仏スポット絞り込み検索
仏像との縁は、選ぶというより、ふと現れるものかもしれません。あなたのマイブッダにつながる仏スポットを検索できます。
本覚寺
銅造楊柳観音像 | 菩薩
富山県富山市婦中町富崎5153
威厳深み神秘
本覚寺に安置される銅造楊柳観音像。像高38.5cmの金銅仏で、奈良時代の様式を伝えるとされる。黒色を帯びた面長の顔、鋭い衣文線、薬瓶を抱える威厳ある姿が特徴で、富山県内に残る同系統の古い金銅仏の一つ。寺伝では飛騨から移されたといい、永禄年間の富崎合戦の際には兵火を避けるため石櫃に納めて地中に埋められ、宝永6年(1709)の寺地拡張時に境内から発掘されたと伝わる。国の重要美術品に認定されている。寺院は通年の観光スポットとして案内され、拝観無料だが、本像の個別拝観時間は明記されていないため事前確認が確実。
帝龍寺
木造千手観世音菩薩立像 | 菩薩
富山県富山市舟倉2334
気高さ神秘荘厳さ
帝龍寺観音堂の本尊として安置される木造千手観世音菩薩立像。像高約1m、ヒノキ材の寄木造で、胎内墨書から正安2年(1300)9月9日に越前国の僧侶によって造立されたことが分かる。玉眼を用い、広い肩幅と写実的な衣文表現を備え、かつての彩色の痕跡も残る。造立年月日と事情が明らかな中世仏として貴重で、富山県指定文化財。寺院では県内最古の造銘仏と紹介している。代々秘仏として伝わり、現在は毎年8月18日の観音祭に合わせて御開帳される。
総持寺
木造千手観音坐像 | 菩薩
富山県高岡市関町32
やさしさ気高さ荘厳さ
総持寺に伝わる木造千手観音坐像。像高81.5cm、ヒノキ材の寄木造で、穏やかで端正な顔立ちと、ゆったりした衣の表現に気品を備える。像内の墨書から、南朝正平8年(1353)頃、河内国金剛寺の禅恵法印を願主として、仏師幸賀・頼真により造立されたことが分かる。総持寺の本尊が千手観音であることは江戸時代の古文書からも確認され、造像銘と寺史の双方が結びつく貴重な作例。国指定重要文化財。通常は非公開だが、年1回の特別御開帳で一般参拝できる。
瑞龍寺
木造烏蒭沙摩明王立像 | 明王
富山県高岡市関本町35
力強さ威厳神秘
瑞龍寺法堂の右側、般若の間に祀られる木造烏蒭沙摩明王立像。像高141cm、ヒノキ材を部分ごとに造って組み合わせた像で、鎌倉時代の作とされる。片足で立ち、猪頭の小像を足元に従え、右手に矛を持ち、冠や光背に炎を表す特異な姿を見せる。衣にはかつての極彩色がわずかに残り、富山県指定有形文化財。もとは東司の守護神として祀られていたが、約250年前の火災で東司が失われたため現在地に移された。今も不浄を清める「トイレの神様」として親しまれ、通常拝観の中でじっくり参拝できる。
瑞龍寺
韋駄天立像 | 天部
富山県高岡市関本町35
力強さ威厳端正さ
瑞龍寺の大庫裏正面に祀られる韋駄天立像。寺院公式では、中国から渡来した黄檗系仏師・范道生の作と伝えられる。韋駄天は仏法と伽藍を守護する天部で、足の速い守護神として知られ、「韋駄天走り」の語源ともされる。江戸初期の瑞龍寺には黄檗文化の影響が見られ、この尊像もその交流を伝える見どころの一つ。富山県公式観光サイトでも大庫裏正面に安置される像として通常の拝観動線の中で紹介されており、瑞龍寺の一般拝観時間内に参拝できる。
國泰寺
釈迦三尊(釈迦如来・文殊菩薩・普賢菩薩) | 如来
富山県高岡市太田184
威厳端正さ静けさ
臨済宗國泰寺派大本山・國泰寺の法堂に、本尊として安置される釈迦如来と脇侍の文殊菩薩・普賢菩薩からなる三尊。公式案内では法堂が仏殿を兼ね、堂内に釈迦三尊を祀る。國泰寺は慈雲妙意が正安2年(1300)頃に草庵を結び、嘉元2年(1304)に東松寺を創建したことに始まり、現在も臨済禅の修行道場として続く。境内は通常9:00から16:00頃まで無料で拝観でき、法堂の本尊三尊を一般参拝の中で拝することができる。
國泰寺
聖観世音菩薩 | 菩薩
富山県高岡市太田184
やさしさ清らかさ静けさ
國泰寺の三門前庭に建つ六角形の観音堂に本尊として祀られる聖観世音菩薩。寺伝では行基菩薩の作と伝えられ、堂内には本尊を中心に三十三体の観音像が安置されている。観音堂は昭和43年(1968)5月に落成し、越中一国霊場第三番、北陸三十三ヵ所観音霊場第二十四番の札所として現在も信仰を集める。國泰寺は通常9:00から16:00頃まで無料で拝観でき、観音堂も一般参拝の動線に含まれている。
