仏スポット絞り込み検索
仏像との縁は、選ぶというより、ふと現れるものかもしれません。あなたのマイブッダにつながる仏スポットを検索できます。
瑞祥院
五百羅漢石像群 | その他
茨城県稲敷市江戸崎甲3076
神秘深み静けさ
瑞祥院の裏山「羅漢山」に並ぶ大規模な石造羅漢群。江戸崎の豊島和七が盲目の兄の開眼を祈願して全国の寺社を巡拝したのち、仏恩に報いるため発願し、安永9年(1780)から文化元年(1804)まで24年をかけて造立されました。寄進者522名の名が確認され、現在も493基が残り、そのうち80基には名が刻まれています。鬱蒼とした竹林の石段を登った高台に多数の石像が現れる独特の景観で、「羅漢山の夕照」として江戸崎八景の一つにも数えられます。屋外で実像群を見学できますが、裏山への石段は足元に注意が必要です。
六所大仏
六所大仏 | その他
茨城県つくば市神郡2394
親しみ静けさ荘厳さ
筑波山麓の六所地区、田園風景の中に立つ高さ約5mの大仏。つくば市公式の観光モデルコースでも紹介され、背景に筑波山が広がる開放的な景観が特徴です。周辺には、かつて筑波山神社の里宮であった六所皇大神宮霊跡地や、筑波山神社への古道に関わる六所の滝があり、山麓の歴史散策とあわせて参拝できます。六所大仏は個人によって建立された屋外像で、公式資料では尊格を特定できないため、尊名は通称の「六所大仏」、尊格は「その他」としています。屋外にあり定休日はなく、通常いつでも参拝できます。
慈雲山 無量寿院 逢善寺(小野観音)
木造金剛力士立像(阿形・吽形) | 天部
茨城県稲敷市小野318
力強さ威厳張りつめた気配
小野観音として親しまれる逢善寺の仁王門に安置される、阿形・吽形一対の木造金剛力士立像。応永9年(1402)の制作で、茨城県指定有形文化財です。右の阿形は口を大きく開き、左肘を上げて金剛杵を握り、左の吽形は口を閉じ、ともに厳しい忿怒の相を表します。上半身を裸形とし、頭髪を鬘に結った中世の仁王像で、現在も山門の左右に安置され、通常の参拝時に直接その姿を見ることができます。逢善寺は天長3年(826)創建と伝わる天台宗の古刹で、境内とあわせて中世彫刻を現地で見られる点が大きな見どころです。
木崎山 金剛院 無量寺
木造聖徳太子立像(孝養太子像) | その他
茨城県常総市菅生町5028
気高さ端正さ深み
無量寺の聖徳太子堂に伝わる茨城県指定文化財の木造聖徳太子立像。像高124.7cm、檜材の寄木造・玉眼で、16歳の太子が父・用明天皇の病気平癒を祈る姿を表す「孝養太子像」です。像内墨書から正安3年(1301)、仏師・法印祐弁による造立と判明しており、両手で柄香炉を捧げる古式の姿を伝えます。現在の無量寺も「金木犀と聖徳太子の寺」として本像を主要な見どころに掲げ、聖徳太子堂では春秋彼岸の法要が営まれています。拝観については寺務所への声掛け案内があり、確実に見る場合は事前確認を推奨します。
御岩神社
木造大日如来坐像 | 如来
茨城県日立市入四間町752
神秘威厳深み
御岩神社の斎神社に伝わる茨城県指定有形文化財の木造大日如来坐像。像高61cmの寄木造で、五智如来を表す金銅板製の五智宝冠を戴き、腹前で法界定印を結ぶ姿を表します。神仏習合の信仰を色濃く残す御岩神社で、かつて御本尊として信仰された守り仏です。制作年代は資料に差があり、御岩神社は鎌倉時代末期、茨城県教育委員会は室町時代としています。通常は直接参拝できませんが、春・秋の年2回行われる回向祭で御開帳され、現在も神仏混淆の供養信仰の中で祀られています。
