仏スポット絞り込み検索
仏像との縁は、選ぶというより、ふと現れるものかもしれません。あなたのマイブッダにつながる仏スポットを検索できます。
証拠山 大山禅坊 阿弥陀寺
木造阿弥陀如来立像 | 如来
茨城県那珂市額田南郷375
安らぎ端正さ気高さ
証拠山大山禅坊阿弥陀寺の本尊・木造阿弥陀如来立像。像高95.4cm、檜材の寄木造で漆箔、玉眼を施し、通肩の法衣をまとって来迎印を結び、放射光背と踏割蓮華座を備えます。大粒の螺髪や低い肉髻などに鎌倉様を示し、茨城県教育委員会は鎌倉時代の作としています。昭和46年(1971)に茨城県指定有形文化財となりました。阿弥陀寺は親鸞の門弟・定信を開基とする二十四輩第十四番の寺として伝わり、現在の参拝案内では事前連絡が必要です。
法満山 一乗院
日本一の毘沙門天像 | 天部
茨城県那珂市飯田1085
力強さ威厳荘厳さ
法満山一乗院の境内に立つ巨大な毘沙門天像。寺院公式は台座からの高さ約16mで「日本一の毘沙門天」と案内し、開運・厄除け・方位除けの仏として現在も信仰されています。境内で実像を間近に見上げて参拝でき、2026年5月更新の現地取材情報では、像の内部へ入る胎内拝観も可能で、小さな仏像や色彩豊かな曼荼羅などを見ることができます。一乗院は真言宗智山派の寺院で、公式の受付時間は9:00~16:00。巨大仏そのものを訪問目的にできる、茨城県内でも特に特徴の明確な仏スポットです。
曜光山 月山寺
薬師如来(御本尊) | 如来
茨城県桜川市西小塙1677
端正さ安らぎ静けさ
曜光山月山寺の御本尊・薬師如来。月山寺公式では御本尊として紹介され、阿弥陀如来、不動明王、千手千眼観世音菩薩など、寺に伝わるさまざまな仏像とともに拝観できます。月山寺には複数の薬師如来像が伝わり、県・市の文化財資料では本尊像の像高などに記載の差があるため、数値は断定しません。現在の通常拝観は8:00~16:00、拝観料無料で、実像を日常的に拝観できます。
富谷観音 小山寺
釈迦牟尼如来(三重塔本尊) | 如来
茨城県桜川市富谷2186
荘厳さ端正さ気高さ
富谷観音として親しまれる小山寺の国指定重要文化財・三重塔に安置される釈迦牟尼如来。塔内では正面中央に釈迦牟尼如来、西側に普賢菩薩、東側に文殊菩薩を祀ります。三重塔は相輪の宝珠銘から寛正6年(1465)に多賀谷朝経を大檀那として、大工宗阿弥家吉とその嫡子らが再建したことが知られ、関東以北でも室町時代にさかのぼる数少ない塔です。通常は塔内を自由に拝観できませんが、寺院公式は2026年11月21~23日に三重塔を御開帳し、9:00~16:00、拝観料500円で公開すると案内しています。塔内に安置された三尊を実際に拝観できる機会です。
尸羅度山 曼珠院 西蓮寺
木造薬師如来坐像 | 如来
茨城県行方市西蓮寺504
力強さ威厳深み
西蓮寺の本尊・木造薬師如来坐像。像高150cmの一木背刳造で、張った小鼻、大きく切った眼と眉、厚い唇、太い両腕など力強い造形を見せ、衣文の彫りには翻波式の名残があり、深い部分には当初の胡粉も残ります。寺伝では開山の最仙上人が自ら刻んだとされますが、茨城県教育委員会は室町時代末期の制作としています。昭和33年(1958)に茨城県指定有形文化財となりました。薬師堂は本尊を拝観する祈願道場で、寺院公式では1月8日、4月8日、9月24~30日に御開帳すると明記されています。
椎尾山 薬王院
薬師瑠璃光如来坐像 | 如来
茨城県桜川市真壁町椎尾3178
神秘深み端正さ
