仏スポット絞り込み検索
仏像との縁は、選ぶというより、ふと現れるものかもしれません。あなたのマイブッダにつながる仏スポットを検索できます。
総本山善通寺
薬師如来坐像 | 如来
香川県善通寺市善通寺町3-3-1
荘厳さ安らぎ威厳
四国八十八ヶ所第75番札所・総本山善通寺の金堂に安置される本尊。像高約3mの木造薬師如来坐像で、ヒノキ材の寄木造、漆地に金箔を押し、眼に水晶を嵌め込んでいる。創建当初の塑造本尊は永禄元年(1558)の兵火で焼損し、現在の像は御室大仏師・北川運長が元禄13年(1700)に造立した。像は香川県指定有形文化財、安置する金堂は国の重要文化財。金堂で7:00~17:00に自由に拝観でき、毎月8日には「薬師如来御法楽」が行われる。
弥谷寺
阿弥陀三尊磨崖仏 | 如来
香川県三豊市三野町大見乙70
神秘静けさ深み
四国八十八ヶ所第71番札所・弥谷寺の大師堂から本堂へ向かう石段の途中、岩壁に刻まれた阿弥陀三尊の磨崖仏。像高約1mで、舟形の光背に包まれた柔和な表情が特徴。弘法大師が刻んだとの伝承があるが、制作年代・作者は確定していない。弥谷山は古くから祖霊信仰の霊山として知られ、岩肌に点在する石仏や岩窟とともに山岳信仰の空気を伝える。参道から直接拝観できるが、本堂まで急な石段が続く。
法然寺
釈迦涅槃像と立体涅槃像群 | 如来
香川県高松市仏生山町甲3215
荘厳さ深み神秘
高松藩主松平家の菩提寺・法然寺の三仏堂に安置される、釈迦の入滅を立体的に表した像群。「讃岐の寝釈迦」と呼ばれる木造釈迦涅槃像を中心に、十大弟子や羅漢、動物たちの像、天井から降りてくる摩耶夫人などで涅槃図の世界を再現している。初代藩主・松平頼重が17世紀に整えた浄土信仰の寺院で、像群は頼重の正室の菩提を弔うために造られたとされる。全国の博物館での巡回展示を終え、2025年12月から再び一群を拝観できる。三仏堂の拝観は9:00~16:00、一般500円。
屋島寺
木造千手観音坐像 | 菩薩
香川県高松市屋島東町1808
力強さ威厳荘厳さ
四国八十八ヶ所第84番札所・屋島寺の本尊で、現在は境内の宝物館で公開される国指定重要文化財。平安時代前期、10世紀初頭頃の作とみられ、カヤ材から頭部と体の主要部分を彫り出した一木造の千手観音坐像。ふくよかな頬、太い首、力強い体躯、多数の腕が特徴で、頭上の一部の化仏や持物を除き、光背を含め当初の姿をよく伝えている。かつて本堂に安置され、今も寺の本尊として信仰される。宝物館の開館時間は9:30~16:30、不定休で大人500円。
根香寺
万体観音像 | 菩薩
香川県高松市中山町1506
荘厳さ深み静けさ
四国八十八ヶ所第82番札所・根香寺の本堂へ続くコの字形の回廊には、全国の信者が奉納した約3万3千体の小さな観音像が並ぶ「万体観音」がある。観音像に囲まれた回廊を通って本堂へ向かい、数多くの人々の祈りが集まった光景を間近に拝むことができる。本尊の千手観音像とは別の参拝対象で、万体観音は通常の参拝経路にあり、7:00~17:00の参拝時間内に拝観できる。
小豆島大観音佛歯寺
小豆島大観音(しあわせ観音) | 菩薩
香川県小豆郡土庄町小馬越乙1
やさしさ荘厳さ安らぎ
小豆島の高台にそびえる白亜の巨大な観音像。「しあわせ観音」の名で親しまれ、子安観音寺の檀信徒や小豆島八十八ヶ所を巡礼した人々などの支援を受け、1995年に建立された。フランスのARC+作品コンテストでグランプリを受賞したとされる。胎内には約1万4千体の胎内仏や本尊が安置され、最上階の釈迦殿にはスリランカの佛歯寺から分けられた仏歯(釈迦の歯)が祀られている。釈迦殿の展望室からは瀬戸内海と島の景色を望める。年中無休で8:00~17:00、最終入山16:30。一般拝観料500円。
讃岐國分寺
大日如来像「THE FIRST BUTSUZO」 | 如来
香川県高松市国分寺町国分2065
荘厳さ威厳神秘
四国八十八ヶ所第80番札所・讃岐國分寺の大日如来堂に安置された、高さ約4mの現代の大日如来像「THE FIRST BUTSUZO」。弘法大師・空海が表現した密教の世界観を現代に伝えることを目指し、約15年をかけて造立された。光背に金剛界三十七尊、宝冠に胎蔵界五仏を配し、八頭の獅子が台座を支える。木彫・漆・金箔・彩色などの技法と光の演出を組み合わせている。通常は堂外から大型ガラス越しに拝観でき、2026年10月4日から11月末までの毎週日曜日は堂内で近くから見る特別拝観を実施。時間は9:30~12:00、13:30~16:00、一般1,000円。
