仏スポット絞り込み検索
仏像との縁は、選ぶというより、ふと現れるものかもしれません。あなたのマイブッダにつながる仏スポットを検索できます。
不忍池辯天堂
八臂大辯才天 | 天部
東京都台東区上野公園2-1
神秘気高さ荘厳さ
上野・不忍池の中之島に建つ不忍池辯天堂の本尊、八臂大辯才天。寛永寺公式によると、天海大僧正が琵琶湖の竹生島になぞらえて不忍池に中之島を築き、寛永年間に堂を建立し、本尊も竹生島の宝厳寺から勧請しました。一般に知られる琵琶を持つ弁才天とは異なり、8本の腕に煩悩を打ち破る武器を持つ姿で、音楽・芸能や財運の守護として信仰されています。通常は秘仏ですが、毎年9月の「巳成金大祭」で御開扉され、2026年は9月16日の5:00~17:00に実像を拝することができます。現在の八角形の堂は昭和33年(1958)再建。上野公園・不忍池という東京有数の観光地で、公開日が明確な秘仏を参拝できる代表的な弁才天信仰の場です。
浅草寺
御前立本尊 聖観世音菩薩 | 菩薩
東京都台東区浅草2-3-1
神秘気高さ荘厳さ
浅草寺本堂の御宮殿に、本尊聖観世音菩薩のお身代わりとして奉安される御前立本尊。浅草寺公式では慈覚大師作と伝えられ、本尊とともに通常は秘仏です。ただし御前立本尊に限り、毎年12月13日午後2時の御宮殿開扉法要で一般の信徒も尊像を拝することができます。浅草寺の本尊は推古天皇36年(628)に示現したと伝えられ、大化元年(645)以来、絶対秘仏の制が守られているため、実際に尊像を拝める御前立本尊は浅草寺の観音信仰を直接感じられる重要な参拝対象です。
浅草寺
仁王尊像(阿形・吽形) | 天部
東京都台東区浅草2-3-1
力強さ威厳荘厳さ
浅草寺の山門・宝蔵門の両端に奉安される一対の仁王尊像。浅草寺公式によると、現在の像は昭和37年(1962)1月から昭和39年(1964)3月にかけて制作され、錦戸新観・村岡久作が彫刻、磯貝玉州・磯貝勝之が彩色を担当しました。木曾檜造りで各約1,000kg、像高は4.54mと4.93m、総高はいずれも5.45mに及ぶ巨大な守護神像です。仁王尊は身体健全・災厄除・虫封じ・疱瘡除の守護神として信仰され、毎月8日がご縁日。東京を代表する観光名所・浅草寺で、仲見世を抜けた正面にそびえる宝蔵門越しに間近で拝観できる迫力ある仏像です。
牛久大仏
阿弥陀如来 | 如来
茨城県牛久市久野町2083
威厳荘厳さ安らぎ
牛久大仏の正式名称は「牛久阿弥陀大佛」。浄土真宗東本願寺派本山東本願寺を事業主体として建立され、平成4年(1992)11月に完成、平成5年(1993)7月3日に一般公開されました。全高120m(像高100m、台座20m)の青銅製阿弥陀如来立像で、青銅製仏像として世界最大としてギネス世界記録に登録されています。胎内は5層に分かれ、約3,400体の胎内仏を安置する「蓮華蔵世界」や、地上85mの胸部にある展望台まで拝観できます。年中無休で、開園時間内は大仏と胎内を拝観できます。
妙香寺
丈六薬師如来立像 | 如来
茨城県稲敷郡美浦村土浦2060
威厳力強さ深み
妙香寺の薬師堂に安置される「丈六薬師」と呼ばれる薬師如来立像。檜材の寄木造で、表面は漆塗りに彩色が施されています。像高については公式資料に差があり、茨城県教育委員会は3.6m、美浦村は4.8mと案内しています。豊満さと威厳を備えた作風から室町時代の制作と推定され、昭和33年(1958)に茨城県指定有形文化財となりました。平成3年(1991)の胎内調査では墨書や木札が見つかり、宝永3年(1706)に修理されたことも判明しています。観光情報では「妙香寺・丈六薬師」として紹介されていますが、薬師堂内の拝観時間は明記されていないため、訪問前の確認が必要です。
筑波山 大御堂