椎尾山薬王院の秘仏本尊・薬師瑠璃光如来坐像。像高50cmの金銅坐像で、天文19年(1550)の火災では左右両手首を損傷したものの、本体の大部分は火難を免れました。同心円状に束ねられた頭髪が特徴的で、桜川市は鎌倉時代中期の作としています。昭和30年(1955)に茨城県指定有形文化財となりました。薬王院は古くから病気平癒の霊場として信仰され、現在の公式観光案内では秘仏本尊を毎年4月8日の花まつりに合わせて1週間御開帳すると明記しています。通常の参拝時間は9:00~16:00で、御開帳の詳細は寺院への事前確認が案内されています。
明観山 観音院 長谷寺(古河長谷観音)
木造十一面観世音菩薩立像(長谷観音) | 菩薩
茨城県古河市長谷町5-1
威厳親しみ荘厳さ
古河長谷観音として親しまれる長谷寺の本尊・木造十一面観世音菩薩立像。古河市によると像高は6尺8寸1分(約2m)で、市指定文化財となっています。寺伝では明応年間(1492~1501)、古河公方・足利成氏が鎌倉の長谷観音を勧請して古河城の鬼門除けとし、歴代古河城主の祈願所となったと伝わります。鎌倉・大和の長谷寺とともに日本三大長谷観音の一つとうたわれ、現在も厄除けなどの信仰を集めています。現行の観光案内では、11:00・14:00の祈願時に本堂内で菩薩像を拝観できるとされています。訪問時は祈願実施の有無を事前に寺院へ確認するのが確実です。
太光山 結城院 新長谷寺(八町観音)
木造十一面観世音菩薩立像(御前立) | 菩薩
茨城県結城郡八千代町八町149
端正さ威厳深み
八町観音として親しまれる新長谷寺で、本尊の御前立として安置される木造十一面観世音菩薩立像。檜材の寄木造で像高102cm、鎌倉時代末から南北朝時代の制作とされ、平成5年(1993)に八千代町指定有形文化財となりました。頭上の小さな化仏まで丁寧に彫り、銅製透かし彫りの宝冠には宝珠・菊花・蓮華を表します。手足の各指には関節線と爪の三日月まで刻み、右手の掌には知能線・生命線・感情線まで表すなど、非常に写実的で精緻な造形が見どころです。県指定文化財の秘仏本尊とは別像で、通常参拝の対象となる御前立ですが、観音堂の開扉・拝観時間は訪問前に寺院へ確認するのが確実です。
国見山 鳳台院
釈迦如来大仏 | 如来
茨城県笠間市箱田2458
力強さ威厳荘厳さ
曹洞宗国見山鳳台院の境内高台に立つ釈迦如来大仏。寺院公式は境内に大佛を含む伽藍が広がると案内し、釈迦如来大仏を年間行事の対象として明記しています。鳳台院は文明8年(1476)に笠間朝貞が竺翁円符和尚を迎えて再興した寺で、現在の境内には本堂、観音堂、五重塔、達磨大師大仏などもあります。釈迦如来大仏は境内から実像を参拝でき、GW最初の土日には釈迦如来法要と大仏開堂が行われます。寺院公式では2026年4月30日付のお知らせでも釈迦如来大仏・達磨大師大仏の開堂を案内しており、大型の実像そのものを訪問目的にできる仏スポットです。
雲光山 華蔵院 清瀧寺
阿弥陀如来立像(阿弥陀三尊中尊) | 如来
茨城県守谷市板戸井1910
安らぎ親しみ神秘
清瀧寺の秘仏本尊・阿弥陀如来立像。観世音菩薩立像・大勢至菩薩立像を脇侍とする阿弥陀三尊として本堂に祀られています。寺院公式では、過去に大きな火災に遭いながら本尊だけは無事だったと伝え、「火除けの阿弥陀」として家内安全の信仰を集めると紹介しています。本堂中央には天蓋の下に卍形に畳を敷いた「卍畳」があり、御開帳時にはその中央で阿弥陀如来と目線を合わせて参拝できます。本尊の御開帳は年4回で、大晦日~1月3日、春分の日、8月13~16日、秋分の日。一般参拝者が本堂で実像と向き合える機会が毎年明確に設けられています。法要等で拝観が難しい時間帯があるため、訪問前に最新案内の確認が必要です。
仏頂山 楞厳寺
木造千手観音立像 | 菩薩
