仏スポット絞り込み検索
仏像との縁は、選ぶというより、ふと現れるものかもしれません。あなたのマイブッダにつながる仏スポットを検索できます。
興福寺
千手観音菩薩立像 | 菩薩
奈良県奈良市登大路町48
荘厳さ威厳やさしさ
興福寺国宝館の中心に安置される国宝・千手観音菩薩立像。鎌倉時代の作で、寄木造・漆箔・玉眼、檜材による像高520.5cmの大像。かつて食堂の本尊であった像で、多くの手によって人々を救う千手観音の姿を大きなスケールで表す。像内には五輪塔や小型の観音像、経典、摺仏など多数の納入品が納められている。国宝館で常時公開され、9:00~17:00(受付16:45まで)に拝観できる。
西大寺
愛染明王坐像 | 明王
奈良県奈良市西大寺芝町1丁目1-5
力強さ張りつめた気配神秘
西大寺愛染堂の中央厨子に安置される重要文化財・愛染明王坐像。鎌倉時代の宝治元年(1247)、叡尊を願主、弟子の範恩を檀越として、仏師善円が西大寺の三宝久住を祈願して造立した木造彩色像で、像高31.8cm。全身を真紅に彩り、一面三眼六臂の忿怒形を示す小像ながら強い迫力を備える。煩悩や欲望を浄化し、正しい生命力へ転じる密教の教えを象徴する。通常は秘仏で、年2回の特別開扉時に拝観できる。
大野寺
弥勒磨崖仏 | 菩薩
奈良県宇陀市室生大野1680
荘厳さ神秘静けさ
大野寺の境内から宇陀川の対岸に望む弥勒磨崖仏。後鳥羽上皇の祈願により鎌倉時代初期の承元元年(1207)に造立が始まり、承元3年(1209)に開眼供養が行われた。笠置寺の弥勒磨崖仏を模したとされ、自然の岩壁に高さ約13.8mの弥勒の姿を線刻した国内最大級の磨崖仏で、国の史跡に指定されている。大野寺境内の遥拝所から常時拝むことができる。
長岳寺
阿弥陀三尊像 | 如来
奈良県天理市柳本町508
威厳端正さ深み
長岳寺本堂の本尊として安置される重要文化財・阿弥陀三尊像。中尊の阿弥陀如来と観世音菩薩・勢至菩薩の両脇侍からなり、仁平元年(1151)の墨書銘を持つ平安時代末期の作。堂々とした量感と写実的な表現を備え、玉眼を用いた仏像として日本最古とされる。両脇侍が半跏椅座の姿をとる点も珍しい。本堂は通常拝観でき、寺は9:00~17:00、年中無休で参拝できる。
東大寺
阿弥陀如来立像 | 如来
奈良県奈良市雑司町406-1
端正さ気高さ静けさ
東大寺俊乗堂に安置される重要文化財・阿弥陀如来立像。鎌倉時代の建仁3年(1203)に仏師快慶が造立した木造像で、像高98.7cm。金泥塗の像身に精緻な截金文様を施し、頭部内には金属製の五輪塔、右脚部には巻子2巻が納められている。東大寺では「釘打の弥陀」とも呼ばれる。俊乗堂は通常非公開で、毎年7月5日の俊乗忌と12月16日の良弁忌に特別開扉される。
唐招提寺
鑑真和上坐像 | その他
奈良県奈良市五条町13-46
静けさ深み気高さ
唐招提寺御影堂に奉安される国宝・鑑真和上坐像。奈良時代8世紀の脱活乾漆・彩色像で、像高80.1cm。麻布を漆で貼り重ねて成形する脱活乾漆技法で造られ、日本最古の肖像彫刻とされる。鑑真の弟子・忍基が制作を指導したと伝えられ、穏やかな表情のうちに渡航の苦難を乗り越えた和上の精神性を感じさせる。通常は非公開で、毎年6月5日~7日の開山忌舎利会にあわせて厨子が特別開扉される(公開日は変更の場合あり)。
金峯山寺
金剛蔵王大権現立像三尊 | その他
奈良県吉野郡吉野町吉野山2498
力強さ威厳荘厳さ
金峯山寺蔵王堂の巨大な厨子に祀られる重要文化財・木造金剛蔵王大権現立像三尊。桃山時代の天正18年(1590)に南都大仏師の宗貞・宗印らが造立したもので、中尊は7mを超え、左右像もそれぞれ5mを超える日本最大級の木造秘仏である。青黒い身体と激しい忿怒の姿は、役行者が感得した修験道の本尊を表し、三尊は釈迦如来・千手観音・弥勒菩薩を本地とする。通常は秘仏で、2026年秋は10月24日~11月30日に特別御開帳される。