小野子観音堂(小野子公民館併設)
木造千手観音坐像(小野子千手観音) | 菩薩
茨城県下妻市下妻乙498
端正さ気高さ深み
小野子観音堂に安置される茨城県指定有形文化財の木造千手観音坐像。像高65.5cm、寄木造・玉眼嵌入で、鎌倉時代後期(13世紀)の制作とされます。明快な表情と写実的で弾力のある体躯に鎌倉彫刻の特色が表れ、茨城県教育委員会は当地の中世彫刻を代表する作品の一つと評価しています。もとは明治時代に廃寺となった真寿院に安置され、現在は小野子公民館に併設された観音堂で地域に守られています。通常は非公開ですが、下妻市の年中行事として1月中旬と8月9日に御開帳され、実像を参拝できます。
威徳山 福聚院 観音寺
木造十一面観音坐像 | 菩薩
茨城県牛久市久野町2976
端正さ気高さ深み
牛久市久野町の観音寺本堂に安置される茨城県指定有形文化財の木造十一面観音坐像。檜材の寄木造で、全面に錆漆下地を施した室町時代の作です。中国宋代の仏面を手本とする宋風彫刻で、特に衲衣に施された金泥の盛り上げ彩色が特徴とされます。寺伝では大同2年(807)の創立と本尊安置を伝えますが、専門家の鑑定では現在の像は室町時代作とされています。牛久市観光協会は観音寺の拝観時間を9:00~15:00と案内しており、同協会が本尊を主要な見どころとして紹介しています。確実に本尊を拝観したい場合は事前確認を推奨します。
倶胝密山 聖宝院 六地蔵寺(水戸大師)
本尊 六地蔵菩薩立像(六体) | 菩薩
茨城県水戸市六反田町767
安らぎ親しみ荘厳さ
水戸大師六地蔵寺の地蔵堂に安置される本尊・六地蔵菩薩立像。寺の公式資料によると、六体はいずれも身丈六尺の一木造で、古くから安産、初参り、子育て、心願成就の本尊として篤い信仰を集めています。寺伝では行基が一刀三礼で刻んだ像と伝えますが、制作年代・作者は史実として確定していないため伝承として扱います。六地蔵寺は大同2年(807)開山と伝わる真言宗の古刹で、現在の地蔵堂は元禄13年(1700)に徳川光圀の寄進で建立された水戸市指定文化財です。本尊を奉安する御堂は通常8:30~16:00に開扉され、現在も祈祷や初参りなどの信仰の中心となっています。
大谷寺
千手観音立像(大谷観音) | 菩薩
栃木県宇都宮市大谷町1198
荘厳さ神秘深み
大谷寺本尊の千手観音立像「大谷観音」は、天然の岩壁に彫られた高さ約4mの磨崖仏。寺伝では平安時代の810年に弘法大師が造ったと伝えられ、文化庁は千手観音を含む「大谷磨崖仏」全体を平安~鎌倉時代の作品としている。千手観音、釈迦三尊、薬師三尊、阿弥陀三尊の計10躰は国の特別史跡・重要文化財に指定され、坂東三十三観音第19番札所として現在も信仰を集める。岩窟内の本堂・脇堂で磨崖仏群を間近に拝観できる。拝観時間は4~9月8:30~16:30、10~3月9:00~16:30で、受付は終了20分前まで。
日光山中禅寺
十一面千手観世音菩薩(立木観音) | 菩薩
栃木県日光市中宮祠2578
やさしさ神秘荘厳さ
日光山中禅寺は、日光開山の勝道上人が延暦3年(784)に建立した輪王寺の別院。本尊の十一面千手観世音菩薩「立木観音」は国の重要文化財で、寺伝では勝道上人が中禅寺湖上に千手観音の姿を見て、桂の立木にその姿を彫ったと伝えられています。現在も地に根を張るとされる特異な木像で、文化庁は平安時代の作品として登録し、大正3年(1914)に重要文化財に指定されています。坂東三十三観音第18番札所として現在も巡礼・参拝を受け、通常の拝観時間内に本尊を拝観できます。
