跏の姿をとり、小像ながら衣のひだや蓮座の花弁、台座文様まで丁寧に彫刻されている。広島市重要有形文化財。通常は非公開だが、広島市公式資料では元旦のみ拝観できると案内されている。
磨崖和霊石地蔵
地蔵菩薩坐像 | 菩薩
広島県三原市鷺浦町向田港
神秘深み親しみ
佐木島・向田港の波打ち際にある巨大な花崗岩に半肉彫りされた地蔵菩薩坐像。巨岩は高さ約2.7〜2.8m、幅約4.7〜5mで、像高は約95〜96cm。右手に錫杖、左手に宝珠を持ち、像の左右には花瓶と願文が刻まれる。正安2年(1300)に大願主・平朝臣茂盛ら70余人によって造立され、仏師念心の刻銘が残る。瀬戸内海沿岸の岬の地蔵として最古級で、広島県重要文化財。満潮時には肩から顔近くまで海に浸かり、干潮時には全身を正面から見ることができる。
浄国寺
木造阿弥陀如来立像 | 如来
広島県広島市中区土橋町2-4
端正さ安らぎ気高さ
浄国寺に吉田町時代から伝わる木造阿弥陀如来立像。2025年に広島市指定重要有形文化財となった。広島市の調査では平安時代後期(12世紀)の作とされ、ヒノキ材、彫眼、一木割矧造(正中割矧ぎ)、漆箔仕上げ。像高96.3cm、総高147.6cm。衣文や面貌、体躯のバランスに平安後期の和様をよく示し、一部に後補があるものの保存状態は極めて良好な優品と評価される。寺院公式では吉田町時代から伝来する阿弥陀像を一階和室に安置すると紹介している。寺院は参拝可能だが、文化財像の拝観は事前確認を推奨。
周防国分寺
薬師如来坐像 | 如来
山口県防府市国分寺町2-67
威厳荘厳さ深み
周防国分寺の金堂須弥壇中央に安置される本尊の薬師如来坐像。応永28年(1421)の金堂再建に際して造られたと考えられる室町時代の像で、ヒノキ材の寄木造、像高195.1cm。左手に薬壺を載せ、光背・台座も当時の姿をよくとどめる国指定重要文化財である。金堂には日光・月光菩薩や四天王など多くの仏像が並び、拝観料を納めて参拝できる。
東大寺別院阿弥陀寺
金剛力士立像(阿形・吽形) | 天部
山口県防府市大字牟礼上坂本1869
力強さ威厳荘厳さ
東大寺別院阿弥陀寺の仁王門の左右に立つ一対の金剛力士像。文治3年(1187)に重源が開いた寺に伝わる鎌倉時代初期の仏像で、快慶一派の作と考えられている。ヒノキ材の寄木造で玉眼を用い、阿形は像高約270cm、吽形は約275cm。国指定重要文化財で、力強い姿を仁王門で間近に拝むことができる。茅葺の仁王門とともに、東大寺再建にゆかりの深い寺の歴史を伝えている。
龍蔵寺
大聖青不動明王 | 明王
山口県山口市吉敷1750
力強さ威厳荘厳さ
山口市の古刹・龍蔵寺の境内に立つ、高さ約10mの大聖青不動明王像。青く表された大きな尊像は、迷いや煩悩を断ち切り人々を正しい道へ導く不動明王への信仰を伝える。龍蔵寺は山岳修行の歴史を受け継ぐ寺で、この像の前では毎年2月に火渡り神事が行われ、参拝者が無病息災や諸願成就を祈る。境内で直接その力強い姿を拝むことができる。
周防国分寺
日光菩薩立像・月光菩薩立像 | 菩薩
山口県防府市国分寺町2-67
やさしさ気高さ端正さ
周防国分寺金堂で本尊・薬師如来の両脇に立つ日光菩薩と月光菩薩。いずれも平安時代の木造で、ヒノキ材の一木造。日光菩薩は像高180cm、月光菩薩は179cm。脇侍は通常左右対称に造られるが、この二像は左右ほぼ同じ姿態を示す珍しい作例で、穏やかな表情と伸びやかな姿が印象的である。ともに国指定重要文化財で、金堂の有料拝観で本尊とあわせて参拝できる。
瑠璃光寺
阿弥陀如来坐像 | 如来
山口県山口市香山町7-1
神秘静けさ荘厳さ
国宝・瑠璃光寺五重塔の初重内部に祀られる阿弥陀如来坐像。五重塔は大内盛見が兄・大内義弘を弔うために建立したもので、嘉吉2年(1442)の墨書が残る室町時代の建築である。通常は塔の内部を拝観できないが、2026年10~12月の特別拝観では、予約制のガイドツアーで阿弥陀如来坐像と大内義弘公入道坐像、円形の須弥壇などを間近に拝観できる。阿弥陀如来坐像は平安時代の作と紹介されているが、詳細な制作年代や作者は未詳である。
西長寺
阿弥陀如来坐像(日見大仏) | 如来
山口県大島郡周防大島町大字日見973
威厳安らぎ荘厳さ