室生寺
釈迦如来坐像 | 如来
奈良県宇陀市室生78
威厳端正さ静けさ
室生寺寳物殿に安置される国宝・釈迦如来坐像。平安時代前期の榧材による一木造で、もとは弥勒堂に客仏として安置されていた。どっしりと安定した体躯と引き締まった穏やかな表情を備え、衣には渓流の波を思わせる明快な翻波式衣紋が表される。平安時代前期彫刻の代表作の一つとして知られ、文化財保護のため現在は2020年完成の寳物殿で公開されている。寳物殿は通常開館し、9:00~16:30、冬期は9:30~15:30(受付15:00まで)に拝観できる。
宝山寺
不動明王及脇侍像 | 明王
奈良県生駒市門前町1-1
力強さ威厳張りつめた気配
宝山寺本堂の本尊として祀られる重要文化財・木造不動明王及脇侍像。不動明王は宝山寺を中興した湛海律師が延宝8年(1680)に自ら造立した像で、二童子などを伴う群像として本堂壇上に安置される。忿怒の表情と力強い姿態は、湛海による不動明王像の代表作とされる。現在も護摩祈祷が行われる本堂の中心で信仰されており、境内は夏期8:00~16:30、冬期8:00~16:00を目安に通常参拝できる。
東大寺
執金剛神立像 | 天部
奈良県奈良市雑司町406-1
力強さ張りつめた気配威厳
東大寺法華堂の本尊・不空羂索観音立像の背後にある厨子内に祀られる国宝・執金剛神立像。奈良時代の作で像高173cm。金剛杵を執って仏法を守護する神で、目を大きく見開き、口を開き、今にも金剛杵を振り下ろそうとする一瞬をとらえた激しい忿怒の姿が特徴。『日本霊異記』にも記される古くから著名な像で、通常は秘仏。毎年12月16日の良弁忌に9時台後半頃~16時、特別開扉される。
法隆寺
薬師如来坐像 | 如来
奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1
威厳安らぎ深み
法隆寺西円堂の本尊として祀られる国宝・乾漆薬師如来坐像。奈良時代の脱活乾漆造による丈六の大像で、「峯の薬師」と呼ばれ、現在も病気平癒を願う人々から篤く信仰されている。八角形の裳懸け座に坐し、左手には薬壺を持つ。光背は鎌倉時代の後補で、二重の円相に七仏薬師と千体仏が配される。西円堂は法隆寺西院伽藍北西の高台にあり、通常参拝できる。
法隆寺
四天王立像 | 天部
奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1
威厳静けさ端正さ
法隆寺金堂の須弥壇四隅に立つ国宝・四天王立像。飛鳥時代7世紀中頃の作で、樟の一木から彫り出された、日本に現存する最古の四天王像とされる。東に持国天、南に増長天、西に広目天、北に多聞天を配し、仏の世界を四方から守護する。後世の四天王像に見られる激しい動きや威嚇表現とは異なり、直線的で物静かな立ち姿に飛鳥彫刻の古様が残る。金堂は西院伽藍の通常拝観範囲に含まれ、2月22日~11月3日は8:00~17:00、11月4日~2月21日は8:00~16:30に拝観できる。
法隆寺
観音菩薩立像(九面観音) | 菩薩
奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1
端正さ気高さ神秘
法隆寺大宝蔵院に安置される国宝・観音菩薩立像(九面観音)。中国・唐時代の作で、白檀の一材から像本体だけでなく装身具や天衣の細部まで彫り出した檀像である。小像ながら、頭上面や瓔珞、衣の襞などに極めて精緻な彫刻が施され、中国唐代彫刻の高度な技術を伝える名品として知られる。大宝蔵院は通常拝観の対象で、2月22日~11月3日は8:00~17:00、11月4日~2月21日は8:00~16:30に拝観できる。
當麻寺
四天王立像 | 天部
奈良県葛城市當麻1263
威厳力強さ端正さ