日光山輪王寺
千手観音・阿弥陀如来・馬頭観音(日光三所権現本地仏) | 如来/菩薩
栃木県日光市山内2300
威厳荘厳さ力強さ
日光山輪王寺の総本堂・三仏堂の内陣に祀られる、千手観音・阿弥陀如来・馬頭観音の三体の大仏。高さ7.5mの三仏は、男体山・女峰山・太郎山を神仏として崇める「日光三所権現」の本地仏で、輪王寺を代表する参拝対象です。欄間にはさらに、東照三所権現の本地仏である薬師如来・阿弥陀如来・釈迦如来の掛仏も祀られ、二組の三尊仏が安置されています。三仏堂自体は国の重要文化財で、世界遺産「日光の社寺」の構成資産。通常は拝観時間内に堂内で三仏を参拝できます。
大谷公園
平和観音 | 菩薩
栃木県宇都宮市大谷町1174
やさしさ荘厳さ安らぎ
大谷公園の岩壁に刻まれた高さ27mの平和観音。第二次世界大戦の戦没者慰霊と世界平和を祈念し、昭和23年(1948)から6年をかけて、大谷石の旧露天採掘場の岩壁にすべて手彫りで造られた巨大な観音像です。宇都宮市も高さ27mの平和観音を公園の主要施設として紹介しており、現在は観光客や市民に親しまれています。階段を上った展望台からは柔和な表情を間近に望め、大谷の町並みも見渡せます。大谷公園は無休・無料で、屋外から参拝できます。
日光山輪王寺
宝冠阿弥陀如来・法利因語四菩薩(阿弥陀五尊) | 如来/菩薩
栃木県日光市山内2300
気高さ端正さ荘厳さ
日光山輪王寺の常行堂に祀られる、宝冠阿弥陀如来を中心とした阿弥陀五尊像。本尊は宝冠をいただいて孔雀に乗り、周囲の法・利・因・語の四菩薩もそれぞれ孔雀に乗る、全国でも唯一といわれる珍しい構成です。文化庁は中尊を久安元年(1145)の造立とみてよいとし、定朝様に則った温雅な作風を伝える像と評価しています。四菩薩には後世の補作を含みますが、五尊一具で伝わり、平成12年(2000)に国の重要文化財に指定されました。常行堂は現在も先祖供養・水子供養などの回向道場として使われ、通常の拝観時間内に本尊を参拝できます。
一向寺
銅造阿弥陀如来坐像(汗かき阿弥陀) | 如来
栃木県宇都宮市西原2-1-10
神秘深み親しみ
一向寺の本堂南側の収蔵庫に安置される銅造阿弥陀如来坐像「汗かき阿弥陀」。応永12年(1405)、宇都宮第12代城主・宇都宮満綱を願主として、宇都宮を中心に活動した鋳物師・秦景重が鋳造した室町時代初期の像で、もとは宇都宮氏の菩提寺・長楽寺の本尊でした。像高105cmで、衣には345人の結縁による造立を伝える銘文を含め、計1105文字が刻まれています。昭和25年(1950)に国の重要文化財に指定され、世に異変が起こる前に汗をかくという伝承から「汗かき阿弥陀」と親しまれ、火災除けの信仰も伝わります。拝観は事前連絡が必要です。
徳蔵寺
木造五百羅漢像 | その他
栃木県足利市猿田町9-3
親しみ深み荘厳さ
徳蔵寺の五百羅漢堂に安置される木造五百羅漢像。文化10年(1813)建立の羅漢堂内に513躯が並び、一体ごとに表情やしぐさが異なる群像として知られています。羅漢は釈迦の弟子として悟りを開いた聖者たちを表し、徳蔵寺では「自分に似た羅漢に出会える」と親しまれています。木造五百羅漢像513躯と羅漢堂1棟は昭和43年(1968)に栃木県指定有形文化財となりました。徳蔵寺は地域交流にも力を入れる「ピンポン寺」として開かれていますが、五百羅漢の参拝は事前予約が必要です。
