仏スポット絞り込み検索
仏像との縁は、選ぶというより、ふと現れるものかもしれません。あなたのマイブッダにつながる仏スポットを検索できます。
醫王山 慶徳寺
四天王(持国天・増長天・広目天・多聞天) | 天部
埼玉県比企郡滑川町中尾812
力強さ威厳荘厳さ
慶徳寺の四天王像は、寺の総門となっている四天王門に安置される持国天・増長天・広目天・多聞天の4躯で、滑川町指定有形文化財。いずれも寄木造で、江戸時代中期の作と考えられている。四天王門はもともと薬師堂の門だったとされ、元文4年(1739)の寺院火災でも薬師堂とともに焼失を免れ、現在まで残る。寺院公式でも四尊それぞれの姿と持物を紹介しており、門をくぐりながら四方を守護する四天王を実際に拝める点が特徴である。
神移山 茂林寺
舟乗観音(木造聖観音菩薩立像) | 菩薩
埼玉県秩父郡横瀬町芦ヶ久保200
神秘やさしさ深み
茂林寺の舟乗観音は、舟に乗る姿で表された像高87cmの木造聖観音菩薩立像で、横瀬町指定有形文化財。もとは日向山山中の小堂に安置され、江戸から飯能・芦ヶ久保を経て秩父へ入る巡礼路で「手引き観音」として信仰された。像を納める厨子は宮殿造りの荘厳なもので、安永8年(1779)の江戸浅草田原町の仏師・塗師の銘が残り、江戸時代の高度な造形技術を伝える。舟に立つ観音という珍しい姿と巡礼路の歴史が一体になった像で、横瀬町観光情報では常時公開。現地では建物の外から舟乗観音を拝むことができる。
大宮観音 慈眼寺
木造千手観世音菩薩立像(秘仏本尊) | 菩薩
埼玉県さいたま市西区水判土462
荘厳さ神秘気高さ
大宮観音慈眼寺の本尊・千手観世音菩薩は、観音堂の宮殿に安置される秘仏。寺伝では天長3年(826)に慈覚大師円仁が一刀三礼して彫刻したと伝えられ、寺はこの観音を中心に長く信仰を集めてきた。さいたま市の文化財資料では木造千手観音像とされ、平安時代後期から鎌倉時代初期に遡る可能性が指摘される古像である。御開帳は12年に一度の午年に行われ、創建1200周年に当たる2026年4月11日~17日には第100回御開帳が実施された。普段は観音堂自体を毎日10:00~16:00に参拝できるが、本尊そのものを拝める機会は限られる。
八幡山 無量院 泉福寺
木造阿弥陀如来坐像・両脇侍立像(観音菩薩・勢至菩薩) | 如来・菩薩
埼玉県比企郡滑川町大字和泉1681
端正さ安らぎ深み
泉福寺の木造阿弥陀如来坐像は、平安時代末から鎌倉時代初期にかけての作とされる国指定重要文化財。像高84.3cmで、平安後期を代表する仏師・定朝の流れを汲む優美な作風を伝え、像内には建長6年(1254)の修理銘が残る。左右には県指定有形文化財の観音菩薩・勢至菩薩立像(像高105.8cm・105.6cm)が脇侍として並び、阿弥陀三尊としてまとまって拝観できる。通常の自由拝観ではないが、希望日の約1か月前までに滑川町教育委員会へ申請すれば、町職員立会いのもと収蔵庫で拝観できる。国指定の古像を現地で予約拝観できる、埼玉県内でも質の高い観仏先である。
小淵山 正賢寺 観音院
秘仏本尊 聖観世音菩薩像(木造菩薩立像) | 菩薩
埼玉県春日部市小渕1634
神秘気高さ荘厳さ
小淵山観音院の本尊・聖観世音菩薩像は、開基以来60年に一度、丙午の年にのみ御開帳される秘仏の木造菩薩立像。寺院では飛鳥時代の木仏と推定している。高髻を結び、左腕を曲げ、右腕を緩やかに下げて立つ姿で、観音菩薩像とみなされている。寺伝『小淵山本尊記』では、正嘉2年(1258)の洪水の際に利根川岸の蘆の中から現れた尊像と伝え、その後霊験を示して広く信仰を集めたという。2026年は60年に一度の丙午に当たり、9月19日から10月4日まで特別御開帳が行われる。生涯でも出会える機会が極めて限られる、観音院を象徴する本尊である。
吾庵山 金乗院(山口観音)
木造千手観音立像(裏観音) | 菩薩
埼玉県所沢市上山口2203
やさしさ端正さ深み
