仏スポット絞り込み検索
仏像との縁は、選ぶというより、ふと現れるものかもしれません。あなたのマイブッダにつながる仏スポットを検索できます。
浄円寺
お米地蔵尊 | 菩薩
岩手県和賀郡西和賀町沢内字太田3地割45番地
やさしさ深み親しみ
西和賀町沢内の浄円寺境内に祀られる「お米地蔵尊」。地域に伝わる話では、天保の大飢饉で深刻な凶作に見舞われた際、年貢米の代わりとして藩へ差し出された娘・お米を偲んで地蔵像が建立されたという。沢内地方に伝わる民謡「沢内甚句」もお米の物語を歌ったものとされ、地蔵像は地域の歴史と記憶を現在まで伝える存在となっている。古仏や大型仏とは異なり、一人の女性への鎮魂と村人の祈りから生まれた、土地との結びつきが非常に強い仏スポット。
鵜住居観音堂(小峯山観世音)
木造十一面観音立像(附 胎内仏・木造僧形立像) | 菩薩
岩手県釜石市鵜住居町第13地割(鵜住神社隣接)
神秘深み静けさ
釜石市鵜住居町の鵜住居観音堂に伝わる岩手県指定有形文化財の木造十一面観音立像。像背に永正7年(1510)の銘を持ち、釜石・上閉伊地区で年号が確認できる最古の中世仏像とされる。東日本大震災では観音堂が津波で全壊したが、本尊は破損しながらも流失を免れて救出・修復され、2022年に高台へ再建された観音堂へ戻った。約500年にわたる地域信仰と、被災文化財の救出・復興の記憶を伝える秘仏。
青龍寺
昭和大仏(大日如来) | 如来
青森県青森市大字桑原字山崎45
荘厳さ威厳静けさ
青龍寺の昭和大仏は、1984年(昭和59年)に造立された高さ21.35mの青銅製大日如来坐像で、青銅座像として日本最大とされる。宝冠や瓔珞を身につけ、法界定印を結ぶ胎蔵界大日如来の姿で、戦没者慰霊と世界平和、仏法興隆の願いを込めて建立された。境内の中心的な参拝対象で、開山時間内に一般参拝できる。
袋宮寺
十一面観世音菩薩立像(背高観音) | 菩薩
青森県弘前市大字新寺町26
荘厳さ威厳気高さ
袋宮寺の本尊・十一面観世音菩薩立像は、延宝5年(1677)に造立された像高約5.95mの巨像で、「背高観音」の名で親しまれる青森県最大の木造仏。県重宝に指定され、漆箔を施した堂々とした姿は東北地方でも類例が少ない。弘前藩4代藩主津軽信政が先代信義の菩提を弔うために造立したと伝わり、もとは報恩寺無量院観音堂の本尊として祀られた。現在は8:00~17:00に一般見学できる。
大圓寺
木造阿弥陀如来坐像(大鰐の大日様) | 如来
青森県南津軽郡大鰐町大字蔵館字村岡12
威厳深み荘厳さ
大圓寺の本尊は、津軽で「大鰐の大日様」として厚く信仰される国指定重要文化財の木造阿弥陀如来坐像。鎌倉時代前半の作とされる寄木造・漆箔仕上げの丈六坐像で、青森県史デジタルアーカイブの文化財データでは像高222.5cmと記録される堂々たる大像である。寺では大日如来として祀られてきた一方、文化財としては阿弥陀如来像と確認されている点も特徴的。津軽一代様では未・申年の守り本尊として現在も信仰を集める。像の見学は事前申込みが必要。
常念寺
木造阿弥陀如来坐像 | 如来
青森県むつ市田名部町4-8
安らぎ端正さ気高さ
常念寺の木造阿弥陀如来坐像は、平安時代末期の作とされる国指定重要文化財。檜の寄木造に漆箔を施した等身大の定印阿弥陀で、穏やかで整った表情に平安後期の様式をよく伝える。京都周辺で造られ、貞享3年(1686)に京都の清浄華院から移されたと伝わる。青森県内に2件しかない国指定重要文化財の彫刻の一つで、見学には事前申込みが必要。
元光寺
円空作木造観音菩薩坐像 | 菩薩
青森県青森市浪岡大字徳才子字山本5-8
神秘深み静けさ