西明寺
木造閻魔王坐像・両脇侍像(笑い閻魔) | その他
栃木県芳賀郡益子町益子4469
親しみ威厳深み
西明寺の閻魔堂に祀られる木造閻魔王坐像・両脇侍像。寛永10年(1633)に制作された江戸時代初期の群像で、益子町は大胆かつ精美な彫刻手法と、それぞれの尊像の性格を表した面相、流麗な衣文を特徴として紹介しています。とりわけ閻魔王像は大型で珍しく、厳しい閻魔のイメージとは異なる独特の表情から、地元では「笑いエンマ」として親しまれています。昭和50年(1975)に栃木県指定有形文化財となりました。境内は無休で自由に参拝でき、毎月15~17日には閻魔堂正面の格子戸が開放される時間があります。
佐貫石仏
大日如来坐像(佐貫石仏) | 如来
栃木県塩谷郡塩谷町佐貫
力強さ神秘荘厳さ
鬼怒川左岸にそびえる高さ約64mの大岩壁に刻まれた大日如来の磨崖仏。像高は約18.2m、顔面だけでも長さ約3m・幅約1.64mに及ぶ巨像で、弘法大師が一夜で刻んだという伝承も残ります。風化が進み全体像を明瞭に見ることは難しくなっていますが、現在も顔面部と蓮弁部を確認できます。大正15年(1926)に国の史跡に指定されました。自然の巨大な岩壁そのものを仏身とするようなスケールが際立ち、屋外から無料で参拝できる栃木県を代表する磨崖仏です。
千手院
木造千手観音菩薩坐像 | 菩薩
栃木県鹿沼市千手町2610
端正さ静けさ気高さ
千手山公園内の無住寺院・千手院に祀られる木造千手観音菩薩坐像。鹿沼市は鎌倉時代(14世紀)の作としており、像高51.4cm、檜材の寄木造で、布貼漆箔と金泥彩を施し、玉眼を嵌入しています。引き締まった口元や張りのある頬など、写実的で端正な面相が特徴です。化仏や脇手の一部には後世の補作があり、舟形光背と九重の蓮華座は江戸時代中期のものです。昭和56年(1981)に鹿沼市指定有形文化財となりました。通常は非公開ですが、毎月1日に本堂が御開帳され、休園日や雨天の場合は翌日に開帳されます。
専念寺
鉄造阿弥陀如来立像 | 如来
栃木県さくら市喜連川3530
深みやさしさ力強さ
専念寺の本尊として祀られる鉄造阿弥陀如来立像。背面の銘により弘安6年(1283)の制作が明確な鎌倉時代の鉄仏で、像高は約40cmです。銅ではなく鉄を鋳造し、前後を合わせた型の側面には鋳バリが残ります。度重なる火災に遭い足元を失っていますが、顔面は原形を保ち、穏やかな慈眼を今に伝えています。昭和41年(1966)に栃木県指定有形文化財となり、現在も厄除け、心願成就、家内安全の仏として信仰されています。公式観光案内では8:00~17:00、無休で案内されています。
専称寺
金銅阿弥陀如来立像(善光寺式一光三尊主尊) | 如来
栃木県那須郡那須町伊王野1622
端正さ気高さ荘厳さ
専称寺の本尊として伝わる金銅阿弥陀如来立像。善光寺式一光三尊の主尊で、像高48cm。背面銘から文永4年(1267)5月、仏師・藤原光高が、伊王野氏の祖にあたる藤原資長を願主として制作したことが明らかです。整った美しい顔立ちをもち、制作当初の金色を伝える金箔も残ります。昭和25年(1950)に国の重要文化財に指定されました。専称寺は伊王野氏の菩提寺として続き、本像はその歴史を伝える中心的な本尊です。通常は非公開で、栃木県の文化財案内では年1回、4月17日に公開されます。