仏スポット絞り込み検索
仏像との縁は、選ぶというより、ふと現れるものかもしれません。あなたのマイブッダにつながる仏スポットを検索できます。
本願寺
木造阿弥陀如来立像 | 如来
京都府京丹後市久美浜町1
やさしさ端正さ深み
久美浜町十楽に建つ浄土宗の古刹。本堂は鎌倉時代後期の建築と考えられ、丹後に現存する最古の建造物として国の重要文化財に指定されています。本尊の木造阿弥陀如来立像は鎌倉時代の作で、京都府指定有形文化財。正面の穏やかな相貌や藤原様式を受け継ぐ衣文に対し、側面には鎌倉初期らしい引き締まった表現が見られ、古様と新しい造形感覚が同居する像です。寺には法然上人ゆかりの伝承や千体仏も残り、久美浜の中世仏教文化を伝える重要な仏スポットです。
多禰寺
木造金剛力士立像(阿形・吽形) | 天部
京都府舞鶴市多祢寺346
力強さ威厳張りつめた気配
大浦半島の多祢山中腹に建つ真言宗東寺派の古刹。宝物殿には鎌倉時代に造られた木造金剛力士立像2躯が安置され、国の重要文化財に指定されています。阿形は像高約3.58m、吽形は約3.56mで、国内有数の大きさを誇る仁王像。もとは山門に立っていましたが、現在は保存のため宝物殿に移され、上半身裸の量感ある体躯と憤怒の表情を間近で拝観できます。宝物殿の拝観は事前連絡が必要です。
大善寺
地蔵菩薩立像 | 菩薩
京都府京都市伏見区桃山町西町24
親しみ深み静けさ
伏見区桃山町に建つ浄土宗寺院で、「六地蔵尊」として知られます。地蔵堂(六角堂)に安置される木造地蔵菩薩立像は国の重要文化財。寺伝では、小野篁が一木から刻んだ六体の地蔵の一体とされ、もとは六体すべてがこの地に祀られていたことから「六地蔵」の名が生まれたと伝わります。その後、都へ通じる主要街道の入口に五体が分置され、現在まで続く京都六地蔵巡りの起点となりました。通常は9時〜16時に無料で参拝でき、長い地蔵信仰の歴史に直接触れられる仏スポットです。
地蔵院(竹寺)
延命安産地蔵菩薩 | 菩薩
京都府京都市西京区山田北ノ町23
やさしさ親しみ静けさ
西京区山田北ノ町に建つ臨済宗の寺院で、竹林に包まれた境内から「竹寺」と呼ばれます。貞治6年(1367)に室町幕府管領の細川頼之が創建し、夢窓国師を開山としました。本堂には平安時代に遡る本尊・地蔵菩薩が安置され、「谷の地蔵」「延命地蔵」「安産地蔵」として古くから信仰を集めています。応仁の乱で伽藍が焼失した際にも本尊は救い出され、現在まで守り継がれました。通常拝観できますが本堂内部には入れず、参拝前には公式の拝観カレンダー確認が推奨されています。
安国寺
木造釈迦如来及両脇侍坐像 | 如来
京都府綾部市安国寺町寺ノ段1
威厳端正さ静けさ
綾部市安国寺町に建つ臨済宗の古刹で、足利尊氏出生の地と伝えられます。仏殿には本尊の木造釈迦如来及両脇侍坐像が安置され、円派の仏師・豪円の作として国の重要文化財に指定されています。均整の取れた釈迦三尊の姿は中世仏教彫刻の端正さをよく伝え、境内の静かな雰囲気とあわせてじっくり向き合える仏スポットです。境内は自由に参拝できますが、仏殿内部の拝観には事前予約が必要です。
清源寺
木喰仏(釈迦像・十六羅漢像など22体) | その他
京都府南丹市八木町諸畑大谷口102
親しみやさしさ静けさ
南丹市八木町の山里に建つ寺院。羅漢堂には、全国を行脚しながら仏像を刻んだ木喰上人・五行明満が文化3年(1806)に滞在して制作した木喰仏が伝わります。89歳でこの地を訪れ、約5か月の滞在中に28体を彫ったとされ、現在は釈迦像や十六羅漢像など22体が残されています。丸みのある造形と、微笑むような親しみ深い表情が大きな特徴で、木喰仏の魅力をまとまって間近に味わえる貴重な仏スポットです。拝観には事前連絡が必要です。
九品寺
木造金剛力士立像(阿形・吽形) | 天部
京都府南丹市園部町船阪大門47-1
力強さ威厳張りつめた気配