茨城県笠間市片庭775
荘厳さ気高さ深み
仏頂山楞厳寺に伝わる国指定重要文化財の木造千手観音立像。建長4年(1252)制作、像高207.5cm。檜材の寄木造で漆箔、玉眼を施し、頭上に十一面を戴き、真手・宝鉢手のほか四十臂を表します。高い髻や複雑な衣文などに鎌倉時代の慶派の作風が明瞭に見られ、像背面の銘文から笠間城主・笠間時朝の発願による造像と考えられています。光背は失われています。現在は不動明王・毘沙門天とともに収蔵庫に安置され、笠間市公式では毎年4月8日の花まつりに公開。その他の拝観は市教育委員会を通して寺の承諾を得る必要があります。
岩谷寺
木造薬師如来立像 | 如来
茨城県笠間市来栖2696
端正さ気高さ深み
岩谷寺に伝わる国指定重要文化財の木造薬師如来立像。茨城県教育委員会は建長5年(1253)の制作とし、檜材の寄木造で漆箔を施し、玉眼と水晶製の白毫を嵌入します。左手に薬壺を載せ、右手を施無畏印のように前へ向けて立つ姿で、舟形光背には二重円相や八葉、雲焔透彫などが表され、光背の大部分も当初のものが残ります。岩谷寺には平安時代末期の薬師如来坐像も伝わり、2躯とも国の重要文化財です。通常は公開されていませんが、毎年4月8日に開帳され、その他の拝観は笠間市教育委員会を通じて寺院の承諾を得る必要があります。
大蔵山 福泉寺
木造釈迦如来立像 | 如来
茨城県鉾田市大蔵113
端正さ気高さ深み
福泉寺の本尊として伝わる国指定重要文化財の木造釈迦如来立像。像高165.5cmの等身大で、檜材を用いた寄木造。金箔や漆を施さない素地仕上げとし、玉眼と眉間の白毫には水晶を嵌めています。大きな螺髪を縄状に渦巻くように刻み、像身を半円状にめぐる平行線の衣文には異国的な趣が見られます。金色の光背には左右合わせて12体の仏を浮彫で表します。春日仏師作とも伝えられ、茨城県教育委員会は鎌倉時代末期の制作と推定しています。通常は収蔵庫に安置されていますが、毎年4月8日に一般開帳され、実像を拝観できます。
佐久山 多聞院 薬師寺
薬師如来坐像(日光・月光菩薩脇侍) | 如来
茨城県東茨城郡城里町石塚1422
力強さ威厳深み
佐久山多聞院薬師寺に伝わる国指定重要文化財の薬師三尊像。中尊の薬師如来坐像は像高137.8cm、檜材の割矧造で、力強く厳しい表情と厚みのある体躯を備え、平安時代の穏やかな衣文表現を残しつつ鎌倉時代初頭の技法を示します。像内には平安時代の作とみられる像高4.3cmの銅造薬師坐像を納め、日光・月光菩薩の両脇侍像を伴います。明治44年(1911)に国指定重要文化財となりました。通常は非公開ですが、2026年更新の観光情報では1月1日の元朝詣りと4月8日の花まつりに御開帳され、2025年の花まつりでも実際の御開帳が確認されています。
功徳山 弥勒教会
木造弥勒仏立像 | 菩薩
茨城県笠間市石寺510-1
威厳端正さ深み
弥勒教会に伝わる国指定重要文化財の木造弥勒仏立像。宝治元年(1247)の制作で、像高175.2cm。檜材の寄木造で漆箔・玉眼を施し、二重円光の光背と台座も造立当初のものが残ります。大粒の螺髪、低い肉髻、複雑な衣文には宋風の影響と鎌倉彫刻の特色が表れ、像内墨書銘から笠間時朝の発願による造像と分かります。通常は非公開ですが、笠間市公式では毎年4月8日の花まつりに公開され、その他の拝観は市教育委員会を通じて承諾を得る必要があります。
閑居山 百体磨崖仏
百体磨崖仏(地蔵菩薩・観音菩薩・不動明王ほか) | その他
茨城県かすみがうら市上志筑634
神秘静けさ深み