金乗院(山口観音)の木造千手観音立像は、33年に一度御開帳される秘仏本尊とは別に「裏観音」として安置される所沢市指定有形文化財。檜材の寄木造で総高77.2cm。柔和な面貌や流麗な衣文線、腰部を太めに造る表現には平安時代後期の藤原様の特色が残る一方、目鼻立ちや体のこなし、玉眼の使用などから鎌倉時代に入ってからの造立と考えられている。所沢市内では最古級の仏像の一つで、秘仏本尊とは異なり、参拝に訪れれば実像を拝観できる。古仏としての質と公開性の両方を備えた観仏先である。
常木山 十輪寺
木造金剛力士立像(阿形・吽形) | 天部
埼玉県秩父郡小鹿野町小鹿野1823
力強さ威厳荘厳さ
十輪寺の仁王門に安置される木造金剛力士立像は、阿形187.7cm、吽形187.0cmの一対で、埼玉県指定有形文化財。室町時代の作で、ともに檜材の寄木造、彫眼、彩色による。現在も仁王門の左右に阿吽の姿で立ち、境内を訪れた参拝者が実像を拝観できる。2躯とも約1.9mに達する大型像で、秘仏ではなく歴史ある仁王像を現地で見られる点が大きな魅力である。
高麗山 聖天院 勝楽寺
木造不動明王及び両脇侍像(矜羯羅童子・制吒迦童子) | 明王
埼玉県日高市新堀990-1
威厳力強さ荘厳さ
聖天院本堂の本尊・木造不動明王坐像は、像内の銘札から天正8年(1580)に鎌倉仏師・大蔵法眼が造立したことが判明する日高市指定有形文化財。像高38cmで、胎内には弘法大師作と伝える二寸五分の不動明王立像を納める。寛永元年(1624)には像高45cmの矜羯羅童子と45.6cmの制吒迦童子が新造され、三尊一具となった。寺院公式では本堂に本尊として安置され、拝観時間は8:00~17:00(最終受付16:30)。制作年代が明確で、中尊の作者も判明する不動三尊を通常拝観できる、日高市を代表する観仏先の一つである。
長栄寺
木造朱漆塗り大閻魔像(閻魔大王) | その他
埼玉県所沢市牛沼52
威厳力強さ神秘
長栄寺の閻魔堂に安置される木造朱漆塗りの大閻魔像は、高さ約290cm。所沢市と所沢市まちづくり観光協会は、木造の閻魔像として関東随一の大きさと紹介している。もとは牛沼柳原の浄土宗厳浄寺(廃寺)にあり、明治初年に現在地へ移されたと伝わる。現在も閻魔堂内に安置され、窓越しにその実像を拝観できる。約3mの木造閻魔大王を現地で見ることができる、所沢を代表する個性的な仏教彫刻スポットである。
大鱗山 雲洞院 天龍寺(子ノ権現)
木造不動明王立像 | 明王
埼玉県飯能市南461
力強さ威厳深み
子ノ権現天龍寺本堂左側壇上の木造不動明王立像は、像高101.7cmの一木造で、飯能市指定有形文化財。長年の護摩の香煙で表面が黒ずみ、忿怒相が一層厳しく見えるが、丸顔、肉付きのよい体躯、簡素な衣などには藤原様式の特色が残り、12世紀を下らない頃の平安仏と考えられている。両腕と膝下は後補。足腰守護で知られる子ノ権現の本堂に現存し、観光協会の現行案内では参拝時間は9:00~17:00(冬期は16:00まで)。通常参拝時に外陣から古仏の姿を拝観できる。
無量山 浄光院 大経寺
円空作 木造千手観音立像 | 菩薩
埼玉県八潮市大字八條3877
神秘力強さ深み
大経寺観音堂の木造千手観音立像は、寛文8年(1668)頃の制作と推定される円空作の大像で、埼玉県指定有形文化財。像高243cmに達し、埼玉県内最大の円空仏で、全国の円空仏の中でも極めて大きい作例の一つとされる。頭部に十一面を刻み、体の前面の大手4本に加え、千手を象徴する24本の脇手を備える。下半身には欅の臼を縦割りにして重ねた転用材を用い、上半身は杉材で造るという異例の構成も大きな特徴。秘仏で、2026年は6年ぶりに4月10日から20日まで御開帳された。巨大さと円空独特の造形を現地で体感できる、県内屈指の観仏対象である。
長谷寺
十一面観世音菩薩 | 菩薩
秋田県由利本荘市赤田字上田表115
荘厳さやさしさ威厳
長谷寺大仏殿に安置され、「赤田の大仏」として親しまれる十一面観世音菩薩立像。是山泰覚が奈良・鎌倉の長谷寺にあやかり天明4年(1784)に造立を発願し、天明6年(1786)に初代像が完成した。明治21年(1888)の火災で焼失したのち、現在の像は明治25年(1892)に復元され、明治29年(1896)に開眼。像高7.878mの木造金箔押しの巨大な観音像で、由利本荘市指定有形文化財となっている。大仏殿も国登録有形文化財で、堂内は自由に参拝できる。
恩徳寺
阿弥陀如来・観世音菩薩・勢至菩薩 | 如来