千手千眼観自在菩薩(十一面千手観音) | 菩薩
茨城県つくば市筑波748
やさしさ荘厳さ清らかさ
筑波山大御堂の本尊・千手千眼観自在菩薩。十一の顔と四十二本の手を備える十一面千手観音で、千の手は無限の救済の働きを表すとされています。大御堂は延暦元年(782)に筑波山中腹の堂宇へ千手観音を安置したことを縁起とし、明治期の神仏分離では本尊を護国寺が保護して復興へつなげました。令和2年(2020)の新本堂再建に際し、本尊は創建当時の姿を再現する修復を受け、金箔を古色仕上げにして本堂へ戻されています。坂東三十三観音第25番札所で、9:00~16:00は本堂に上がり、本尊の近くで参拝できます。
不動院(板橋不動尊)
不動明王及び二童子立像 | 明王
茨城県つくばみらい市板橋2370
力強さ威厳張りつめた気配
「板橋のお不動さん」と親しまれる不動院の本尊で、不動明王に矜羯羅童子・制吒迦童子を従える三尊像。寺伝では大同年間(806~809)に弘法大師空海が一刀三礼で刻んだとされ、戦火を逃れて文禄年間(1592~1595)に現在地の本堂へ安置されたと伝わります。「不動明王及び二童子立像」として大正4年(1915)に国指定文化財となり、現在は国の重要文化財です。通常は秘仏ですが、公式年中行事で1月28日の初不動、節分、11月28日の秋季大祭に御開帳が明記され、北関東三十六不動尊霊場第36番・結願の寺として信仰を集めています。
雨引山 楽法寺(雨引観音)
延命観世音菩薩(木造観世音菩薩立像) | 菩薩
茨城県桜川市本木1
神秘深みやさしさ
雨引山楽法寺(雨引観音)の本尊・延命観世音菩薩。国の重要文化財としての名称は「木造観世音菩薩立像(附前立尊)」で、本尊は榧と推定される針葉樹材を用いた一木造の八臂像です。桜川市は平安時代の9世紀後半~末頃の制作とし、明治44年(1911)に重要文化財に指定されました。通常は秘仏で、鎌倉時代後半とされる同形の前立尊が安置されています。2026年は坂東三十三観音の午歳特別結縁巡礼により1年間御開帳され、受付8:30~17:00、拝観料1,000円で本尊を拝観できます。坂東第24番札所で、安産・子育ての観音として信仰されています。
佐白山 正福寺
十一面千手観世音菩薩(木造佐白観音坐像) | 菩薩
茨城県笠間市笠間1056-1
荘厳さやさしさ端正さ
佐白山正福寺の本尊・十一面千手観世音菩薩で、笠間市の文化財名称は「木造佐白観音坐像」。像高58cmの寄木造で玉眼を嵌め、頭上に十一面を戴き、真手・宝鉢手のほか38手を備え、金箔が施されています。笠間市は鎌倉時代中期の制作とし、昭和32年(1957)に茨城県指定文化財となりました。通常の開門時間は9:00~16:00ですが、本尊拝観は指定日の予約制です。寺院公式の最新案内では、2026年8月18日の甲子日は拝観を行わず、次回は8月22日11:40~12:00、電話予約制・拝観料1,500円と明記されています。坂東三十三観音第23番札所です。
浄蓮寺
三十三観音(石仏・磨崖仏) | 菩薩
茨城県北茨城市華川町小豆畑2733
静けさ神秘深み
浄蓮寺の敷地内にある浄蓮寺渓谷の遊歩道沿いで、岩や山中に点在する三十三観音。北茨城市によると、石仏と磨崖仏からなり、いずれも40cm前後で、江戸時代の制作と考えられています。観世音菩薩が三十三の姿に変えて人々を救うという説に基づいて造られ、如意輪観音、聖観音、馬頭観音、准胝観音、千手観音、不空羂索観音、十一面観音などの諸観音と地蔵菩薩1体が確認されています。昭和60年(1985)に北茨城市指定史跡となりました。観光いばらきでは浄蓮寺の拝観時間を8:00~17:00、10月~3月は16:00までと案内しており、渓谷の自然とともに屋外の観音像群を巡ることができます。
峰寺山 西光院
