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仏像との縁は、選ぶというより、ふと現れるものかもしれません。あなたのマイブッダにつながる仏スポットを検索できます。

郷照寺

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万体観音像 | 菩薩

香川県綾歌郡宇多津町1435

荘厳さ深み静けさ

四国八十八ヶ所第78番札所・郷照寺の大師堂脇から階段を下りた地下に、数万体とも紹介される小さな観音像を安置した「万体観音洞」がある。薄暗い回廊の壁面いっぱいに金色の観音像が連なり、参拝者は像に囲まれた通路を歩きながら礼拝できる。寺では水子供養や先祖供養のため、一霊につき一体の観音像を奉納し、供養期間後も永代に安置する。寺の本尊は阿弥陀如来で、万体観音はそれとは別の参拝対象。観音洞は一般参拝者も入れ、拝観時間は8:00~17:00と案内されている。

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総本山善通寺

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百八羅漢像 | その他

香川県善通寺市善通寺町3-3-1

親しみ深み静けさ

四国八十八ヶ所第75番札所・総本山善通寺の西院、御影堂の北にある護摩堂横の回廊に安置された108体の羅漢像。江戸時代後半に造られ、もとは東院の金堂で本尊薬師如来を囲む「五百羅漢」として祀られていた。現在残る108体が西院へ移され、一体ごとに異なる姿と表情を間近に拝むことができる。東院の塀沿いには2006年に奉納された別の石造五百羅漢像群もあるが、ここで紹介するのは江戸時代の108体。回廊は通常の参拝動線にあり、法要中は通行が制限される場合がある。

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総本山善通寺

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金剛界四仏(阿閦如来・宝生如来・阿弥陀如来・不空成就如来) | 如来

香川県善通寺市善通寺町3-3-1

荘厳さ威厳神秘

四国八十八ヶ所第75番札所・総本山善通寺の五重塔初層には、密教の金剛界五智如来のうち四尊が心柱を囲んで安置されている。東の阿閦如来は白象、南の宝生如来は馬、西の阿弥陀如来は孔雀、北の不空成就如来は金翅鳥に乗り、それぞれ異なる姿を見せる。中心となる大日如来は五層目の厨子内に安置された非公開の尊像で、特別公開でも拝観対象ではない。現在の五重塔は明治35年(1902)完成の国指定重要文化財で、毎年ゴールデンウィークに初層・二層を特別公開する。2026年の公開は4月26日~5月6日、9:00~16:00(最終受付15:30)、大人500円。次回日程は公式確認が必要。

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八栗寺

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金剛界大日如来像 | 如来

香川県高松市牟礼町牟礼3416

荘厳さ気高さ神秘

四国八十八ヶ所第85番札所・八栗寺の多宝塔に安置される、昭和を代表する仏師・松久宗琳作の金剛界大日如来像。像高は一尺八寸(約55cm)。朱塗りの多宝塔は昭和59年(1984)、弘法大師入定1150年の御恩忌に建立された、総ヒノキ造りの鎌倉様式を用いた建物。堂内には金剛界・尊勝曼荼羅、八祖大師と十二天が極彩色で描かれ、写経も納められている。大日如来像を拝めるのは正月三が日の開扉時で、それ以外は通常非公開。五剣山の中腹にある寺院にはケーブルカーでも参拝できる。

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東光寺

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木造薬師如来坐像 | 如来

香川県丸亀市本島町甲生261

端正さ気高さ安らぎ

瀬戸内海の本島にある東光寺の本尊で、平安時代後期に造られた国指定重要文化財の木造薬師如来坐像。像高142.5cmという地方では珍しい大きさで、ヒノキの寄木造に漆を塗り金箔を施した優雅な姿を見せる。左手には薬壺を載せ、右手は恐れを取り除く施無畏印を結び、穏やかな顔立ちや流れる衣のひだに定朝様式の特色が表れる。脇には鎌倉時代の不動明王立像と毘沙門天立像が安置される。無住寺院のため通常は自由拝観できないが、管理する正覚院などを通じて事前に申し込めば、1985年に建てられた収蔵庫で実物を参拝できる。