金刀比羅宮
木造十一面観音立像 | 菩薩
香川県仲多度郡琴平町892-1
端正さ気高さ静けさ
金刀比羅宮宝物館で公開される、平安時代の木造十一面観音立像。高さ144cm、ヒノキ材の一木造で、もとは神仏習合時代に金刀比羅宮の別当寺だった金光院の観音堂本尊。国の重要文化財に指定されている。失われた台座と持物を除き彩色がよく残り、穏やかで端正な顔、深く整えられた衣のひだに当時の造形を伝える。現在は神社の宝物館所蔵となるが、仏像そのものを鑑賞できる貴重な場所。宝物館は9:00~17:00(最終入館16:30)、一般800円。2026年の開館は土日祝、4月29日~5月6日、10月1日~11月30日(火曜休館、祝日は翌平日休館)、12月30日~1月3日で、臨時変更は公式確認。
志度寺
閻魔大王坐像 | その他
香川県さぬき市志度1102
威厳張りつめた気配深み
四国八十八ヶ所第86番札所・志度寺の閻魔堂に祀られる、室町時代作の木造閻魔大王坐像。寄木造で像高142cm。地獄で死者を裁く王でありながら、この寺では本尊十一面観音菩薩の化身とされ、冠の上に化仏と頭上面をいただく独特の姿で表される。両脇には命をつかさどる司命像(69cm)と善悪の行いを記録する司録像(70cm)を配す。閻魔堂の建物は香川県指定有形文化財(江戸時代)。閻魔堂は毎月17日に御開帳を行うが、開催されない月もあるため事前確認が必要。
清滝山
親不動明王像(高さ約10m) | 明王
香川県小豆郡小豆島町安田乙18-3
力強さ威厳神秘
小豆島八十八ヶ所第14番札所・清滝山の境内西側、切り立った岩壁の下に立つ、高さ約10mの親不動明王像。小豆島霊場会の案内によると、信者が奉納した一万体不動尊の親仏として祀られる。標高約500mの山岳霊場には岩窟が二つあり、慈悲窟には延命地蔵菩薩、降魔窟には立像の不動明王を安置する。本堂前には身体の気になる箇所に触れて祈る金剛触菩薩もあり、巨岩に囲まれた多様な仏像を拝める。車道で山の近くまで行けるが、境内には石段や山道がある。
石門洞
不動明王大石仏 | 明王
香川県小豆郡小豆島町神懸通乙168
力強さ張りつめた気配神秘
小豆島八十八ヶ所第18番札所・石門洞の岩壁に安置された、高さ二丈八尺(約8.5m)の大きな不動明王石仏。石を組み合わせて造られた寄せ石造りで、丹後の田中作治の作と伝えられる。傍らには矜羯羅童子と制多伽童子の像も立ち、巨岩に囲まれた山岳霊場らしい緊張感を生み出す。石門洞は自然の岩の門や洞窟を持つ霊場で、本尊は勝軍地蔵菩薩。岩壁の石仏は本尊とは別に、境内から参拝できる。周辺には石段や山道があり、足元への注意が必要。
竹居観音寺
馬頭観世音菩薩 | 菩薩
香川県高松市庵治町5340-1
神秘静けさ清らかさ
四国本土最北端の竹居観音岬にある竹居観音寺の奥の院。海沿いの参道を進み、岩場に架かる「長命之橋」を渡った先の岩窟に馬頭観世音菩薩を祀る。高松城築城にあたり、生駒親正が城の鬼門の守護として祀ったと伝えられ、のちに高松藩主・松平頼重が勢至菩薩と十一面観世音菩薩を併せて祀ったとされる。海に臨む険しい岩肌と薄暗い洞内が一体となった参拝空間で、一般参拝者も岩窟内で礼拝できる。ただし堂内は撮影禁止。参道は海沿いの岩場を通るため足元に注意が必要。
瀧湖寺奥之院 笠ヶ瀧
不動明王と三十六童子石仏 | 明王
香川県小豆郡土庄町笠滝乙56
力強さ張りつめた気配神秘
小豆島八十八ヶ所第72番札所・瀧湖寺の奥之院で、断崖に築かれた本殿に不動明王を祀る山岳霊場。自然の岩場を鎖につかまって登ると、洞窟の狭い「幸せくぐり」を通って本殿へ至る。山頂近くには不動明王の眷属である三十六童子の石仏が並び、行場にも四国八十八ヶ所の本尊を表した石仏が点在する。困難な参道そのものが修行の場としての性格を伝え、岩肌の仏像を間近に参拝できる。通常の参拝時間は8:00~14:00。急な岩場と鎖場があるため、動きやすい服装と滑りにくい靴が必要。
恵門ノ瀧(恵門之不動)
厄除け不動明王像 | 明王
香川県小豆郡土庄町小部乙159
力強さ威厳張りつめた気配