當麻寺金堂で本尊・弥勒仏坐像を四方から守護する重要文化財・四天王立像。持国天・増長天・広目天の3体は白鳳時代の乾漆像で、日本最古の乾漆造四天王像とされる。多聞天は鎌倉時代の木造だが、四尊はいずれも裾の長い古様の衣をまとい、西域の武人を思わせる凛々しい姿を見せる。金堂は伽藍三堂の通常拝観範囲に含まれ、9:00~17:00に拝観できる。
霊山寺
薬師如来坐像 | 如来
奈良県奈良市中町3879
安らぎ深み静けさ
霊山寺本堂の本尊として祀られる重要文化財・薬師如来坐像。平安時代後期の作で、日光・月光菩薩立像とともに薬師三尊を構成する。通常は秘仏だが、2026年は10月23日~11月8日の「秋薔薇と秘仏宝物展」で本堂内陣が開かれ、本尊を間近で拝観できる。霊山寺は薬師信仰を寺の中心に据えてきた古刹で、本堂は国宝。現役の祈りの場でありながら、公開時には平安仏を実際に対面して拝める点で価値が高い。
秋篠寺
大元帥明王立像 | 明王
奈良県奈良市秋篠町757
力強さ張りつめた気配神秘
秋篠寺大元堂の本尊として祀られる重要文化財・大元帥明王立像。像高229.5cmの木造一面六臂像で、全身に蛇を巻きつけ、強烈な忿怒相を示す。鎌倉時代の作とされ、国家鎮護の修法に用いられてきた大元帥明王を立体で伝える稀有な像である。通常は秘仏で、毎年6月6日のみ特別開扉される。秋篠寺を代表する秘仏の一つで、一般参拝者が実像を拝める機会が明確に定められている。
法隆寺
薬師如来坐像 | 如来
奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1
威厳深み静けさ
法隆寺金堂東の間に安置される国宝・薬師如来坐像。飛鳥時代の金銅仏で、光背裏面には用明天皇の病気平癒を願って寺と薬師像の造立が発願され、推古天皇と聖徳太子がその遺志を継いで推古15年(607)に完成したとする銘文が刻まれている。法隆寺創建縁起と深く結びつく重要な像で、金堂中央の釈迦三尊像とは異なる静かな厳かさを備える。金堂は通常拝観でき、2月22日~11月3日は8:00~17:00、11月4日~2月21日は8:00~16:30。
東大寺
良弁僧正坐像 | その他
奈良県奈良市雑司町406-1
威厳深み静けさ
東大寺開山堂の内陣中央、八角造の厨子に安置される国宝・良弁僧正坐像。東大寺初代別当で創建に尽力した良弁を表す平安時代(10~11世紀)の木造肖像で、像高92.4cm。がっしりとした体躯に強い気魄をたたえた表現から、古代・中世肖像彫刻を代表する傑作の一つとされる。通常は秘仏で、毎年12月16日の良弁忌に、開山堂月例寺役法要終了後の10時頃から16時まで特別開扉される。
東大寺
日光・月光菩薩立像 | 菩薩
奈良県奈良市水門町100
端正さ静けさ清らかさ
東大寺ミュージアムで常設展示される国宝・日光菩薩立像と月光菩薩立像。奈良時代8世紀の塑造彩色像で、もとは法華堂(三月堂)に伝来した一対の像である。静かな合掌姿と均整のとれた柔らかな造形は、天平彫刻を代表する名品として知られる。耐震・保存のため現在は東大寺ミュージアムへ移され、法華堂内陣をイメージした展示空間で実像を間近に拝観できる。4月~10月は9:30~17:30、11月~3月は9:30~17:00。
興福寺
銅造仏頭(旧東金堂本尊) | 如来
奈良県奈良市登大路町48
端正さ清らかさ深み
興福寺国宝館に常時公開される国宝・銅造仏頭。白鳳時代の天武天皇14年(685)に飛鳥・山田寺の本尊として造立された金銅仏の頭部で、鎌倉再興期の文治3年(1187)に興福寺東金堂へ迎えられ、薬師如来像として祀られた。応永18年(1411)の火災後も頭部が残り、昭和12年(1937)の東金堂修理で本尊台座内から発見された。造立年代が明確な白鳳彫刻の基準作として高く評価され、若々しく清々しい面相を伝える。