仏スポット絞り込み検索
仏像との縁は、選ぶというより、ふと現れるものかもしれません。あなたのマイブッダにつながる仏スポットを検索できます。
雲昌寺
釈迦牟尼仏 | 如来
秋田県男鹿市北浦北浦字北浦57
静けさ清らかさ安らぎ
男鹿半島北部にある雲昌寺の本堂に祀られる釈迦牟尼仏。江戸時代に建立された本堂の本尊で、大阪の仏師によって造られたことを示す墨書が残り、説法する姿の釈迦牟尼像として伝えられている。雲昌寺は境内を埋める青いアジサイでも広く知られ、毎年多くの参拝者が訪れる。境内には本尊のほか、龍頭観音菩薩、文殊菩薩、地蔵などの仏像も点在し、花の名所としてだけでなく仏像を巡りながら参拝できる寺院となっている。
赤神神社五社堂
十一面観音菩薩 | 菩薩
秋田県男鹿市船川港本山門前字祓川35
やさしさ神秘深み
赤神神社五社堂の客人権現堂に安置される、江戸時代前期の僧・円空作の木造十一面観音菩薩立像。シナノキの板材から彫り出した一木造で、像高171cm。大胆な鑿跡を残しながらも、穏やかな表情と均整のとれた姿に円空初期の特徴がよく表れている。保存状態も良好で、円空の秋田での足跡と作風の変遷を伝える貴重な像として秋田県指定有形文化財となっている。五社堂は鬼が一夜で築いたと伝わる999段の石段の先にあり、男鹿のなまはげ伝説とも深く結びつく参拝地である。
蚶満寺
金剛力士(仁王) | 天部
秋田県にかほ市象潟町字象潟島2
力強さ威厳張りつめた気配
蚶満寺の山門に安置される金剛力士像。蚶満寺は寺伝によれば仁寿3年(853)に慈覚大師円仁によって開かれたとされる古刹で、松尾芭蕉が「おくのほそ道」の旅で訪れたことでも知られる。江戸時代の建造とされる山門には、矢島藩主・生駒氏から寄進されたと伝わる一対の仁王像が安置され、寺域を守護している。象潟を代表する歴史的な参拝地で、境内には芭蕉句碑や親鸞上人腰掛の石なども残り、現在も一般に公開されている。
樹温寺
三十三観音 | 菩薩
秋田県北秋田市木戸石字東畑番外地
やさしさ親しみ静けさ
樹温寺の観音堂に安置される三十三観音像。名称は「三十三観音」だが、実際には34体の観音像が祀られている。樹温寺は大永元年(1521)に開かれ、寛永17年(1640)頃に現在地へ移ったと伝えられる曹洞宗寺院。境内の庭園はツツジの名所としても知られ、花の時期には多くの見学者が訪れる。観音像と庭園をあわせて巡ることのできる、一般参拝者にも開かれた仏スポットである。
雲巌寺
金剛力士(仁王) | 天部
秋田県仙北市角館町白岩前郷33
力強さ威厳張りつめた気配
雲巌寺の山門に安置される一対の金剛力士像。秋田民謡「ドンパン節」の作者としても知られ、「東北の左甚五郎」と称された名工・高橋市蔵(円満造)によって制作された。境内にあった大木が落雷で枯れたことを惜しんだ住職が制作を依頼したと伝えられ、2体は1本の大木の上部と下部からそれぞれ彫り出されている。力強く躍動感のある姿で山門を守り、角館町で最も古いとされる雲巌寺を訪れる人々を迎える。境内には秋田県指定有形文化財の白岩焼千体仏も伝わる。
天寧寺
阿弥陀如来 | 如来
秋田県仙北市角館町上新町10
深み静けさ荘厳さ
角館の天寧寺境内に祀られる青銅製の阿弥陀如来坐像。幼くして亡くなった角館領主・蘆名千鶴丸の供養のために造られた大仏で、鋳物師・佐藤佐治兵衛の作と伝えられる。千鶴丸は承応2年(1653)に天寧寺で事故により亡くなり、蘆名氏は断絶した。大仏の台座には、その事故にまつわる沓脱石が用いられたと伝わる。天寧寺は蘆名氏ゆかりの菩提寺で、角館の歴史を感じながら参拝できる寺院である。
大圓寺
阿弥陀如来 | 如来
秋田県鹿角市十和田大湯字大湯147
荘厳さやさしさ親しみ
大圓寺の境内に立つ、高さ約5mの阿弥陀如来像。「大湯大仏」と呼ばれ、寺伝では江戸時代中期の大洪水の際に仏像の頭部だけが流れ着いたと伝えられている。像の制作年代は不詳だが、残された頭部をもとに平成20年(2008)に現在の姿へ復元された。大圓寺は大湯温泉にある寺院で、境内には樹齢約2000年と伝わる巨大な門杉も立ち、大仏とともに地域の歴史と信仰を伝えている。
