仏スポット絞り込み検索
仏像との縁は、選ぶというより、ふと現れるものかもしれません。あなたのマイブッダにつながる仏スポットを検索できます。
大福光寺
木造毘沙門天立像(蕨の毘沙門さん) | 天部
京都府船井郡京丹波町下山岩ノ上22
威厳力強さ荘厳さ
京都府京丹波町・大福光寺の本堂に祀られる木造毘沙門天立像。大福光寺は延暦年間(782〜805)に鞍馬寺の僧・釈峰延が開いたと伝わる古刹で、本尊の毘沙門天から「蕨の毘沙門さん」と親しまれています。本像は鎌倉時代の作で、京都府指定文化財。京都府教育委員会は、美しい彩色で覆われた鎌倉時代の天部像の佳作と紹介しています。寺は足利尊氏の帰依を受けて以降、足利将軍家の祈祷所として崇敬されました。現在は拝観自由で、鎌倉時代の本堂空間とともに、現役の本尊として毘沙門天信仰に触れられるスポットです。
岩王寺
木造大日如来坐像 | 如来
京都府綾部市七百石町寺ノ段1
威厳荘厳さ静けさ
京都府綾部市・岩王寺に伝わる木造大日如来坐像。綾部市の文化財資料では鎌倉時代の作とされる一躯で、令和2年に京都府暫定登録文化財となっています。岩王寺は天暦3年(949)に空也上人が創建したと伝わる古刹で、茅葺きの本堂と仁王門でも知られます。境内参拝は自由ですが、堂内の拝観は事前予約制。山寺の静かな空間で、密教の中心尊である大日如来を落ち着いて拝める、北部京都では貴重な仏像スポットです。
法常寺
釈迦如来坐像 | 如来
京都府亀岡市畑野町千ヶ畑藤垣内1
威厳深み静けさ
京都府亀岡市・法常寺の本堂に祀られる御本尊・釈迦如来坐像。法常寺公式では、後水尾天皇の中宮・東福門院和子から寄進された像と明記されています。寺は寛永18年(1641)、後水尾上皇の発願により一絲文守を開山として創建された皇室ゆかりの禅寺で、この釈迦如来はその歴史を現在に伝える中心的な信仰像です。本堂と庭園は予約制で9:00〜16:00に拝観でき、現在も御本尊を目的に訪れることができる、静かな山里の仏像スポットです。
丹州観音寺
木造不動明王立像・矜羯羅童子立像・制吒迦童子立像 | 明王
京都府福知山市観音寺1067
力強さ威厳張りつめた気配
京都府福知山市・丹州観音寺に伝わる木造不動明王立像と二童子像。不動明王は像高45.5cm、9世紀の平安時代作で、カヤ材またはヒノキ材による一木造。右の矜羯羅童子は鎌倉時代13世紀後半、左の制吒迦童子は平安時代11世紀の作で、異なる時代の三尊が一組として伝わる珍しい構成です。もとは観音寺の塔頭・大聖院の本尊として祀られた像で、2022年に国の重要文化財に指定されました。観音寺は通常参拝できますが、文化財の見学は事前連絡が必要です。9世紀にさかのぼる力強い不動明王を実見できる、丹波を代表する仏像のひとつです。
宝住寺
木造薬師如来坐像(起き上り薬師) | 如来
京都府綾部市味方町井上寺48
親しみ安らぎ深み
京都府綾部市・宝住寺に伝わる木造薬師如来坐像。宝住寺公式では、かつて当地にあった井上寺の本尊と考えられ、平安時代末期の作とされる等身大・ヒノキの一木造で、綾部市指定文化財に指定されています。約500年前、宝住寺の義海和尚が境内へ遷座し、禅宗初祖・達磨大師の「七転八起」にちなみ「起き上り薬師」と呼ばれるようになりました。現在も毎年7月第3日曜日の「きゅうり封じ薬師大祭」で、無病息災・病気平癒・家内安全などを祈る信仰の中心となっています。古像そのものと現在の民間信仰が強く結びついた、綾部を代表する薬師信仰の仏像です。
醍醐寺
木造薬師如来坐像 | 如来
京都府福知山市猪崎1
威厳端正さ深み
京都府福知山市猪崎・醍醐寺の本尊として祀られる木造薬師如来坐像。像高82.3cm、元亀2年(1571)の作で、像内墨書銘から京都七条大仏師・法眼康正の制作と判明しています。康正は運慶の流れをくむ七条仏所の仏師で、のちに京都・東寺金堂の薬師三尊像を造立したことで知られます。本像は均整のとれた像形、品位ある面貌、曲線を生かしながら煩雑にならない衣文構成に、当時の七条仏所の正統的な作風がよく表れています。福知山市指定文化財で、京都府暫定登録文化財。寺院参拝は可能ですが、文化財の見学には事前連絡が必要です。
無動寺
木造千手観音立像(十一面千手観音) | 菩薩
京都府船井郡京丹波町粟野堀古ノ上50
荘厳さ深み静けさ