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総本山善通寺

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木造地蔵菩薩立像 | 菩薩

香川県善通寺市善通寺町3-3-1

静けさ端正さ深み

総本山善通寺の宝物館に伝わる、平安時代後期の木造地蔵菩薩立像。高さ約116cm、杉材から彫り出した一木造の像で、香川県内の地蔵菩薩像では最も古い作例とされる国指定重要文化財。僧侶の姿で袈裟をまとい、右手に錫杖、左手に宝珠を持つ。静かで落ち着いた佇まいには、あらゆる境遇の人々を救う地蔵信仰の深さが感じられる。宝物館では善通寺の寺宝約30点を「寺宝名品展」として展示しており、地蔵菩薩像も重要な所蔵彫刻のひとつ。宝物館の拝観は御影堂で受け付ける戒壇めぐりとの共通券で、8:00~17:00(最終受付16:30)、大人700円。寺行事や展示替えにより実物が見られない場合があるため事前確認が必要。

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綾川町立生涯学習センター

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木造十一面観音立像 | 菩薩

香川県綾歌郡綾川町滝宮318

気高さ端正さ静けさ

平安時代中期(10世紀)に造られたと考えられる像高176.3cmの十一面観音菩薩立像で、国指定重要文化財。頭部から足元までの主要部を一本のカヤ材から彫り出した一木造で、内部を刳り抜かず、均整のとれた立ち姿と渦巻状・波状の衣文に古代の彫刻技法が見られる。もとは滝宮神社の別当寺・龍燈院綾川寺の観音堂本尊だったが、明治初年の廃寺後は堂床地区の人々が守り伝えた。現在は綾川町立生涯学習センターの専用展示室に安置され、2024年7月30日から公開が再開。寺院ではなく公共施設だが、古来の信仰像を間近で鑑賞できる貴重な場所。館内は撮影禁止。開館日・展示状況は事前確認を。

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鷲峰寺

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木造四天王立像(持国天・増長天・広目天・多聞天) | 天部

香川県高松市国分寺町柏原632-3

力強さ威厳荘厳さ

根香寺の奥之院とされる鷲峰寺には、国指定重要文化財の木造四天王立像四躯が伝わる。持国天・増長天・広目天・多聞天の像高はいずれも約1mで、ヒノキ材の寄木造、玉眼を用いた鎌倉時代後期から南北朝時代の彫像と考えられている。古い仏像の様式を意識した造形と、力強い甲冑表現が見どころ。四像は本堂への参道沿いにある収蔵庫に横一列で安置され、事前予約の拝観では収蔵庫の入口から四像を拝む形式が確認されている。常時開放ではないため、希望者は寺院へ事前連絡が必要。

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本山寺

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前立馬頭観世音菩薩(三面八臂像) | 菩薩

香川県三豊市豊中町本山甲1445

力強さ張りつめた気配威厳

四国八十八ヶ所第70番札所・本山寺は、四国霊場で唯一、馬頭観音を本尊とする寺院。頭上に馬の頭をいただき、三つの顔と八本の腕を持つ憤怒の観音として、煩悩を断ち切り、交通安全や家畜・ペットの守護を願う人々に信仰されている。国宝の本堂には、本尊の姿を写した前立馬頭観音像が伝わり、京都の仏師・北川運長の作とされる。御本尊は明治39年(1906)を最後に開帳されていない秘仏で、前立像も平時は公開されない。2026年の午年に合わせ、前立像は4月25日~5月17日に特別開帳された。さらに同年10月31日~11月23日にも9:00~16:00、拝観料700円で特別開帳を予定。御本尊そのものと前立像を取り違えず、実際の公開日を確認して参拝したい。

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田ノ口薬師(月光山東照寺)

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薬師瑠璃光如来 | 如来

香川県東かがわ市白鳥352

神秘安らぎ深み

東かがわ市白鳥の田ノ口薬師は、厄除けの寺として信仰を集める真言宗寺院。正式名は月光山東照寺で、行基を開基と伝える。本堂に祀る本尊・薬師瑠璃光如来は、高さ2尺3寸(約70cm)の乾漆塑像とされる。寺伝では、弘法大師空海が弘仁12年(821)、満濃池改修の帰途に立ち寄り、インド・中国・讃岐の三つの土を用いて造立したという。また、弘法大師の弟子・実慧が承和4年(837)に訪れ、日本三薬師の一つと称したとも伝わる。現在も人々の健康と厄除けを祈る場として親しまれ、本堂内では靴を脱いで参拝できる。拝観は7:00~17:00、無料。地下の胎内巡りは2026年5月14日から修繕のため休止している。