横手公園
平和観音 | 菩薩
秋田県横手市城山町
やさしさ静けさ安らぎ
横手公園の観音台に立つ平和観音像。戦没者の慰霊と平和への祈りを込め、横手市遺族会、市社会福祉協議会、市仏教会などと一般市民の協力によって建立された。岡崎市の石仏師・石田観仙の作で、花崗岩を用い、蓮座を含む像高は4.78m、自然岩の台座は2.37m。昭和40年(1965)11月に完成し、現在は横手城跡を整備した横手公園の名所の一つとして親しまれている。
常在院
地蔵菩薩 | 菩薩
秋田県男鹿市北浦真山字白根坂台134
神秘深み静けさ
真山集落の小堂に安置される「真山の万体仏」。三間四方の堂内では、床下から四方の壁、天井にいたるまで杉材で彫られた小さな地蔵菩薩像約1万2千体が整然と並び、空間を埋め尽くしている。正徳4年(1714)に僧・普明が建立したとの伝承があり、不幸な死を遂げた弟子や幼くして亡くなった子どもたちの供養のために地蔵菩薩を彫り続けたとも伝えられる。現在も地域の信仰を集め、秋田県指定有形民俗文化財となっている。なまはげ館や真山神社にも近く、基本的に常時自由に拝観できる。
西法寺
三十三観音 | 菩薩
秋田県横手市平鹿町上吉田字吉田51
やさしさ親しみ安らぎ
西法寺の境内に祀られる、第1番から第33番までの観音像。境内を歩きながら一体ずつ観音菩薩を巡って参拝することができ、このほか「ぽっくり地蔵」や「ぼけ除け観音」など親しみやすい仏像も祀られている。西法寺は、日常の中でも気軽に寺を訪れてほしいという考えのもと一般参拝者を受け入れており、境内には秋田県内最大級の大梵鐘もある。多くの仏像を巡りながら静かに手を合わせられる、開かれた寺院である。
鋸山 日本寺
大仏(薬師瑠璃光如来) | 如来
千葉県安房郡鋸南町元名184
威厳荘厳さ安らぎ
鋸山日本寺の大仏は、岩山に刻まれた薬師瑠璃光如来坐像。天明3年(1783)、大野甚五郎英令が27人の門弟とともに3年をかけて彫刻した像を原型とし、風食による崩壊が進んだ後、昭和41年(1966)から4年をかけて修復され、昭和44年(1969)に復元された。千葉県公式観光サイトでは日本最大の磨崖仏として紹介され、日本寺を代表する参拝対象の一つ。現在も大仏広場で拝観時間内に一般参拝できる。
鋸山 日本寺
百尺観音 | 菩薩
千葉県安房郡鋸南町元名184
力強さ神秘荘厳さ
日本寺の百尺観音は、戦争による戦死・病没・殉難者と交通犠牲者の供養のために発願され、昭和35年(1960)から6年の歳月をかけて、かつての石切場跡の岩壁に彫刻され、昭和41年(1966)に完成した。現在は航海・航空・陸上交通の安全を守る本尊として崇められている。巨大な岩壁をそのまま仏身とした迫力ある観音像で、日本寺の山頂エリアにあり、拝観時間内に一般参拝できる。
船形山 大福寺(崖観音)
磨崖十一面観音立像(崖観音) | 菩薩
千葉県館山市船形835
神秘荘厳さ静けさ
大福寺の本尊は、寺の背後にある崖の中段に石龕を設け、岩肌に浮彫りされた磨崖十一面観音立像。像高131cmで、舟形光背を背に二重蓮華座上に立ち、頭上の菩薩面や左手の水瓶、衣のひだなどを確認できる。館山市指定有形文化財。様式には平安時代中頃の特徴がうかがえるものの、摩耗が激しく制作年代は確定できないと館山市が説明している。寺伝では漁民の海上安全と豊漁を祈願して造られたとされ、断崖に張り出す観音堂内で現在も一般参拝できる。
大本山 成田山新勝寺
不動明王(御本尊) | 明王
千葉県成田市成田1
力強さ威厳荘厳さ
成田山新勝寺の御本尊は不動明王。寺では、真言宗の祖・弘法大師空海が一刀三礼の祈りをこめて敬刻開眼した御尊像と伝えている。天慶2年(939)、平将門の乱平定を祈る勅命を受けた寛朝大僧正がこの像を捧持して関東へ向かい、翌天慶3年(940)に成田で21日間の御護摩祈祷を行ったことが開山縁起につながる。現在は昭和43年(1968)建立の大本堂中央に安置され、向かって右に矜羯羅童子、左に制咤迦童子を従える。堂内には誰でも上がって直接参拝でき、開山以来続く御護摩の中心尊として現在も厚い信仰を集める。
