仏スポット絞り込み検索
仏像との縁は、選ぶというより、ふと現れるものかもしれません。あなたのマイブッダにつながる仏スポットを検索できます。
道明寺
木造十一面観音立像 | 菩薩
大阪府藤井寺市道明寺1-14-31
威厳端正さ静けさ
道明寺本堂の本尊である木造十一面観音立像。平安時代の作で、像高約1メートル、檜の一木造。彩色や漆箔をほとんど施さず木肌を生かした檀像彫刻で、ふくよかな顔と均整の取れた体躯、黒い石を嵌めた眼が特徴。制作年代には諸説あるが、菅原道真が自ら刻んだとの伝承を持つ。1952年に国宝に指定された。通常は秘仏で、毎月18日・25日などの開帳日に本堂で拝観できる。
天野山金剛寺
木造大日如来坐像・木造不動明王坐像・木造降三世明王坐像 | 如来・明王
大阪府河内長野市天野996
荘厳さ威厳力強さ
天野山金剛寺の金堂に安置される国宝三尊。中尊の木造大日如来坐像は平安時代、両脇侍の不動明王坐像・降三世明王坐像は鎌倉時代の作で、特殊な尊勝曼荼羅を立体で表す一組とされる。平成大修理の調査で不動明王像の胎内墨書から、快慶の高弟・行快が天福2年(1234)に完成させたことが判明し、三尊が揃うまで約50年を要したことも分かった。2017年に三尊一組で国宝に指定された。金堂内では国宝特別公開時に拝観できる。
野中寺
金銅弥勒菩薩半跏像 | 菩薩
大阪府羽曳野市野々上5-9-24
静けさ神秘気高さ
野中寺に伝わる金銅弥勒菩薩半跏像。飛鳥時代の作で、台座の銘文に「丙寅年」とあり、西暦666年の造像と分かる。片脚を組み、思惟する姿を表した小型の金銅仏で、白鳳期を代表する仏像として知られる。1921年に重要文化財に指定された。通常は秘仏で、毎月18日の拝観日に御開帳される。
孝恩寺
平安時代の重要文化財仏像群(木造阿弥陀如来坐像ほか) | 如来・菩薩・天部
大阪府貝塚市木積798
荘厳さ深み気高さ
孝恩寺の文化財収蔵庫には、前身の観音寺から伝わる平安時代の仏像群が安置されている。木造阿弥陀如来坐像をはじめ、釈迦如来、薬師如来、弥勒菩薩、聖観音、十一面観音、地蔵菩薩、天部像など多数が国の重要文化財に指定されている。観音寺は神亀3年(726)に行基が開創したと伝わり、戦乱や廃寺を経ながらも観音堂と仏像群が守り継がれた。通常は収蔵庫内非公開で、春秋の特別拝観時に一堂で拝観できる。2026年秋は11月22・23日の開創1300年記念大祭で御開帳予定。
大乗坊(宝満寺)
木造毘沙門天立像(御前立本尊) | 天部
大阪府大阪市浪速区日本橋3-6-13
力強さ威厳荘厳さ
大乗坊の本堂に安置される御前立本尊の木造毘沙門天立像。鎌倉時代中期の作で、重要文化財に指定されている。大乗坊の本尊は毘沙門天立像4体が前後に並ぶ珍しい構成で、この像は前から2体目にあたる。奥の2体は秘仏だが、御前立本尊は通常、外陣から拝観できる。寺は戦災で堂宇を失ったものの本尊は焼失を免れ、現在も「長町の毘沙門さん」として信仰を集めている。
勝尾寺
十一面千手観世音菩薩立像 | 菩薩
大阪府箕面市粟生間谷2914-1
荘厳さ親しみ安らぎ
勝尾寺本堂の本尊である十一面千手観世音菩薩立像。現在の本尊は江戸時代の本堂再建時に造立・安置された像で、西国三十三所第23番札所の中心仏として信仰を集める。寺伝では宝亀11年(780)に仏師・妙観が千手観音像を刻んだとされ、その像は後に兵火で焼失したと伝わるが、観音信仰は現在まで受け継がれている。本堂では参拝時間内に参拝でき、毎月18日には観音縁日法要が営まれる。
施福寺
十一面千手千眼観世音菩薩像 | 菩薩
大阪府和泉市槇尾山町136
荘厳さ深み静けさ
施福寺本堂の札所本尊である十一面千手千眼観世音菩薩像。西国三十三所第4番札所の中心仏で、慶長9年(1604)に豊臣秀頼と淀殿により、本尊弥勒如来・文殊菩薩・四天王などとともに造立されたと伝わる。本堂内陣ではこの札所本尊に加え、足の裏を正面に向けた珍しい馬頭観音や、座高4メートルを超える方違大観音など多くの仏像を拝観でき、仏像そのものを目的に訪れる価値が高い寺院である。