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碁石山

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浪切不動明王石仏 | 明王

香川県小豆郡小豆島町苗羽

力強さ神秘親しみ

小豆島八十八ヶ所第2番札所・碁石山は、岩窟の本堂「鳳凰窟」に浪切不動明王を祀る山岳霊場。本堂の真上にある崖の行場には、「浪切さん」と親しまれる浪切不動明王の石仏が祀られ、愛らしさを感じさせる表情が特徴となっている。海を見下ろす霊場で、航海の安全や災難除けを願う信仰が続く。岩窟の本堂では僧侶の在山時に護摩祈祷も受けられ、岩肌の行場と瀬戸内海の眺望が印象深い。参拝時間は8:00~16:00。石仏へは斜面の参道を進むため、足元に注意が必要。

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本山寺

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木造金剛力士立像(阿形・吽形) | 天部

香川県三豊市豊中町本山甲1445

力強さ威厳張りつめた気配

四国八十八ヶ所第70番札所・本山寺の入口、仁王門の左右に安置された木造金剛力士立像二躯。朱色を残す像は、口を開く阿形と口を結ぶ吽形の一対で、力強い体躯と厳しい表情を見せ、巡礼者を迎える門を守っている。二躯は平成9年(1997)に香川県指定有形文化財となった。像を安置する仁王門そのものも国の重要文化財で、和様・禅宗様(唐様)・大仏様(天竺様)の要素が混じる特徴的な八脚門として知られる。国宝の本堂や五重塔が建つ境内への入口で、一般参拝者も門の両脇から像を拝観できる。像の制作年代と作者は確定できる資料が確認されていないため記載しない。

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白峯寺

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木造吉祥天立像 | 天部

香川県坂出市青海町2635

気高さ端正さ清らかさ

四国八十八ヶ所第81番札所・白峯寺の宝物館に安置されている、平安時代の木造吉祥天立像。高さ約44cmの小像ながら、カヤ材から台座とともに彫り出された一木造の姿に、古い時代の仏教彫刻の趣が残る。福徳や吉祥をもたらす天女・吉祥天として、もとは境内の弁天堂に祀られていたが、文化財保護のため実物が宝物館へ移され、弁天堂には複製像が安置されている。昭和50年(1975)に香川県指定有形文化財となった。実物を拝観するには10日前までに寺院へ予約が必要で、受付時間は9:00~15:00。成人の宝物館入館料は700円で、境内への入山奉賛金200円は別途必要。

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石手寺

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木造金剛力士立像(阿形・吽形) | 天部

愛媛県松山市石手2-9-21

力強さ威厳張りつめた気配

四国八十八ヶ所第51番札所・石手寺の国宝二王門に安置された、阿形と吽形の木造金剛力士立像2躯。像高は阿形256.6cm、吽形249.3cmで、ともにヒノキ材の寄木造。筋肉や身振りを写実的かつ力強く表した鎌倉時代の像で、運慶派の作風を示す。江戸時代の修理記録には、吽形の像内から仁治元年(1240)の年紀を持つ紙片が見つかったとあり、この頃の制作と考えられる。2躯は2022年に国の重要文化財(彫刻)に指定された。1318年建立と伝わる二王門は国宝で、参道から両像を拝観できる。

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太山寺

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木造金剛力士立像(2躯) | 天部

愛媛県松山市太山寺町1730

力強さ威厳荘厳さ

四国八十八ヶ所第52番札所・太山寺の二王門に安置される木造金剛力士立像2躯。約270cmの大型像で、針葉樹材(ヒノキの可能性)による一木割矧造。鎌倉時代後期の二王門より古い、平安時代後期(12世紀)の制作と様式から推定される。頭髪を髻だけ残して剃り上げた独特の姿を持ち、平安時代の金剛力士像として全国的にも珍しい。2024年に愛媛県指定有形文化財(彫刻)に指定され、二王門の建物は国の重要文化財。門は参道の途中にあり、金剛力士像を参道から拝観できる。