南丹市園部町船阪に建つ真言宗御室派の古刹。寺伝では弘仁元年(810)に空海が創建し、承暦3年(1079)に白河天皇の皇子・覚行法親王が開山したと伝えられます。戦国期の兵火で伽藍の大半を失いましたが、鎌倉時代の仁王門は焼失を免れました。門内に安置される木造金剛力士立像と仁王門はいずれも国の重要文化財。阿形・吽形の力強い姿を、通常の参拝で門越しに間近に拝することができる、南丹を代表する仁王像の仏スポットです。
西光寺(寅薬師)
寅薬師如来 | 如来
京都府京都市中京区新京極通蛸薬師上る中筋町495-1
親しみ安らぎ清らかさ
新京極通に建つ浄土宗西山深草派の寺院で、「寅薬師」の名で親しまれています。寺伝では、弘法大師が帝の勅命を受けて一刀三礼で刻み、寅の日・寅の刻に完成したことから寅薬師と呼ばれるようになったとされます。もとは宮中に奉安され歴代天皇の信仰を集め、弘安年間に後宇多天皇から下賜された尊像を祀るため御倉堂が建立されたのが寺の始まりと伝わります。京都十二薬師霊場第11番として、開運厄除や無病息災の祈りを今に伝える仏スポットです。
五大堂 同聚院
不動明王坐像 | 明王
京都府京都市東山区本町15丁目799
力強さ威厳荘厳さ
東福寺塔頭の一つで、旧法性寺五大堂の遺仏を本尊とする寺院。五大堂に安置される不動明王坐像は寛弘3年(1006)に藤原道長が仏師・康尚に造らせた像で、像高265cm。木造の不動明王坐像として日本最大とされ、国の重要文化財に指定されています。忿怒相の迫力の中に藤原彫刻らしい優美さを備える大作で、「十万不動」とも呼ばれます。通常は堂内非公開ですが、公式には秋の特別拝観時に御開帳されると案内されています。
峰定寺
木造十一面千手観音坐像 | 菩薩
京都府京都市左京区花背原地町772
気高さ神秘荘厳さ
花背の大悲山中腹に建つ本山修験宗の古刹。久寿元年(1154)に観空が創建したとされ、本堂は崖に張り出す日本最古の舞台造り建築として知られます。収蔵庫に伝わる木造十一面千手観音坐像は創建期の久寿元年作で、国の重要文化財。像は通常非公開ですが、5月上旬・9月17日・11月上旬の特別拝観日に収蔵庫が開かれます。雨天時は拝観中止となるため条件は厳しいものの、修験道の山岳寺院で平安末期の本尊を直接拝める非常に貴重な仏スポットです。
中道寺
木造増長天立像 | 天部
京都府京都市右京区京北上中町筒江口8
力強さ威厳静けさ
京北上中町に建つ小さな寺院。収蔵庫には平安時代の木造増長天立像が安置され、国の重要文化財に指定されています。境内は自由に参拝できますが、寺は常時無住のため、重要文化財の仏像拝観には事前連絡が必要です。京都府観光連盟では春・秋の彼岸会に合わせて拝観するのが望ましいと案内されています。山里の小堂で平安仏の天部像に直接向き合える、公開条件は限られるものの内容の濃い仏スポットです。
円福寺(達磨堂)
木造達磨大師坐像 | その他
京都府八幡市八幡福禄谷153
深み威厳静けさ
八幡市に建つ臨済宗の禅道場。天明3年(1783)に臨済宗最初の専門道場「江湖道場」として建立され、坐禅堂には日本最古と伝えられる木造達磨大師坐像が安置されています。像は国の重要文化財で、普段は一般公開されませんが、毎年4月20日と10月20日の「万人講」当日に境内が開放され、特別開帳されます。公開日は年2回に限られるものの、禅宗の祖師像そのものを直接拝観できる、個性と存在感の強い仏スポットです。
大智寺
文殊菩薩坐像・十一面観音立像 | 菩薩
京都府木津川市木津雲村42-1
気高さ深み端正さ
木津川の泉大橋近くに建つ真言律宗の古刹。本尊の文殊菩薩坐像は、奈良時代に行基が架けたと伝わる泉橋の橋柱から鎌倉時代に刻まれたとされ、獅子上の蓮華座に坐す姿を見せます。寺内には10世紀末の十一面観音立像も伝わり、いずれも国の重要文化財。事前予約制ながら、由来の強い文殊像と古様を残す平安観音を同じ本堂で拝観できる、内容の濃い仏スポットです。
大報恩寺(千本釈迦堂)
木造六観音菩薩像 | 菩薩
京都府京都市上京区溝前町1034
荘厳さ気高さ深み