四天王寺
救世観世音菩薩像(如意輪観音) | 菩薩
大阪府大阪市天王寺区四天王寺1-11-18
荘厳さ気高さ安らぎ
四天王寺金堂の本尊である救世観世音菩薩像(如意輪観音)。四天王寺は推古天皇元年(593)に聖徳太子が建立したと伝わり、創建当初は四天王を本尊としたが、平安時代以降は救世観音を本尊としている。金堂は中心伽藍の中核で、現在の堂は戦災後に創建地で復元された。拝観時間内は金堂内で本尊に参拝でき、新西国三十三ヶ所観音霊場第1番など複数の霊場札所の本尊でもある。
獅子窟寺
木造薬師如来坐像 | 如来
大阪府交野市私市2387
威厳深み静けさ
獅子窟寺の本尊である国宝・木造薬師如来坐像。平安時代の9世紀末から10世紀初頭の作とみられ、像高92cm、カヤの一材から頭部・体部・両肩や膝前の一部までを彫り出した一木造である。螺髪は乾漆で一粒ずつ成形し、瞳と唇に彩色、胸前には朱で卍字が描かれる。切れ長い眼や深く刻まれた眉、流動的な衣文に9世紀一木彫の成熟した技法が示され、1968年に国宝に指定された。通常は収蔵庫に納められ、拝観は見学希望日の1週間以上前に寺へ予約が必要。
慈眼院
大日如来坐像 | 如来
大阪府泉佐野市日根野626
荘厳さ気高さ静けさ
慈眼院の国宝多宝塔に安置される本尊・大日如来坐像。平安時代の作で、大阪府指定有形文化財である。多宝塔は鎌倉時代建立で、石山寺・高野山金剛三昧院の塔とともに日本三名塔の一つとされ、日本に現存する国宝多宝塔6基のうちの一基である。通常は塔内非公開で、本尊を含む内部の御開帳は毎年1月1日から3日のみ行われる。
総持寺
千手観世音菩薩 | 菩薩
大阪府茨木市総持寺1-6-1
神秘深み親しみ
総持寺本堂の秘仏本尊・千手観世音菩薩。西国三十三所第22番札所の本尊で、寺の「亀の恩返し」の縁起にちなみ亀の背に立つ珍しい姿をとる。近年の学術調査では仁和2年(886)の創建当初から祀られる古作とされる一木造。元亀2年(1571)の兵火で伽藍が焼失した際にも像は炭化しながら姿をとどめたと伝わり、「火防観音」「厄除観音」、また子育て観音として信仰を集める。毎年4月15~21日に御開扉される。
瀧谷不動明王寺(瀧谷不動尊)
木造不動明王及二童子立像 | 明王
大阪府富田林市彼方1762
力強さ威厳張りつめた気配
瀧谷不動明王寺の本尊である木造不動明王及二童子立像。中尊の不動明王像内の銘から寛治8年(1094)3月26日の造立と分かる。剣と羂索を持ち岩上に立つ「波切不動尊」の形態で、脇侍の矜羯羅童子・制吒迦童子も優れた作として知られる。三尊は1956年に一括して国の重要文化財に指定された。本尊は通常厨子を閉じて安置され、毎月8日・18日・28日および第4日曜日に開帳される。本堂内に入れるのは護摩祈祷を申し込んだ参拝者に限られる。
愛染堂勝鬘院
愛染明王 | 明王
大阪府大阪市天王寺区夕陽丘町5-36
力強さ神秘威厳
愛染堂勝鬘院の金堂に祀られる秘仏本尊・愛染明王。全身を燃えるような赤色で表し、三眼六臂の忿怒形をとる尊格で、煩悩や欲望を悟りへ転じる力を象徴する。寺は推古天皇元年(593)に聖徳太子が四天王寺の施薬院として建立したと伝わり、現在の金堂は元和4年(1618)に徳川秀忠によって再建された。西国愛染十七霊場第1番札所でもある。本尊は通常秘仏で、正月や愛染まつりの特別開帳時に参拝でき、2026年正月は1月1日から10日まで開帳された。
犬鳴山七宝瀧寺
倶利伽羅大龍不動明王 | 明王
大阪府泉佐野市大木8
力強さ神秘張りつめた気配