小豆島八十八ヶ所第81番札所・恵門ノ瀧は、切り立った岩山の中腹に朱塗りの本堂を設けた山岳霊場。石段を登り、鉄鎖につかまって岩場を越えると、巨大な矜羯羅童子・制多伽童子像に迎えられ、本堂で厄除け不動明王を参拝できる。本堂の奥の洞窟には別の本尊不動明王像を祀るが、こちらは三十年に一度だけ開帳する秘仏で、通常は拝めない。弘法大師が岩窟で百日間護摩修行をしたとの伝承があり、現在も厄除けなどの祈願が行われる。急な石段と鎖場を伴うため、登拝には十分な注意が必要。
大興寺
木造金剛力士立像(阿形・吽形) | 天部
香川県三豊市山本町辻4209
力強さ威厳張りつめた気配
四国八十八ヶ所第67番札所・大興寺(小松尾寺)の仁王門に立つ二体一対の金剛力士像。ともに像高3.14mで、四国八十八ヶ所霊場の仁王像として最大級。ヒノキ材の寄木造で彩色を施し、量感に富んだ体躯と躍動する衣の表現に鎌倉時代初期の力強い作風がうかがえる。寺伝では運慶作とされるが、作者は確定していない。二像は香川県指定有形文化財で、四国遍路の参拝者を迎える仁王門の両側から間近に拝観できる。境内は自由参拝で、納経の受付は7:00~17:00。
願興寺
乾漆聖観音坐像 | 菩薩
香川県さぬき市造田是弘1248
端正さ気高さ清らかさ
奈良時代後半、8世紀後半に造られたと考えられる脱活乾漆造の聖観音菩薩坐像で、国の重要文化財。粘土の原型に麻布と漆を重ね、内部の土を取り除いて成形する古代特有の技法による。像高80.9cm。高く結い上げた髻、若々しく端正な顔立ち、胸を飾る精緻な瓔珞が特徴で、当時の都の洗練された仏像表現を伝える。願興寺の本尊は薬師如来で、この聖観音坐像は寺に伝わる別の尊像。実物は収蔵庫に安置され、毎月8日の10:30~12:00に事前申込で拝観できる。
志度寺
木造金剛力士立像(阿形・吽形) | 天部
香川県さぬき市志度1102
力強さ威厳張りつめた気配
四国八十八ヶ所第86番札所・志度寺の仁王門に安置される、鎌倉時代の木造金剛力士立像二躯。阿形の那羅延金剛像は像高304cm、吽形の密迹金剛像は325cmで、ともにヒノキ材を用いた寄木造。隆々とした筋肉や力強い姿勢に鎌倉彫刻らしい迫力がある。運慶の作と伝わるが、作者は確定していない。二躯は香川県指定有形文化財で、像を安置する三棟造の仁王門は寛文10年(1670)頃の建立とされる国指定重要文化財。寺の入口にある門の両脇から拝むことができる。
弥谷寺
金剛拳菩薩像(かなぶつさん) | 菩薩
香川県三豊市三野町大見乙70
力強さ荘厳さ神秘
四国八十八ヶ所第71番札所・弥谷寺の参道、百八階段を上る手前に祀られる「かなぶつさん」こと金剛拳菩薩像。元禄年間(1688~1704)に着手し、約20年をかけて鋳造されたと伝わる、高さ約6mの大きな金属製の仏像。金剛拳菩薩は密教の金剛界に属する十六大菩薩の一尊で、弥谷寺では病からの救済や願いの成就を祈る対象として親しまれる。山中の参道に現れる珍しい尊格の大像を屋外から参拝できる。寺は古くから山岳信仰の霊場で、境内には多くの石段がある。
神恵院・観音寺
木造涅槃仏像(釈迦涅槃像) | 如来
香川県観音寺市八幡町1-2-7
安らぎ深み静けさ
四国八十八ヶ所第68番札所・神恵院と第69番札所・観音寺が同じ境内にある霊場の宝物館に伝わる、国指定重要文化財の木造涅槃仏像。平安時代後期の作で、ヒノキ材を寄木造で組み、彩色を施さず素木のまま仕上げた、全長74cmの釈迦の横臥像。釈迦の入滅を表した木彫の立体像は日本でも数が少なく、流れる衣のひだに力強く美しい彫刻表現が見られる。普段は宝物館に収められ、毎年2月15日の涅槃会と4月8日の花祭りに拝観できる。拝観時間などは寺院に事前確認が必要。
生木地蔵尊
生木地蔵菩薩立像 | 菩薩
香川県観音寺市大野原町大野原1208
神秘親しみ深み
推定樹齢約1200年、樹高約30mの生きた大楠の幹の内部に彫られた、高さ約150cmの地蔵菩薩立像。江戸時代の天保年間、地元の森安利左衛門が病弱な娘ナヲの回復を願って四国遍路を行い、その後3か月ほどかけて大楠に彫ったと伝わる。木が生きたまま成長を続け、現在も樹内の像を地蔵堂のガラス越しに参拝できる、全国でも珍しい信仰の場。地蔵像と大楠は観音寺市の指定文化財(天然記念物)として守られており、長寿や病気平癒を祈願する人が訪れる。駐車場あり。