元光寺に伝わる円空作木造観音菩薩坐像は、江戸時代前期の円空仏で青森県重宝。寛文7年(1667)夏以降に津軽半島周辺で造られた一連の観音像と共通する特徴を持ち、円空が北国でたどった造像活動を考えるうえでも重要な作例とされる。近年まで梵珠山山頂の釈迦堂に安置されていた像で、頭部の改修や面貌の欠損も残るが、独特の造形に円空仏らしさが見て取れる。見学は事前申込みが必要。
恵光院
十一面観音立像 | 菩薩
青森県三戸郡南部町大向字長谷94-1
深み気高さ神秘
恵光院の十一面観音立像は、平安時代後期から鎌倉時代にかけての作とされる青森県重宝。頭部と体幹を一木から彫り出した木造像で、かつて名久井岳山麓にあった長谷寺から伝来する。後世の削り直しや欠損を受けながらも、頭上面などに古い様式を残し、青森県内で制作された仏像として最古と考えられている点が特に重要。通常は非公開だが、毎年8月20日にご開帳される。
聖福寺
聖観世音菩薩立像 | 菩薩
青森県上北郡おいらせ町阿光坊105-278
気高さ端正さ神秘
聖福寺の聖観世音菩薩立像は、白鳳時代の小金銅仏で青森県重宝。青森県内に現存する彫刻のうち最古の作例とされ、童子のような体つきと華やかな装身具に白鳳期の特色をよく示す。宝冠や面貌は666年制作の大阪・野中寺像と近く、近畿地方で造られた後にこの地へもたらされたと考えられている。仏身から台座まで一体鋳造され、現在は鍍金が失われ銅の地色を見せる。見学は事前申込みが必要。
久渡寺
約250体の観音石像群 | 菩薩
青森県弘前市坂元山元1
静けさ親しみ深み
久渡寺の熊野堂裏には、約250体もの観音石像が山の斜面に連なる。1970年代に土砂災害で境内の一部が被害を受け、多くの人々から寄せられた援助への報恩として、当時の住職が寄付者の家内安全を祈願して造立したと伝わる。各像には寄進者名が刻まれ、表情も一体ずつ異なる。津軽三十三観音霊場第1番札所の山寺らしい景観の中で、多数の観音像を巡って参拝できる特徴的な仏スポット。
長勝寺
三尊仏(阿弥陀如来・十一面観音・薬師如来) | 如来
青森県弘前市大字西茂森1丁目23-8
荘厳さ深み気高さ
長勝寺の蒼龍窟に安置される三尊仏は、岩木山三所大権現の本地仏として祀られた阿弥陀如来・十一面観音・薬師如来の三体。三体とも桃山時代の作とみられる木造像で、もとは百沢寺大堂の本尊だった。三尊を納める寛永15年(1638)頃の厨子堂は「華御堂」と呼ばれ、龍や松、迦陵頻伽の彫刻と漆・金箔・極彩色で飾られる県重宝。明治初期の神仏分離で長勝寺へ移され、現在は公開期間中に一般見学できる。
悟真寺
阿弥陀如来立像 | 如来
青森県三戸郡三戸町大字同心町字諏訪内55
やさしさ安らぎ端正さ
悟真寺の阿弥陀如来立像は、平安時代末期(12世紀)の作とされる青森県重宝。木造漆箔で、体幹部を一木から彫り出し、両肩から先を矧ぎ付ける構造をとる。穏やかな肉付きと素直な衣文線、ことに優しい面貌に平安後期の阿弥陀像らしさがよく表れ、青森県は東北地方所在の同種像でも出色の作と評価している。制作地は確定していないが、京都で造られた可能性があるとされ、貞享元年(1684)の修復銘も残る。見学は事前申込みが必要。
観福寺
十一面観世音菩薩坐像 | 菩薩
青森県三戸郡三戸町大字同心町字熊ノ林6-2
端正さ親しみ深み
観福寺の十一面観世音菩薩坐像は、南北朝時代・天授2年(1376)頃の作とされる青森県重宝。像高46.5cmの寄木造で、小像ながら細かな材を寄せ、平明で整った親しみやすい表現を見せる。昭和初期の修理時に頭部内部から天授2年と仏師・幸慶の名を記した墨書銘が見つかった。作者銘を確認できる仏像として青森県内最古とされ、もとは南部町の恵光院に伝来した。見学は事前申込みが必要。
清水寺
木造天部立像 | 天部
青森県八戸市大字是川字中居18-2
張りつめた気配力強さ深み