犬鳴山七宝瀧寺本堂の本尊である倶利伽羅大龍不動明王。寺伝では斉明天皇7年(661)に役行者が犬鳴山を開いた際に出現したとされ、剣に龍が巻き付く姿で不動明王を象徴する。七宝瀧寺は葛城修験の根本道場として知られ、現在も本尊の御宝前で365日護摩祈祷を受け付けている。一般参拝時間は8:00~16:30で、本堂で本尊に参拝できる。
叡福寺
木造毘沙門天像 | 天部
大阪府南河内郡太子町太子2146
威厳力強さ深み
叡福寺の宝蔵に伝わる木造毘沙門天像。平安時代の作と推定され、檜材の一木彫で、眼は彫眼とする。像高153.5cm、光背・台座を含めると216cmに及ぶ堂々とした像で、甲冑を身に着ける毘沙門天の力強い姿を表す。宝蔵では寺に伝わる彫刻・書画・古文書などを公開しており、土・日・祝日の9:30~16:30に拝観できる(1月・2月休館)。展示物は不定期に入れ替わるため、本像の展示状況は事前確認が望ましい。
延命寺
木造釈迦如来立像 | 如来
大阪府河内長野市神が丘492
荘厳さ端正さ深み
延命寺所蔵の重要文化財・木造釈迦如来立像。鎌倉時代に造られた清涼寺式釈迦像で、像高157.2cm。衣を二枚重ねて両肩から首まで覆い、全身に細かな波状の衣文を刻み、縄状の頭髪が正面で大きな渦を巻くなど、清涼寺式の特徴をよく示す。もとは羽曳野市古市の西琳寺本尊で、明治5年(1872)に不動明王立像・降三世明王立像とともに延命寺へ移された。通常は非公開で、2026年は4月17・18日と5月5日に宝物館で特別公開された。
神峯山寺
木造阿弥陀如来坐像・木造聖観音立像2躯 | 如来・菩薩
大阪府高槻市原3301-1
安らぎ気高さ静けさ
神峯山寺本堂に安置される国指定重要文化財の木造阿弥陀如来坐像と木造聖観音立像2躯。阿弥陀如来坐像は平安時代後期の作で像高約85cmとされ、不治の病を患った橘輔元がこの像の前で念仏を唱え病が癒えたという伝承が残る。聖観音立像2躯とともに1950年に国の重要文化財に指定された。通常は一般公開されないが、事前予約制の「拝仏」では本堂でこれらの仏像に参拝できる。
慈眼寺(野崎観音)
木造十一面観世音菩薩像 | 菩薩
大阪府大東市野崎2丁目7-1
やさしさ親しみ静けさ
慈眼寺(野崎観音)本堂の本尊である木造十一面観世音菩薩像。平安時代中期の作とされ、白檀の一木彫で、渦巻く波間を進む龍の背に立つ珍しい姿をとる。半眼の穏やかな表情から「居眠り観音」とも呼ばれる。寺伝では行基が十一面観音を刻んで安置したのが寺の始まりとされ、永禄8年(1565)の兵火で伽藍が全焼した際も本尊は残ったと伝わる。通常は秘仏で、毎年5月1~8日の「のざきまいり」に御開帳される。
岩室山観音院
木造十一面観音立像 | 菩薩
大阪府堺市南区岩室213
静けさ神秘気高さ
岩室山観音院の観音堂厨子内に安置される木造十一面観音立像。像高126.0cmで、大阪府指定有形文化財。頭上面と天衣の一部を除き、髻から足下の蓮肉までをヒノキの一材から彫り出し、内刳を施さず、頭髪・眉目以外は素地を残すことから、代用材による檀像彫刻と考えられている。古様な技法や動きの少ない姿態などから平安時代中頃の作とする見方がある一方、面長な顔立ちや裳の表現に宋風の影響を見て鎌倉時代まで下げる説もある。通常は秘仏で、毎年8月10日の千日祭にのみ開扉される。
八葉蓮華寺
木造阿弥陀如来立像 | 如来
大阪府交野市傍示111
端正さ気高さ静けさ
八葉蓮華寺収蔵庫に安置される木造阿弥陀如来立像。鎌倉時代の仏師・快慶の作で、像高82.4cm、国の重要文化財に指定されている。左足ほぞ部の墨書「巧匠アン(梵字)阿弥陀佛」から快慶作と判明し、建仁3年(1203)に法橋へ叙位される以前の若い時期の作と考えられている。檜材を前後に割矧ぎ、内刳りを施して玉眼を嵌入し、表面を漆箔で仕上げた来迎形の阿弥陀如来である。通常は非公開だが、交野市による指定文化財公開で年2回程度公開され、2026年春は4月25日に事前申込制で公開された。