京都府京丹波町・無動寺の観音堂に祀られる木造千手観音立像。像高279.2cmに及ぶ十一面四十二臂の巨像で、平安時代末期の作。京都府教育委員会は、頭体幹部の主要部分に造立当初の姿をよく残し、丹波地方に残る最大級の平安彫刻として貴重な作品としています。寄木造で、肉身部には漆箔が施され、後世の補修を受けながらも面相などに平安末期の様式をよく伝えます。京丹波町観光協会では現在、無休・拝観無料と案内されており、約2.8mの千手観音を通常参拝できる点でも非常に魅力の強い仏像スポットです。
丹後大仏
石造阿弥陀如来坐像(丹後大仏) | 如来
京都府与謝郡伊根町本坂
荘厳さ深み静けさ
京都府伊根町本坂に立つ「丹後大仏」と呼ばれる石造阿弥陀如来坐像。起源は大正8年(1919)、東京見物から戻った筒川製糸工場の従業員らがスペイン風邪に感染し、関係者を含む42人が亡くなったことを受け、その慰霊のため青銅製の大仏が建立されたことにあります。初代大仏は昭和19年(1944)に金属供出で失われましたが、地域の人々が再建を決意し、現在の石仏が昭和20年(1945)に完成、4月8日に開眼入魂されました。露天に静かに坐す阿弥陀如来は、疫病で失われた人々への追悼と、地域が記憶を受け継いできた歴史そのものを体現する仏像です。
千手寺
木造千手観音坐像(十一面四十二臂) | 菩薩
京都府亀岡市薭田野町鹿谷大タワ7
端正さ安らぎ深み
京都府亀岡市・千手寺の本尊として祀られる木造千手観音坐像。亀岡市文化資料館によると、頭上に十一面を戴き、胸前で合掌し、腹前で宝珠を執る四十二臂の観音像で、寄木造・玉眼、表面は木肌を生かした素地仕上げ。端正な顔立ちや整った像形、柔らかな着衣表現から鎌倉時代の造像と考えられています。寺伝では、弘法大師空海が唐からの帰途に投げた独鈷をこの地で見つけ、一刀三礼で千手観音を刻んだことが開創の由来とされます。現在も「目の観音さん」として信仰され、4月17日と7月17日には千日まいりが行われます。京都府観光連盟では拝観自由と案内されており、通常参拝で本尊に向き合える点も魅力です。
遍照寺
木造十一面観音立像 | 菩薩
京都府京都市右京区嵯峨広沢西裏町14
やさしさ気高さ静けさ
京都市右京区、広沢池近くの遍照寺に伝わる本尊・木造十一面観音立像。寺の創建時である永祚元年(989)に安置されたと伝わり、平等院鳳凰堂阿弥陀如来坐像で知られる定朝の師・康尚の作と伝承される国指定重要文化財です。檜の一木造で、穏やかなまなざし、繊細な指先、しなやかな衣文が特徴。応仁の乱など寺の衰退を越えて守り継がれた平安中期の観音像を、通常拝観で内陣から間近に拝める、内容の強い仏スポットです。
金戒光明寺
文殊菩薩騎獅像・優填王立像・仏陀波利三蔵像・最勝老人立像(渡海文殊) | 菩薩
京都府京都市左京区黒谷町121
威厳深み端正さ
金戒光明寺御影堂の左脇に安置される渡海文殊群像。獅子に騎乗する文殊菩薩を中心に、優填王・仏陀波利三蔵・最勝老人が付き従う鎌倉時代の群像で、四躯は京都市指定文化財。運慶作と伝えられています。もとは中山宝幢寺の本尊で、応仁の乱後に金戒光明寺へ移され、江戸時代には「本朝三文殊」の一つとして信仰を集めました。欠失していた善財童子は後に古式に従って新造され、現在は総高約2.8mの文殊騎獅像と等身大の眷属が渡海文殊形式を構成します。通常9時〜16時に御影堂で拝観できます。
鞍馬寺
木造毘沙門天立像・吉祥天立像・善膩師童子立像 | 天部
京都府京都市左京区鞍馬本町1074
威厳神秘力強さ
鞍馬寺の鞍馬山霊宝殿3階・仏像奉安室に安置される国宝の毘沙門天三尊像。毘沙門天立像と善膩師童子立像は11世紀、吉祥天立像は大治2年(1127)の平安時代作です。とくに毘沙門天は左手を額にかざして遠方を見つめる独特の姿で知られ、ほかにほとんど例のない像容を示します。毘沙門天・吉祥天・善膩師童子の三尊を静かな仏像奉安室で間近に拝することができ、鞍馬寺の毘沙門天信仰を実像として体感できる非常に強い仏スポットです。
薬師寺(嵯峨)
木造地蔵菩薩半跏像(生六道地蔵) | 菩薩
京都府京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町46
神秘深み安らぎ