周防大島の日見地区で「日見の大仏さま」と親しまれる西長寺の木造阿弥陀如来坐像。平安時代後期の12世紀頃の作と考えられ、像高284cmの大きな丈六仏である。ヒノキ材の寄木造、漆箔仕上げで、きりりとした面相と大きな体躯に威厳があり、当初の光背と台座も伝わる。国指定重要文化財で、寺の案内によれば土日祝日は堂内で拝観でき、堂外からも窓越しに尊容を拝める。
功山寺
千手観音菩薩坐像 | 菩薩
山口県下関市長府川端1丁目2-3
やさしさ神秘荘厳さ
功山寺の国宝・仏殿に安置される千手観音菩薩坐像。元応2年(1320)に開かれた禅寺の仏殿は、鎌倉時代後期の禅宗様建築を伝える貴重な遺構として国宝に指定されている。仏殿の千手観音は、同寺の観音信仰を今に伝える尊像。中国観音霊場の寺院案内には、2026年5月17日の観音大祭で仏殿を開扉し観音経を読誦したと記されている。普段の拝観と区別し、特別開扉日の確認が必要。
周防国分寺
四天王立像(持国天・増長天・広目天・多聞天) | 天部
山口県防府市国分寺町2-67
力強さ威厳荘厳さ
周防国分寺金堂の須弥壇四隅に立ち、中央の薬師如来を守護する四天王像。持国天・増長天・広目天・多聞天の四躯はいずれも平安時代の作とされ、ヒノキ材の一木造で国指定重要文化財。四像とも高さが2mを超え、甲冑を身につけて足下に邪鬼を踏み、鋭い眼差しと大きな身振りで仏法を守る迫力を表す。金堂を拝観すると、本尊や脇侍の日光・月光菩薩とともに四天王の力強い姿を見ることができる。
岩崎寺
千手観音菩薩立像 | 菩薩
山口県山陽小野田市大字有帆2289
神秘荘厳さ深み
岩崎寺の観音堂に安置される木造千手観音菩薩立像。岩崎寺は大同元年(806)に開かれたと伝わる古刹で、寺には平安時代中期から鎌倉時代初期に制作された7躯の仏像が伝わる。千手観音菩薩立像はこの仏像群の一つとして山口県の有形文化財に指定されており、釈迦如来坐像・阿弥陀如来坐像とともに毎年2月18日だけ開帳される。普段は拝観できないが、年に一度、由緒ある木彫仏を直接拝む機会がある。
安養寺
阿弥陀如来坐像(厚母大仏・黒仏) | 如来
山口県下関市豊浦町大字厚母郷541
威厳深み安らぎ
安養寺の大仏殿に安置される木造阿弥陀如来坐像。地域で「厚母大仏」「安養寺の黒仏」と親しまれる。平安時代後期末の12世紀頃の作と考えられる国指定重要文化財で、像高269.1cm、クス材の寄木造。右手を胸前に上げ、左手を膝に置いて上品下生の印を結ぶ。浅い衣紋や低い膝、細かな螺髪に時代の特徴が見られ、台座と光背は後補である。大仏殿は建築家の隈研吾が設計した建物で、落ち着いた空間で大きな阿弥陀如来を拝することができる。
周防国分寺
金剛力士立像(阿形・吽形) | 天部
山口県防府市国分寺町2-67
力強さ威厳荘厳さ
周防国分寺の仁王門の左右に安置される、木造金剛力士立像の阿形・吽形。阿形は像高348.5cm、吽形は339.0cmに達する巨大な守護像で、室町時代に制作されたと考えられる。両像は防府市指定有形文化財。筋骨たくましい体つきと迫力のある姿で寺域を守り、訪れる人を迎えている。山門の左右にあるため、金堂の有料拝観とは別に境内からその姿を拝むことができる。
狗留孫山修禅寺
聖観世音菩薩 | 菩薩
山口県下関市豊田町杢路子2643
神秘静けさ気高さ
狗留孫山修禅寺の奥の院・聖観音堂に祀られる聖観世音菩薩。寺伝では天平13年(741)にこの山で修行した行基の作と伝わるが、制作年代や作者を史実として確定するものではない。寺の歴史紹介によれば、明治末期に盗難に遭ったものの、昭和6年(1931)に戻ったという。山中の観音霊場として信仰が続き、公式行事案内には2026年10月17日12時から奥の院で御開扉法会が行われると明記されている。参拝には山道を歩く必要がある。
常栄寺
千手観音菩薩坐像 | 菩薩
山口県山口市宮野下2001-1
気高さ端正さ静けさ
雪舟庭で知られる常栄寺の本堂に祀られる本尊、千手観音菩薩坐像。もとは大内盛見が応永14年(1407)に創建した国清寺の本尊だったと考えられ、同寺に伝わる計12躯の仏像とともに山口市指定有形文化財となっている。像には南北朝・室町期に活躍した院派仏師の技法や表現がうかがえ、当時の彩色も一部残る。大内氏の仏教信仰を伝える貴重な作例で、参拝者は本堂に上がってお参りし、北側に広がる庭園も鑑賞できる。