仏スポット絞り込み検索
仏像との縁は、選ぶというより、ふと現れるものかもしれません。あなたのマイブッダにつながる仏スポットを検索できます。
東堂山 満福寺
正観世音菩薩 | 菩薩
福島県田村郡小野町大字小戸神字日向128
やさしさ深み神秘
東堂山満福寺の観音堂本尊として祀られる正観世音菩薩。浄土宗公式では、坂上田村麻呂の東征にまつわる祈願を受け、徳一大師が大同2年(807)に東堂山を開いたと伝えています。観音は古くから馬や家畜の守護として信仰され、通常は秘仏ですが、毎年5月3日の春季例大祭に御開帳されます。杉並木の参道や巨岩上の鐘楼、500体を超える昭和羅漢も残る山中の霊場で、年に一度、長く守られてきた観音像を実際に拝める仏スポットです。
西方寺
木造大日如来坐像 | 如来
福島県郡山市日和田町字日和田138
威厳気高さ端正さ
郡山市日和田町の西方寺に伝わる木造大日如来坐像。像高60cmの寄木造で、眼に水晶を嵌めた玉眼、漆箔仕上げ、智拳印を結ぶ金剛界大日如来です。金銅製の宝冠を戴き、力感ある姿や衣文の表現から鎌倉時代の作と考えられ、福島県重要文化財に指定されています。JR日和田駅から徒歩約6分の古刹に伝わる中世仏で、拝観希望時は寺院へ事前確認して訪れるのが確実です。
東光寺(中地大仏)
木造阿弥陀如来坐像(中地大仏) | 如来
福島県郡山市湖南町中野字堰内2488
威厳荘厳さ深み
郡山市湖南町の東光寺に安置される「中地大仏」と呼ばれる木造阿弥陀如来坐像。像高約3mの寄木造・漆箔仕上げで、鎌倉時代後期の作と考えられ、福島県重要文化財に指定されています。木造阿弥陀如来坐像として東北地方最大とされ、火災時に堂外へ運び出せるよう現在は木車の上に安置されているという珍しい特徴もあります。境内は自由に参拝できますが、大仏の拝観には事前の問い合わせが必要です。
千手院
木造千手観音立像 | 菩薩
福島県郡山市湖南町福良字寺前6164
やさしさ深み静けさ
郡山市湖南町福良の千手院観音堂に祀られる木造千手観音立像。福島県重要文化財に指定される一木・素木造の観音像で、簡略化された背面彫刻などに鎌倉時代の造像の特徴を示します。寺伝では寛元4年(1246)に弘法大師が人々を病と飢えから救うため霊樹に刻んだと伝えられ、観音堂の両側には樹齢約400年とされる「夫婦モミ」も立ちます。見学する場合は事前連絡が必要で、湖南の山里に伝わる観音信仰を実像で確かめられる仏スポットです。
真弓山 観世寺
如意輪観世音菩薩 | 菩薩
福島県二本松市安達ケ原4丁目126
神秘深み張りつめた気配
安達ヶ原の鬼婆伝説で知られる観世寺の本尊・如意輪観世音菩薩。寺院公式では本尊への祈願を厄難消除、健康、家内安全、商売繁盛などの祈りとして案内し、毎年4月第3日曜日には観世音菩薩への感謝と加護を祈る観音祭が営まれています。境内には鬼婆が住んだと伝わる岩屋や血の池、近くには鬼婆の墓「黒塚」も残り、伝説と観音信仰が重なる独特の霊場です。現在は9時から16時まで有料で通常拝観でき、観光客にも開かれています。
天光山 密蔵院 賢沼寺(沼ノ内弁財天)
青龍八臂辨戝天 | 天部
福島県いわき市平沼ノ内字代ノ下104
神秘気高さ深み
いわき市平沼ノ内の賢沼寺・辨戝天堂に祀られる秘仏「青龍八臂辨戝天」。寺院公式では木造彩色の八臂辨戝天像とされ、弁天堂は大同2年(807)に徳一大師が創建したと伝わります。保元2年(1157)頃、徳尼が天女像を祀ったとの伝承も残り、漁民をはじめ地域の信仰を集めてきました。2026年から御開帳は毎年1月1日と5月5日の年2回となり、5月5日には辨戝天大祭が営まれます。賢沼の水辺とともに古い弁財天信仰を伝える、公開日が明確な仏スポットです。
福生寺(冨岡観音)
木造十一面観音菩薩坐像 | 菩薩
福島県大沼郡会津美里町冨川字冨岡27
威厳深み神秘