京都市右京区嵯峨の薬師寺に伝わる木造地蔵菩薩半跏像。「生六道地蔵」と呼ばれ、小野篁が冥府へ通ったという六道珍皇寺の井戸に対し、冥府から現世へ戻る出口が嵯峨の福正寺にあったという伝承と結びつきます。篁が地獄で亡者を救う地蔵菩薩の姿に感銘を受け、その姿を刻んだと伝えられ、旧福正寺の廃寺後に薬師寺へ移されました。京都市指定文化財で、毎年8月24日の地蔵盆に限り本堂が10時〜15時に一般公開され、実像を拝観できます。冥界と現世をつなぐ京都の地蔵信仰を象徴する、物語性の強い仏スポットです。
勝林寺(東福寺塔頭)
木造毘沙門天王立像 | 天部
京都府京都市東山区本町15-795
威厳力強さ張りつめた気配
京都市東山区、東福寺塔頭の勝林寺に伝わる木造毘沙門天王立像。平安時代10世紀の作で、像高145.7cm。もとは東福寺仏殿の天井裏に密かに安置されていたと伝わり、江戸時代に発見されて、東福寺の鬼門を守護する勝林寺に祀られました。ほぼ等身大の古像で、通常は秘仏ですが、正月・春・秋の特別拝観時に開帳されます。東福寺の守護尊としての由緒、平安古仏としての存在感、期間限定ながら実像を拝観できる条件がそろう、内容の強い仏スポットです。
法金剛院(地蔵院)
木造地蔵菩薩坐像(金目地蔵・叶地蔵) | 菩薩
京都府京都市右京区花園扇野町49
荘厳さ安らぎ深み
京都市右京区の法金剛院塔頭・地蔵院に安置される木造地蔵菩薩坐像。平安時代後期の作で、国指定重要文化財。丈六の大像で、地蔵菩薩像としては最大級とされ、「金目地蔵」「叶地蔵」の名で古くから信仰を集めています。大きな像容ながら表情は穏やかで、堂内では平常時もガラス戸越しに実像を拝観できます。平安古仏としての規模と、現在も続く地蔵信仰の両方を体感できる仏スポットです。
六波羅蜜寺
木造地蔵菩薩立像(鬘掛地蔵) | 菩薩
京都府京都市東山区ロクロ町81-1
やさしさ神秘深み
六波羅蜜寺の令和館に安置される重要文化財・木造地蔵菩薩立像。平安時代の作で、六波羅地蔵堂の旧本尊とされ、巨匠・定朝の作と伝わります。最大の特徴は、左手に頭髪を持つという非常に珍しい姿で、そのため「鬘掛地蔵」と呼ばれています。穏やかな面相に彩色と截金を交えた古像で、六波羅の地蔵信仰を伝える個性の強い一体です。現在は令和館で通常公開され、9時〜16時15分に実像を拝観できます。
大報恩寺(千本釈迦堂)
木造千手観音立像 | 菩薩
京都府京都市上京区溝前町1034
気高さ荘厳さ静けさ
大報恩寺(千本釈迦堂)の霊宝殿に安置される重要文化財・木造千手観音立像。平安時代の作で、像高1.76m、一木彫成の彩色像です。大報恩寺が創建される以前から伝わる古像で、菅原道真の自刻とする伝承も残ります。千手観音らしい堂々とした存在感と、平安古仏のやわらかな表情をあわせ持つ一体で、霊宝殿で常時公開されているため、実像を落ち着いて拝観できます。
本願寺
恵心千体仏 | その他
京都府京丹後市久美浜町1
神秘荘厳さ深み
京丹後市久美浜町の本願寺本堂内陣、鴨居の上にびっしりと並ぶ「恵心千体仏」。浄土宗の寺院案内では、恵心僧都源信の作と伝わる小仏が約1600体安置されていると紹介されています。多数の小さな仏が堂内を取り囲むように並ぶ光景は非常に独特で、「命乞いの仏様」「安全守護の仏様」として信仰されてきたとも伝わります。鎌倉期の古い本堂そのものと一体になった信仰空間で、通常参拝できる点も大きな魅力です。
醍醐寺
木造不動明王坐像(快慶作) | 明王
京都府京都市伏見区醍醐東大路町22
力強さ張りつめた気配威厳
醍醐寺霊宝館仏像棟で公開される重要文化財・木造不動明王坐像。鎌倉時代の建仁3年(1203)、快慶の作で、像高53.3cm。像内には建仁3年5月の年紀と、快慶が用いた「巧匠安阿弥陀仏」の銘があり、快慶の確実な作例として知られます。東寺講堂の不動明王に連なる大師様の像容を示し、引き締まった忿怒相と端正な造形を兼ね備えます。現在も霊宝館仏像棟の展示作品として通常拝観でき、快慶彫刻を間近で見られる非常に強い仏スポットです。
泉橋寺
石造地蔵菩薩坐像 | 菩薩
京都府木津川市山城町上狛西下55
荘厳さ親しみ静けさ
木津川市山城町の泉橋寺境内に露仏として鎮座する鎌倉時代の石造地蔵菩薩坐像。高さ約4.58mを誇り、丸彫りの石地蔵として日本最大とされる巨大な地蔵尊です。かつて地蔵堂に安置されていましたが、現在は空の下でその全身を間近に拝することができます。巨大さだけでなく、地域の信仰の中で長く守られてきた穏やかな表情も印象的で、いつでも実像と向き合える非常に強い石仏スポットです。