東京湾観音
東京湾観音(救世観音) | 菩薩
千葉県富津市小久保1588
やさしさ安らぎ荘厳さ
東京湾観音は、南房総国定公園の大坪山に立つ高さ56mの救世観音像。昭和36年(1961)、宇佐美政衛が世界平和の理念のもと建立したもので、原型は彫刻家・長谷川昂が制作した。平和な世を祈願する珠を胸に抱き、穏やかな表情で東京湾を望む姿が特徴。胎内は上部まで参拝でき、天上界へ至る324段の階段の途中にも長谷川による仏教彫刻が多数安置されている。巨大仏そのものを外から仰ぐだけでなく、胎内を巡りながら参拝できる、千葉県を代表する大型観音像の一つ。
大悲山 笠森寺(笠森観音)
十一面観世音菩薩(御本尊) | 菩薩
千葉県長生郡長南町笠森302
神秘気高さ静けさ
笠森寺の御本尊は十一面観世音菩薩。千葉県は現本尊について像高2.6m、応永33年(1426)の刻文があると説明している。寺伝では延暦3年(784)、伝教大師最澄が楠の霊木に十一面観音を刻んで山上に安置したことを開基縁起とする。御本尊は通常は秘仏で、丑年と午年の10月17日から11月18日にのみ御開帳される。日本唯一とされる四方懸造の観音堂に祀られ、坂東三十三観音霊場第三十一番札所の信仰の中心となっている。
龍角寺
銅造薬師如来坐像(御本尊) | 如来
千葉県印旛郡栄町龍角寺239
気高さ深み端正さ
龍角寺の御本尊である銅造薬師如来坐像は、国指定重要文化財。関東地方を代表する白鳳仏の一つで、千葉県によれば、元禄年間の火災で首から下を失ったため、現像は首から上が白鳳期、首から下が正徳年間(1711~1716)に改めて鋳造されたもの。火災の影響を受けながらも、豊満な耳、切れ長の目、深く通った眉から鼻筋、微笑を帯びた口元に古式の表現をよく残す。通常は常時公開ではないが、栄町が最新の御開帳日を公式カレンダーで案内しており、指定日には拝殿の外から一般参拝できる。
長安山 東光院 石堂寺
木造十一面観音立像(御本尊) | 菩薩
千葉県南房総市石堂302
やさしさ端正さ神秘
石堂寺の御本尊である木造十一面観音立像は、国指定重要文化財。像高約180cm、平安時代後期の作で、カヤ材の一木造・素地仕上げ。頭上には仏面や阿弥陀の化仏、菩薩面を配し、左側の三面は悪を戒める表情、右側の三面は努力する人を励ます表情、背面には悪を笑い飛ばす大笑面を表す。ふっくらとした端正な顔に微笑をたたえ、細身の体躯と軽やかな衣のひだが特徴。通常は秘仏で、寺公式では丑年・午年に御開帳されると案内されており、2026年の午歳御開帳は安房国札観音霊場会により3月28日から4月18日まで実施された。
補陀洛山 那古寺
木造千手観音立像(御本尊) | 菩薩
千葉県館山市那古1125
力強さ深み荘厳さ
那古寺の御本尊である木造千手観音立像は、像高149cmの一木造で、館山市指定有形文化財。合掌手と腹前の手まで体部材から彫り出し、脇手は後補で矧ぎ付けられている。長い眉と目、三角形の鼻をもつ顔には、穏やかさよりも土着的な力強さが感じられ、複雑ながら明快に刻まれた衣の表現とともに全体に重厚な印象を示す。館山市は平安時代後期の地方作を象徴する仏像と説明している。坂東三十三観音霊場の結願所、安房国札観音霊場第一番札所の信仰の中心で、通常は厨子内に安置される秘仏。安房の観音霊場では丑歳と午歳に御開帳され、2026年の午歳御開帳は3月28日から4月18日まで実施された。
結縁寺
銅造不動明王立像 | 明王
千葉県印西市結縁寺516
力強さ威厳張りつめた気配
結縁寺の銅造不動明王立像は、国指定重要文化財。像高47cmの鋳銅製で、両腕を別鋳として肩先でつなぎ、銅造の岩座上に立つ。右手に剣、左手に羂索を持ち、腰をひねって左足をやや開く。見開いた両眼と牙をむく忿怒の表情、太くがっしりした両腕と体躯に、鎌倉時代らしい写実性と迫力が表れる。裳の刻銘から嘉元元年(1303)、願主・権律師瀧尊の造像と確認されている。国指定重要文化財の銅造不動明王像は希少で、千葉県は本像を含め3像のみと紹介する。毎年9月28日の開帳法要で一般に拝観でき、それ以外は事前予約が必要。