木造立木観音菩薩像(十一面観音) | 菩薩
茨城県石岡市吉生2734
威厳荘厳さ深み
峰寺山西光院に安置される高さ5.9mの木造立木観音菩薩像。もとは山麓の立木山長谷寺高照院の本尊と伝わり、一本の立木に刻んだものと推定されていますが、腕の一部は寄木です。作者と制作年代は不明で、像内には元文2年(1737)に修理が完成したことを伝える記録が残ります。明治42年(1909)に地元住民の尽力で現在地へ遷座され、昭和36年(1961)に茨城県指定有形文化財となりました。石岡市は、全国に伝わる立木観音の中で大きさが会津・恵隆寺の千手観音に次ぐ第2位の十一面観音菩薩像と紹介しています。現在は収蔵庫に安置されているため、実像の拝観可否と時間は訪問前の確認が必要です。
小田 湯地蔵
石造地蔵菩薩立像(湯地蔵) | 菩薩
茨城県つくば市小田4003
やさしさ静けさ深み
つくば市小田で「湯地蔵」と呼ばれ、旧三村山清冷院極楽寺跡へ向かう古道脇に立つ石造地蔵菩薩立像。像高157cmで、約70cm角の花崗岩の一石に地蔵菩薩本体と蓮華座、錫杖、宝珠、頭光を高浮彫風に刻み、左右の側壁と屋蓋を組み合わせた石造龕に納められています。硬い花崗岩でありながら、穏やかな表情と流れるような衣文で地蔵菩薩の慈悲を表した鎌倉時代後期の在銘像で、昭和37年(1962)に茨城県指定有形文化財となりました。現在も小田の人々に守られ、屋外で実像をそのまま参拝できる石仏です。
萬秀山 正宗寺
木造十一面観音菩薩坐像 | 菩薩
茨城県常陸太田市増井町1514
端正さ荘厳さ深み
正宗寺の本尊・木造十一面観音菩薩坐像。像高63.4cmの漆箔寄木造で玉眼を嵌め、結跏趺坐する頭上には十一面の化仏を二段に配します。通肩の法衣には唐草・麻の葉・卍などの截金文や盛り上げ色彩が施され、細身の姿や顔立ちには宋風の影響が強く表れています。常陸太田市は鎌倉時代末頃の作とし、昭和32年(1957)に茨城県指定有形文化財となりました。寺伝では慈覚大師作と伝え、佐竹氏15代当主義治が毎月17日に本像へ参籠勤行した記録も残ります。通常は容易に見られない文化財ですが、2026年10月17・18日の常陸太田市「集中曝涼」で10:00~15:30に公開されます。
中染阿弥陀堂
鉄造阿弥陀如来立像 | 如来
茨城県常陸太田市中染町23
やさしさ気高さ深み
中染阿弥陀堂の収蔵庫に安置される鉄造阿弥陀如来立像。像高164.2cmの等身大の鉄仏で、弘長4年(1264)4月26日の造像銘を背面に持ち、大檀那・桐原左衛門、大大工・権守入道西念、大勧進・立佛房、大仏師・日向房良覚らの名も刻まれています。鉄鋳造のため細部は簡略化されていますが、大きな螺髪と形式化した衣文、温かみのある穏やかな表情、凛とした立ち姿が特徴です。鎌倉時代の鉄仏は現存数が少なく、本像は平成26年(2014)に国の重要文化財に指定されました。通常は非公開ですが、2026年10月17・18日の常陸太田市「集中曝涼」で10:00~15:00に公開されます。
西光寺(下利員町)
木造薬師如来坐像 | 如来
茨城県常陸太田市下利員町957
端正さ荘厳さ静けさ
下利員町の西光寺に伝わる木造薬師如来坐像。像高143.7cm、台座を含めると290.7cmで、九重の蓮華座に坐し、背後には中央最上部の大日如来と左右計11躯の飛天を配した二重円光を備えます。カヤ材の一木割矧造とされ、平安時代後期の定朝様式を示す県内でも貴重な仏像で、明治44年(1911)に国の重要文化財に指定されました。大正12年(1923)の火災では周辺住民によって救い出されましたが光背の一部を焼損し、その後の修理や東日本大震災後の修復を経て守り継がれています。西光寺は現在無住で、本像は通常非公開ですが、2026年10月17・18日の常陸太田市「集中曝涼」で10:00~15:00に公開されます。