閑居山中腹の花崗岩の巨岩に、百体を超える地蔵菩薩・観音菩薩などを薄肉彫・線刻した県指定文化財。願成寺中興の祖・乗海の作と伝わり、線彫の不動明王、如来式像、十六羅漢なども見られます。制作時期には幅があり、茨城県教育委員会は鎌倉・室町・江戸期の像が混在するとし、かすみがうら市は地蔵像の特徴から江戸時代前期を中心とみています。「百体観音」と俗称され、山中の巨岩そのものを現地で見られる希少な磨崖仏群です。現地は関東ふれあいの道「果樹の里のみち」に含まれていますが、森林総合研究所敷地内の道路を通るため、フェンス・鉄鎖ロープ内には立ち入らず、足元に注意して見学する必要があります。
しもだて地域交流センター アルテリオ
青銅聖観世音菩薩立像(百観音) | 菩薩
茨城県筑西市丙372
端正さ親しみ静けさ
筑西市のしもだて地域交流センター「アルテリオ」1階に常設展示される、市指定文化財の青銅聖観世音菩薩立像。像高120cm、総高172cmで、宝永3年(1706)、下館藩主の黒田豊前守直邦(直重)が天下泰平と国家富饒を祈願して奉納した像です。通称「百観音」と呼ばれ、この本像のほか約30cmの小観音99体も造られて領内寺院に安置されましたが、明治期の廃仏毀釈で散逸しました。本像は昭和51年(1976)に市へ寄贈され、現在はアルテリオ1階で展示・公開されています。寺院ではなく公共文化施設ですが、江戸時代の大型青銅観音を通常開館時に直接見られる貴重なスポットです。
釋迦山 大圓寺
木造釈迦如来坐像 | 如来
茨城県守谷市大木676
やさしさ端正さ深み
大圓寺の本尊として伝わる茨城県指定文化財の木造釈迦如来坐像。像高146cm、欅材で造られ、やや大きな頭部、童形のやさしげな面部、細かな螺髪、浅く平行線状に流れる衣文など、関東地方における平安時代末期(12世紀)の定朝様の特色を示します。左足を上に組む姿や左手指先の欠失から、当初は薬師如来で、後世の修理で釈迦如来へ改められた可能性が指摘されています。像内には元禄2年(1689)、大仏師・寂幻による修理銘が残ります。通常は外拝ですが、近年の実地拝観例があり、本尊拝観を希望する場合は寺院への事前確認が必要です。
施無畏山 延命院 中舘観音寺
木造観音菩薩立像(延命観音) | 菩薩
茨城県筑西市中舘522-1
気高さ端正さ深み
中舘観音寺の本尊として伝わる国指定重要文化財の木造観音菩薩立像。別名「延命観音」と呼ばれ、鎌倉時代の作です。像高102.2cmの檜材寄木造で、六臂を備え、五鈷鈴・鉾・弓、五鈷杵・未開蓮・箭をそれぞれの手に執る特徴的な姿を表します。光背は輪光、台座は蓮華四重座で、胎内背部には貞治2年(1363)の修理墨書銘、享保元年(1716)の修理木札が残ります。大正11年(1922)に旧制度下の国宝に指定され、現在は国の重要文化財です。通常は非公開ですが、二年に一度、11月23日の法華三昧会で御開帳されることが確認されています。開帳年と時間は事前確認が必要です。
羽黒山 称蓮社 釈迦堂(阿弥陀寺境外仏堂)
木造寝釈迦像(釈迦如来涅槃像) | 如来
茨城県稲敷市上根本2513
神秘安らぎ深み
羽黒山称蓮社釈迦堂に安置される茨城県指定文化財の木造寝釈迦像。全長194cm(茨城県教育委員会では像長約2m)の寄木造・漆箔で、右側を下に横臥し、右手で頭を支え、左手を腰部に当てた釈迦涅槃の姿を表します。江戸時代初期の作と推定され、茨城県教育委員会は県内に数少ない涅槃像の中でも優れた作としています。釈迦堂は時宗阿弥陀寺の境外仏堂で、寛永8年(1631)に建立されたと伝わります。現在は毎月8日の縁日に本尊が御開帳され、毎年6月8日の「寝釈迦の花まつり」では無病息災と安楽往生を願う「腰巻おがみ」の信仰とともに参詣者を集めます。