千本釈迦堂・大報恩寺の霊宝殿に安置される、鎌倉時代・貞応3年(1224)の六観音菩薩像。聖観音・千手観音・馬頭観音・十一面観音・准胝観音・如意輪観音の六尊がそろって残る極めて稀少な一群で、准胝観音像内の銘から仏師・肥後別当定慶の作と分かります。2024年に地蔵菩薩立像と合わせて国宝に指定されました。慶派らしい力強い造形を六尊まとめて間近に拝観できる、京都でも特に内容の濃い仏スポットです。
大報恩寺(千本釈迦堂)
木造十大弟子立像 | その他
京都府京都市上京区溝前町1034
深み端正さ静けさ
大報恩寺の霊宝殿に並ぶ、鎌倉時代・承久2年(1220)の木造十大弟子立像。釈迦の高弟十人を一体ずつ写実的に表した群像で、目犍連像や優婆離像の銘から快慶作であることが確認され、快慶晩年を代表する作品として重要文化財に指定されています。衣の襞や顔貌、年齢や性格まで感じさせる人物表現が際立ち、如来や菩薩とは異なる「人間の存在感」を仏教彫刻として間近に味わえる、非常に強い仏スポットです。
常照皇寺
木造阿弥陀如来及両脇侍坐像 | 如来
京都府京都市右京区京北井戸町丸山14-6
荘厳さ神秘静けさ
京北の山里に建つ臨済宗天龍寺派の古刹。仏殿には平安時代後期の木造阿弥陀如来及両脇侍坐像が安置されています。阿弥陀如来が定印を結び、観音・勢至菩薩が雲座に乗って前かがみに身を乗り出す来迎形は非常に珍しく、平安末期から鎌倉期へ向かう来迎彫刻の先駆的作例とされています。三尊はいずれも国の重要文化財。静かな山寺の仏殿で、来迎の動きを立体的に表した稀少な阿弥陀三尊を拝観できる、内容の強い仏スポットです。
宝林寺
木造釈迦如来坐像・薬師如来坐像・阿弥陀如来坐像 | 如来
京都府亀岡市宮前町神前狭間27
荘厳さ深み静けさ
亀岡市宮前町の山里に建つ臨済宗大徳寺派の寺院。収蔵庫には平安時代の木造釈迦如来坐像・薬師如来坐像・阿弥陀如来坐像が三躯並び、いずれも国の重要文化財です。薬師像は定朝様の穏やかな造形に円派仏師の影響が指摘され、阿弥陀像は定朝様を忠実に継承した洗練された作とされています。通常は非公開ですが、2026年11月14日から29日の京都非公開文化財特別公開で三如来がそろって御開帳される予定。平安仏三躯を同じ収蔵庫で比較しながら拝観できる、非常に内容の濃い仏スポットです。
知恩院
宝冠釈迦牟尼仏像・十六羅漢像 | 如来
京都府京都市東山区林下町400
荘厳さ威厳神秘
浄土宗総本山・知恩院の国宝三門楼上は、通常非公開の仏堂空間。中央に宝冠釈迦牟尼仏像、脇壇に十六羅漢像が安置され、いずれも重要文化財に指定されています。楼上内部は天井・柱・壁面に迦陵頻伽や天女、飛龍などの極彩色画が残り、巨大な三門の上層に独立した仏教世界が展開します。2026年10月31日から11月13日まで特別公開予定で、宝冠を戴く釈迦像と羅漢群を楼上空間ごと拝観できる、非常に存在感の強い仏スポットです。
泉涌寺
木造観音菩薩坐像(楊貴妃観音) | 菩薩
京都府京都市東山区泉涌寺山内町27
神秘端正さ気高さ
皇室ゆかりの御寺・泉涌寺の楊貴妃観音堂に安置される、南宋時代の木造観音菩薩坐像。湛海律師が寛喜2年(1230)に南宋から請来したと伝わり、江戸時代初め頃から「楊貴妃観音」の名で親しまれています。大型の透彫宝冠を戴き、日本の木彫像とは異なる面長の顔立ちや白く緻密な材、当初の彩色や截金文様をよく残す国の重要文化財。日本仏とは明らかに異なる南宋彫刻の美を通常拝観で直接見られる、非常に個性の強い仏スポットです。
旧燈明寺
木造千手観音立像・不空羂索観音立像・十一面観音立像・聖観音立像・馬頭観音立像 | 菩薩
京都府木津川市加茂町兎並寺山41
荘厳さ神秘深み
木津川市加茂町の旧燈明寺跡に設けられた収蔵庫には、千手観音・不空羂索観音・十一面観音・聖観音・馬頭観音の五体の木造観音立像がまとまって安置されています。いずれも鎌倉時代から南北朝時代にかけての作で、五躯とも京都府指定文化財。旧本堂と三重塔は横浜・三溪園へ移築されましたが、仏像群は旧寺地に残され、通常非公開の収蔵庫で大切に守られています。2026年11月1日〜3日に特別公開予定で、異なる姿の五観音を一度に比較しながら拝観できる、非常に希少性の高い仏スポットです。