舎利山 三光院 菊蓮寺
木造千手観音立像 | 菩薩
茨城県常陸太田市上宮河内町3600
威厳荘厳さ端正さ
菊蓮寺の本堂前収蔵庫に安置される木造千手観音立像。檜材の寄木造で像高350cmに達し、石岡市の木造立木観音菩薩像に次ぐ茨城県内第2位の巨像です。圧倒的な大きさと重厚な量感を備え、彫りの深い端正で面長な顔立ちを特徴とします。平安時代末期の金砂の合戦で先代の千手観音が焼損した後、鎌倉時代に新たに造立された像で、胎内に納められていた供養札には寛元2年(1244)4月の記述が残ります。昭和54年(1979)に茨城県指定有形文化財となりました。2026年10月17・18日の常陸太田市「集中曝涼」で10:00~15:00に公開されます。
香仙寺
阿弥陀如来坐像(直牒洞の石仏) | 如来
茨城県常陸太田市松栄町615
神秘静けさ深み
香仙寺東側の山腹にある奥行約11mの岩窟「直牒洞」の中央奥室後壁に彫られた阿弥陀三尊の中尊・阿弥陀如来坐像。右側に観音菩薩立像、左側に勢至菩薩立像を配します。常陸太田市は平安時代後期の制作と推定し、「直牒洞の石仏」として昭和45年(1970)に茨城県指定文化財となりました。伝承では常福寺第2世了誉聖冏が、常福寺の類焼や佐竹の兵乱を避けて嘉慶2年(1388)から応永3年(1396)までの間この洞窟に籠り、『決疑鈔直牒』10巻を著したことが洞名の由来とされています。2026年10月17日の常陸太田市「集中曝涼」では10:00~15:30に公開され、阿弥陀三尊を照明した状態で拝観できます。
光明山 安養寺 来迎院
木造阿弥陀如来坐像 | 如来
茨城県常陸太田市大里町3708
安らぎ端正さ静けさ
光明山安養寺来迎院の阿弥陀堂に安置される木造阿弥陀如来坐像。像高約155.6cmの半丈六像で、ケヤキ材の一木造です。表面にはわずかに金箔が残り、制作当初は金箔仕上げだったと考えられています。細かな螺髪と彫眼を備え、上品上生の印を結ぶ姿から平安時代末の作とされ、昭和40年(1965)に茨城県指定文化財となりました。台座天板裏には寛文年間(1661~1673)の修復を伝える墨書が残り、もとは大洗町磯浜にあった普賢院の本尊として当地へ運ばれたと伝わります。現在の来迎院は無住寺ですが、2026年10月17・18日の常陸太田市「集中曝涼」で10:00~15:30に公開されます。
俊明山 無量寿院 西福寺
木造阿弥陀如来坐像 | 如来
茨城県東茨城郡大洗町磯浜町5298
安らぎやさしさ端正さ
西福寺の本堂本尊・木造阿弥陀如来坐像。像高89.1cmの寄木造で玉眼を嵌め、阿弥陀如来の上品上生印を結びます。顔と胸には金泥、衣文には薄海老茶色の彩色が施されており、保存状態も良好です。穏やかな表情をもつ室町時代末期の作と考えられ、昭和44年(1969)に茨城県指定有形文化財となりました。茨城県教育委員会は、参拝者が座る本堂外陣から本尊を拝することができると案内しています。現在の参拝案内では8:30~17:00で、実像を日常的に拝観できます。
吉田山 薬王院
木造薬師如来坐像 | 如来
茨城県水戸市元吉田町682
端正さ力強さ荘厳さ
吉田山薬王院の本尊・木造薬師如来坐像。茨城県教育委員会によると像高86.3cm、杉材を用いた一木造を基本とし、彫眼で現在は素地を表します。大きな肉髻、丸く引き締まった頬、切れ長で力のある眼、厚みのある体躯などに平安時代和様の古様を残し、制作は11世紀後半~12世紀前半頃と考えられています。昭和34年(1959)に茨城県指定有形文化財となりました。寺院公式では日光・月光菩薩を脇侍とする薬師三尊として祀られており、本堂内での拝観を希望する場合は1週間前までの電話連絡が必要です。