秋田県鹿角市花輪字上花輪11
やさしさ深み静けさ
恩徳寺に伝わる木造弥陀三尊で、中尊の阿弥陀如来に観世音菩薩と勢至菩薩を配する。3躯はいずれも檜の寄木造・漆箔で、極楽浄土から念仏者を迎える来迎の姿を表し、都の仏師による鎌倉時代後期の作とみられている。寺伝では、源平合戦の際に鹿角から出陣して戦死した武士の従者が、主君の菩提を弔うため讃岐国から持ち帰ったとされる。中尊は「黒仏」とも呼ばれ、患部と同じ場所をさすると快癒すると信仰されてきた。秋田県指定有形文化財。
全良寺
阿弥陀如来 | 如来
秋田県秋田市八橋本町6丁目5-30
荘厳さ端正さ静けさ
全良寺本堂に安置される銅造阿弥陀如来坐像。頭部・躰部・両膝部・両手を分けて鋳造し、木彫像の寄木造に似た方法で接合した大型の鋳銅仏である。平安時代後期の作風を受け継ぎながら、衣文や体躯の表現などから鎌倉時代の制作と考えられている。当時の金銅仏は小像が多く、このような如来形の大作は極めて珍しい。国指定重要文化財。
大龍寺
釈迦牟尼仏 | 如来
秋田県男鹿市船川港船川字鳥屋場34
静けさ安らぎ荘厳さ
男鹿半島の高台に建つ曹洞宗・大龍寺の本尊として祀られる釈迦牟尼仏。大龍寺は日本海を望む庭園と伽藍でも知られ、境内には観音菩薩像をはじめ数多くの仏像が安置されている。鐘楼を兼ねた多宝塔「龍王殿」では大梵鐘を撞くこともでき、仏像参拝とともに禅寺の静かな空間を体感できる。男鹿駅から徒歩約7分と訪れやすく、年間を通して一般参拝を受け入れている。
湯殿山龍泉寺
十一面観音菩薩 | 菩薩
秋田県能代市清助町7-23
力強さ神秘深み
湯殿山龍泉寺に伝わる木造十一面観音菩薩立像。江戸時代に各地を巡りながら数多くの仏像を刻んだ僧・円空の初期の作とされる。大胆な鑿跡を生かした素朴で力強い造形に円空仏ならではの特徴が見られ、秋田県指定有形文化財となっている。龍泉寺にはこの像のほか、鎌倉時代の金銅造薬師如来立像など貴重な仏像が伝えられている。
誓願寺
千手十一面観音菩薩 | 菩薩
秋田県鹿角市十和田毛馬内字城の下69
やさしさ荘厳さ神秘
誓願寺の観音堂に安置される木造千手十一面観音菩薩像。白根金山で選鉱に従事していた勝女が、信仰を同じくする人々とともに千手観音を勧請したことに始まると伝えられる。寄木造で漆を施し金箔で荘厳された像で、合掌する二手を除く各手に持物をとり、環状の光背を負う。江戸時代初期の像容を伝える入念な作で、像高106cm。享保10年(1725)に観音堂とともに現在地へ移され、現在は誓願寺の秘仏として毎年5月17日に開帳される。鹿角市指定有形文化財。
普傳寺
不動明王 | 明王
秋田県秋田市大町4丁目5-37
力強さ威厳張りつめた気配
普傳寺の本尊として祀られる木造不動明王坐像。「厄除不動」として信仰を集め、鎌倉時代の名匠・運慶の作風を伝える像とされる。普傳寺は1600年代初頭、佐竹家の武将でもあった宥玄和上によって開かれ、秋田藩主佐竹義宣を開基とする真言宗智山派の寺院。不動明王坐像は秋田市指定文化財で、東北三十六不動尊霊場第7番札所の本尊として現在も信仰されている。
妙覚寺
延命地蔵菩薩 | 菩薩
秋田県秋田市旭北寺町4-45
親しみ安らぎ静けさ
妙覚寺の境内に祀られる大きな延命地蔵菩薩像。「妙覚寺の大仏」とも呼ばれ、北秋田市の「鎌沢の大仏」、由利本荘市の「赤田の大仏」とともに秋田県内三大大仏の一つとして紹介されている。秋田市中心部の寺町に位置し、境内は年間を通して参拝者に開放されている。延命地蔵菩薩の前では年に一度の大祭も営まれ、現在も地域の信仰を集める地蔵尊である。
白津山正法院
丈六延命地蔵菩薩 | 菩薩
秋田県北秋田市鎌沢字家ノ南45
やさしさ荘厳さ威厳
白津山正法院の大仏殿に安置され、「鎌沢の大仏」として親しまれる丈六延命地蔵菩薩像。高さ4.82mの木造寄木造による半跏像で、秋田県内三大大仏の一つに数えられる。像の顔の内側に残る墨書から、延享2年(1745)に蔵之丞によって造られたと伝わる。「汗かき地蔵」「弾丸よけ地蔵」とも呼ばれ、悪疫退散、長寿福禄、家内繁栄、安産育児などを願う人々の信仰を集めてきた。北秋田市指定有形文化財で、現在も大仏殿で自由に参拝できる。