清水寺の木造天部立像は、11世紀後半~12世紀の平安時代後期に造られたと考えられる青森県重宝。本堂須弥壇上に安置され、穏やかな忿怒の表情、柔らかな衣、なだらかな肉身表現に当時の天部像らしい特徴を残す。甲の細部は同時期に都を中心に造られた天部像と共通する一方、具体的な尊名や清水寺への伝来時期は不明。左足先・左手・持物などを欠くが、県内に残る平安後期の天部像として貴重な作例。見学は事前申込みが必要。
寺下観音
西国三十三観音石像群 | 菩薩
青森県三戸郡階上町大字赤保内字寺下8
静けさ親しみ神秘
寺下観音の観音堂周囲には、西国三十三所の観音霊場を表す33体の観音石像が並ぶ。かつて寺下観音から西国巡礼に出た人々が各霊場の土を持ち帰り、それぞれに対応する石像の下へ納めたと伝わり、遠方へ巡礼できない人もこの地で遥拝できるよう信仰が受け継がれてきた。寺下観音自体も奥州南部糠部三十三観音の第1番札所で、観音堂には行基が伝えたとされる観音像を祀る。神仏混交の境内で33体を巡って参拝できる。
海中寺
木彫阿弥陀如来立像 | 如来
青森県上北郡野辺地町字寺ノ沢38-1
端正さ安らぎ深み
海中寺の本尊・木彫阿弥陀如来立像は、装飾的な衣の表現から鎌倉時代の作と推定される青森県重宝。文化14年(1817)の火災で海中寺の旧本尊が焼失した後、大阪・伝光寺の道場に祀られていた本像を迎えたと伝わる。現在も海中寺の本尊として祀られ、普段は非公開だが、毎年3月19~25日と11月6~15日に公開される。見学希望者は事前に海中寺へ申し込む必要がある。
最勝院
木造金剛力士立像(阿形・吽形) | 天部
青森県弘前市大字銅屋町63-20
力強さ威厳張りつめた気配
最勝院仁王門の木造金剛力士立像は、阿形・吽形の一対。承応2年(1653)に京都七条仏所の流れを汲む仏師・右近が造立したことが、修復時に見つかった墨書銘と体内銘札から判明した。像高は阿形277.3cm、吽形275.1cmで、寄木造・彩色・玉眼。青森県内に現存する金剛力士像として最古とされる。大規模な解体修復を経て2023年に寺へ戻り、2024年に弘前市指定有形文化財となった。現在は仁王門で参拝できる。
延寿院
円空作 菩薩坐像(寺伝薬師如来像・海上漂流黒本尊) | 菩薩
青森県西津軽郡鰺ヶ沢町大字富根町1
神秘深み静けさ
延寿院の菩薩坐像は、江戸時代前期の寛文7年(1667)頃に円空が造ったとされる青森県重宝で、西海岸に残る唯一の円空仏。寺では薬師如来として伝えられ、「海上漂流黒本尊」とも呼ばれる。鰺ヶ沢沖の漁網にかかったという伝承があり、現在は全体が黒色を呈するが、本来は素木仕上げだったと考えられている。津軽半島の円空仏群とほぼ同時期の作で、見学は事前申込みが必要。
西光寺
木彫阿弥陀如来立像 | 如来
青森県弘前市大字新寺町109
安らぎ端正さ深み
西光寺の本尊・木彫阿弥陀如来立像は、青森県重宝。法然上人の直弟子・金光上人が承元4年(1210)に蓬田村の阿弥陀川で見いだしたという伝承と、津軽為信が浪岡西光寺に本像と寺領を寄進したという説を持つ。一方、青森県は形式化した作風から、金光上人の時代より後、浪岡から弘前へ移る前後の慶長年間に制作された可能性が強いとしている。現在は本尊として祀られ、見学は事前申込みが必要。
古懸山不動院国上寺
不動明王(ねまり不動) | 明王
青森県平川市碇ヶ関古懸門前1-1
力強さ威厳張りつめた気配
古懸山不動院国上寺の本尊・不動明王は、坐った姿から「ねまり不動」と呼ばれ、津軽三不動の一つとして古くから信仰される。津軽一代様では酉年生まれの守り本尊にあたり、東北三十六不動尊霊場第13番札所でもある。寺は津軽藩主の祈願所として篤く保護され、境内には見返り不動尊などの仏像も安置される。青森県公式観光情報では参拝受付を随時としており、一般参拝者が通常訪れて本尊に祈れる不動信仰の代表的スポット。