会津三十三観音第26番札所・福生寺観音堂に祀られる木造十一面観音菩薩坐像。像高220.7cmの寄木造で、札所の観音像では最大の坐像とされ、会津美里町の重要文化財に指定されています。観音堂自体も室町後期の禅宗様建築を伝える国重要文化財。本尊は秘仏ですが、毎年8月9日夕方の四万八千日祭に年1回御開帳されます。会津の観音信仰を代表する大像を、公開日を定めて実際に拝める仏スポットです。
鮭立の磨崖仏
不動明王を中心とする磨崖仏群 | 明王
福島県大沼郡金山町大字山入字石日山2692
力強さ深み神秘
金山町山入の鮭立集落背後にある洞穴に刻まれた磨崖仏群。幅約5m、高さ約2m、奥行き約1.5mの岩壁に江戸時代後期の51体が彫られ、風化により現在は36体が残ります。不動明王が多く、天明・天保の飢饉の惨状を受け、修験者が五穀豊穣と病苦退散を祈って彫ったと伝えられています。制作当初は彩色されていたとされ、奥会津に残る独特の民間信仰を実像で感じられる磨崖仏群です。冬季以外は現地見学が可能です。
ザクの磨崖三十三観音
西国三十三観音 | 菩薩
福島県郡山市田村町糠塚字下滝434-22
神秘深み静けさ
郡山市田村町糠塚、通称・権現山の山頂部に林立する花崗岩の巨岩へ刻まれた西国三十三観音。文化2年(1805)の凶害による供養と除災祈願を込め、翌文化3年(1806)に造立された真言宗系の観音群で、1番から33番まで立像・坐像の姿で線刻されています。巨岩の間を巡りながら三十三観音を順に参拝する構成そのものが特徴で、山中の自然景観と一体になった江戸時代の観音霊場信仰を現地で体感できます。
磨崖三十三観音(大供)
西国三十三観音 | 菩薩
福島県郡山市田村町大供
深み神秘静けさ
郡山市田村町大供、黒石川沿いの自然岩壁に刻まれた三十三観音。郡山市公式によると、安永2年(1773)に大供村で悪疫が流行した際、死者の冥福と村人の健康・安全を願って造立されたと伝わります。岩壁には西国三十三観音にちなむ33体の観音像が刻まれ、現在も屋外でまとまった石仏群を見学できます。磐城守山駅から徒歩約20分、守山小学校バス停から徒歩約15分と案内されており、地域の祈りと江戸時代の観音信仰を現地で感じられる仏スポットです。
七尋石山公園(七石山磨崖三十三観音)
西国三十三観音 | 菩薩
福島県二本松市上川崎字水梨70
神秘深み静けさ
二本松市上川崎の七尋石山公園に残る磨崖三十三観音。七石山(七尋石山)の山腹に露出する花崗岩の岩面へ三十三観音が刻まれ、第33番を除く多くは線刻で、像高約70cm、ところどころに朱の痕跡も残るとされています。二本松市公式も、七尋石山に観音像や神号を刻んだ花崗岩の奇岩が残ることを案内しており、現在は公園として整備されています。巨岩の間を巡りながら、近世の観音信仰を屋外でたどれる仏スポットです。
久保田三十三観音
三十三観音 | 菩薩
福島県河沼郡柳津町大字久保田字上ノ宮
親しみ深み神秘
柳津町久保田地区の観音山に安置される33体の石造観音菩薩。文政元年(1818)、地区の人々が願いを込めて一戸一体ずつ刻んだと伝わり、「まわり観音」として親しまれています。約234mの巡路に聖観音・如意輪観音・十一面観音・千手観音・馬頭観音などが5~6mおきに並び、十字架を手にした「マリア観音」と呼ばれる珍しい像もあります。安産と健康を願う信仰が受け継がれ、毎年4月29日には久保田三十三観音祭りが行われます。
古宿観音堂
木造十一面観音立像 | 菩薩
福島県東白川郡塙町大字伊香字古宿213
威厳深み静けさ
塙町伊香の古宿観音堂に祀られる木造十一面観音立像。ケヤキの一木造で像高は2mを超え、当初は彩色されていたとみられる痕跡が残ります。製作者・制作年代は不詳ですが、塙町指定有形文化財として守られる町内有数の大きな古仏です。観音堂は寛保2年(1742)の墨絵の龍が天井に残ることから、それ以前の建立とみられています。本尊は堂内に安置されていますが、格子戸の隙間からその姿を実際に拝むことができます。
遍照院(住吉磨崖仏)
如来形坐像ほか磨崖仏群 | 如来