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梅之堂

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木造阿弥陀如来及び両脇侍坐像(梅之堂三尊仏) | 如来

愛媛県八幡浜市徳雲坊

端正さ安らぎ深み

八幡浜市の梅之堂に安置される国指定重要文化財「木造阿弥陀如来及び両脇侍坐像」。中尊の阿弥陀如来と観音・勢至両菩薩からなる平安時代末期の三尊で、ヒノキ材の寄木造・漆箔仕上げ。中尊は像高139.1cmで、柔和で均整のとれた姿が特徴。定朝の流れをくむ仏師の作といわれるが、作者個人は確定していない。もとは地蔵・龍樹両菩薩を加えた五尊形式で、その二尊は現在奈良国立博物館に所蔵される。普段は非公開だが、八幡浜市の案内では5~12月の第2日曜日、8月15日、10月19日に9:00~15:00、予約なしで拝観できる。4月16日も公開日とする県観光サイトの案内があり、出発前の確認が望ましい。

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大宝寺

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木造阿弥陀如来坐像(本堂安置)・木造釈迦如来坐像・木造阿弥陀如来坐像 | 如来

愛媛県松山市南江戸5-10-1

安らぎ端正さ荘厳さ

松山市の大宝寺は国宝の本堂に平安時代の国指定重要文化財の如来像3躯を伝える。中心となる木造阿弥陀如来坐像(本堂安置)は像高137.9cmの寄木造で、丸い面相と緩やかな衣文に定朝様の穏やかな造形が見られる。寺では古くから薬師如来としても信仰され、制作した仏師は不明。同じ堂内には一木造の木造阿弥陀如来坐像(68.2cm)と木造釈迦如来坐像(83.6cm)もあり、いずれも平安時代の仏像として重要文化財に指定されている。国宝本堂は鎌倉時代前期の建築。通常の堂内拝観はできないが、毎年3月28日の開扉日に三像を含む堂内の仏像を拝観できると案内されている。

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瑞龍寺(沖浦観音)

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木造十一面観音立像 | 菩薩

愛媛県大洲市長浜町沖浦丙2053

端正さ神秘気高さ

伊予灘を望む大洲市長浜町の瑞龍寺に伝わる、国指定重要文化財の木造十一面観音立像。平安時代制作の一木造で、像高163.6cm。やや面長の端正な顔立ちと、写実性を帯びた均整のとれた体つきが特徴。平家滅亡後に長門国の阿弥陀寺から清盛寺へ移り、江戸時代に大洲藩主加藤泰恒が海上安全を祈願して現在地に祀ったと伝わる。普段は公開されず、毎年4月第1日曜日の春季大祭に本尊が御開帳される。2026年は4月5日に開催された。寺では現在も海上安全や家内安全を願う観音法要を営み、親しまれている。

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善光寺

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木造薬師如来坐像(および二天十二神将) | 如来

愛媛県北宇和郡鬼北町小松1557

安らぎ端正さ荘厳さ

鬼北町の医王山善光寺に伝わる木造薬師如来坐像。像高約70cm、ヒノキ材の寄木造で、右手に施無畏印を結び、左手に薬壺を載せる姿だが、薬壺は欠失している。鬼北町の解説では鎌倉時代の作とされ、愛媛県の文化財解説では像内に正平13年(1358)の銘があると記される。作者は確認されていない。薬師如来像と、堂内奥に並ぶ江戸時代の二天・十二神将像は鬼北町指定有形文化財。像を安置する茅葺きの薬師堂と厨子は室町時代の禅宗様建築で国の重要文化財に指定されている。県の公式観光サイトは薬師堂・厨子を常時公開と案内し、県庁の紹介記事も堂内で薬師像や二天十二神将を見られることを伝えている。

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高龍寺

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千手観世音菩薩(船玉様) | 菩薩

愛媛県今治市吉海町名2916-2

神秘荘厳さ深み

瀬戸内海・大島の亀老山高龍寺本堂に祀られる千手観世音菩薩。寺伝では鎌倉の仏師・安阿弥に造らせたとされるが、作者は確定していない。寺の歴史解説では現存する本尊は一木造という。聖徳太子が海難に遭った際、亀に乗った千手観音の導きで助かったという創建伝説から、航海の守り仏「船玉様」として信仰され、河野氏や村上海賊の祈願寺としても歴史を重ねた。秘仏の本尊は33年に一度開帳され、寺の公式案内では2026年11月23日に御開帳の法要を行い、24~27日13:00~15:00、28~29日13:00~17:00にも公開予定。11月28日14時からは法要・講演会のため入堂できない場合がある。通常の境内参拝は8:00~17:00、無料。

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