福島県いわき市小名浜住吉字搦町37
力強さ深み神秘
小名浜住吉の遍照院裏山に残る鎌倉時代の磨崖仏群。西側の崖面に複数の龕が設けられ、風化が進むなかにも如来形坐像や三尊像が残されています。いわき市指定史跡として昭和61年(1986)に指定され、現在もいわきデジタルミュージアムの「小名浜地区の文化財をめぐるコース」に組み込まれている現地見学型の文化財です。岩肌と一体になった中世仏の姿を実際にたどれる、いわきの磨崖仏を代表する仏スポットです。
高田山 天王寺(高田観音)
十一面観世音菩薩 | 菩薩
福島県大沼郡会津美里町字高田甲2968
やさしさ神秘親しみ
会津三十三観音第28番札所・高田山天王寺の本尊として祀られる十一面観世音菩薩。「人肌観音」とも呼ばれ、仏体にぬくもりを有すると伝えられています。旧観音堂は現在地より約500m東にありましたが、度重なる火災を経て明治22年(1889)に現在地へ移されました。かつては33年に一度御開帳される秘仏でしたが、日本遺産「会津の三十三観音めぐり」公式では、近年は毎年8月10日に半開帳として御開帳されると案内されています。会津の観音信仰を今に伝える、公開条件が明確な札所です。
日當山 日輪寺(関山観音)
十一面観音 | 菩薩
福島県大沼郡会津美里町氷玉字上小松乙396
神秘深み静けさ
会津三十三観音第24番札所・日當山日輪寺の観音堂に祀られる十一面観音。日本遺産「会津の三十三観音めぐり」公式によると、かつて観音堂は平地にあり、寛政2年(1790)に山の中腹を切り開いて現在地へ移されたと伝えられています。本尊は秘仏ですが、毎年8月9日に年1回御開帳されます。54段の石段を上った山中の観音堂で、会津の巡礼文化と秘仏信仰を実際に体感できる札所です。
広沢山 国姓寺(平沢観音)
聖観音菩薩 | 菩薩
福島県会津若松市町北町中沢字平沢419
やさしさ親しみ静けさ
会津三十三観音第16番札所・広沢山国姓寺の観音堂に安置される聖観音菩薩。像高は一尺七寸(約51cm)で、現在も地域の信仰を集めています。日本遺産「会津の三十三観音めぐり」公式では、毎年8月14日に合同供養祭が行われ、その際に観音堂が開帳されると案内されています。年に一度、実像を拝める機会が明確な会津の巡礼スポットです。
円満寺(出ヶ原観音)
聖観世音菩薩 | 菩薩
福島県耶麻郡西会津町下谷字宮ノ後丙231-1
やさしさ深み静けさ
西会津町下谷に残る円満寺観音堂の本尊・聖観世音菩薩。「子守り観音」として信仰を集める観音で、観音堂は室町末期の様式を伝える国重要文化財です。観音堂の外側はいつでも見学でき、本尊を拝める御開扉は毎年4月17日の年1回。中世以来の観音信仰と茅葺の古堂が一体となった、公開日が明確な仏スポットです。
片曽根三十三観音
西国三十三観音 | 菩薩
福島県田村市船引町船引字四城内前293-2
神秘深み静けさ
田村市船引町の片曽根山山頂西側にある岩盤へ線刻された西国三十三観音。江戸時代後期、重病を患った山麓の住民が病気平癒を願って三十三観音を彫り、完成後に病が治ったという伝承が残ります。田村市指定史跡で、市公式では見学自由と案内されています。山頂付近の自然岩と一体になった観音群を現地で巡り、近世の観音信仰を実際に感じられる仏スポットです。
滝八幡三十三観音磨崖仏群(三十三観音史跡公園)
薬師如来・阿弥陀如来・地蔵菩薩・観音菩薩ほか磨崖仏群 | その他
福島県西白河郡矢吹町滝八幡112-1
力強さ深み神秘
矢吹町滝八幡、隈戸川に面する高さ10m余の断崖に刻まれた磨崖仏群。薬師如来1体、阿弥陀如来1体、地蔵菩薩1体、各種観音菩薩32体、尊名不詳2体の計37体が、像高40~60cmほどでほぼ一列に並びます。『白河風土記』(文化2年・1805年)に記載があることからそれ以前の造立で、像容・作風から18世紀後半頃とみられています。周辺は三十三観音史跡公園として整備され、現地で磨崖仏を間近に見学できる、県南を代表する石仏スポットです。