正源寺
木造聖観世音菩薩立像 | 菩薩
富山県富山市西番808
やさしさ親しみ深み
正源寺本堂の本尊として安置される木造聖観世音菩薩立像。ヒノキの一木造で、童顔にほのかな笑みをたたえ、頭上には透かし金物の華やかな飾りをつける一方、衣は簡素に表される。寺伝では行基菩薩作と伝わるが、文化財調査では鎌倉時代初期の作と考えられている。天正2年(1574)、常願寺川の水難を防ぐ祈りを込めて建立された正源寺の本尊とされ、富山県指定有形文化財。現在も北陸三十三ヵ所観音霊場第三十一番札所の観音として信仰される。
光照寺
庄川大仏(十万納骨大仏・阿弥陀如来坐像) | 如来
富山県砺波市庄川町金屋1870
安らぎ親しみ荘厳さ
光照寺境内に鎮座する鉄筋コンクリート造の阿弥陀如来坐像。正式名を「十万納骨大仏」といい、昭和3年(1928)に発願、昭和5年(1930)春に着工し、砺波市公式では昭和8年(1933)夏に完成したとされる。製作者は左官・鏝絵の名工、竹内源造。蓮台から頭部まで10.2m、大仏本体6.3mで、十万人分の信徒の遺骨を納めた供養仏と伝えられる。高岡大仏、小杉大仏と並ぶ「富山三大大仏」の一つで、現在も境内で間近に参拝できる。
千手寺
木造千手観世音菩薩立像 | 菩薩
富山県氷見市幸町13-4
やさしさ気高さ静けさ
千手寺の本尊として安置される木造千手観世音菩薩立像。穏やかな顔立ち、軽く開いた切れ長の目、柔らかな体の線を備え、藤原時代から鎌倉時代初期の作とみられる。衣文には宋朝風の表現が見られ、円光背は鎌倉期のものとされる。富山県指定有形文化財。千手寺の観音は古くから海上安全や良縁などを願う信仰の対象で、現在も毎年4月17日の観音大祭「まるまげ祭り」で多くの参拝者を迎え、当日は誰でも観音堂で参拝できる。
来迎寺
木造阿弥陀如来立像 | 如来
富山県富山市梅沢町3丁目12-24
安らぎ端正さ気高さ
来迎寺に本尊として安置される木造阿弥陀如来立像。像高78.5cm、ヒノキ材の寄木造で、鎌倉時代初期の作と考えられている。丸みのある顔に高い鼻と引き締まった口元を備え、眼と白毫には水晶、頭部正面にはメノウを嵌める。穏やかな体つきと細やかな衣文表現も特徴で、寺伝では聖徳太子作とも伝わる。富山県指定有形文化財。浄土宗公式寺院検索では来迎寺は拝観可・団体参拝受入可能と案内され、現在も本尊阿弥陀如来を参拝できる。
浄禅寺
木造歯吹の阿弥陀如来立像 | 如来
富山県富山市梅沢町3-2-12
神秘深み端正さ
浄禅寺の本尊として安置される木造阿弥陀如来立像。像高85cm、ヒノキ材の寄木造で、鎌倉時代の作とされる。一般的な阿弥陀如来像と異なり、口を開いて歯を見せることから「歯吹の阿弥陀」と呼ばれる。歯には真珠、髪には銀の針金を用い、衣文も写実的に表現され、かつては金粉で細かな文様が描かれていた。寺伝では唐の恵澄大師作と伝わる。富山県指定有形文化財で、類例の少ない阿弥陀像として現在も浄禅寺の本尊に祀られている。
国分寺
木造文殊菩薩坐像 | 菩薩
富山県高岡市伏木一宮1丁目1-44
端正さ威厳深み
国分寺薬師堂に安置される木造文殊菩薩坐像。像高58.5cm、ヒノキ材の寄木造で、左手に巻物、右手に剣を持ち、眼には水晶を嵌める。宋風を帯びた姿で、衣文の彫線や平らな顔立ちなどから鎌倉時代末期から南北朝時代初め頃の作と考えられている。もとは近くの氣多神社の御神体として祀られ、明治時代の神仏分離後に国分寺へ移されたと伝わる。富山県指定有形文化財。高岡観光ナビでは国分寺を通年・無休・無料の見学先として案内し、薬師堂の文殊菩薩像を寺宝の見どころとして紹介している。
長慶寺
五百羅漢(石造羅漢像群) | その他
富山県富山市五艘1882
親しみ静けさ深み
呉羽山の長慶寺境内から裏山の斜面にかけて並ぶ五百羅漢。江戸時代後期、富山城下の豪商・黒牧屋善次郎の発願により、佐渡の石工が長い年月をかけて刻んだ500体余の石仏が北前船で運ばれたと伝わる。一体ごとに表情や仕草が異なり、十大弟子・十六羅漢を含む石像群の間を歩きながら間近に向き合える。富山市指定史跡で、現在も境内で自由に参拝できる、富山を代表する羅漢群の参拝地となっている。
東薬寺
木造不動明王坐像 | 明王
富山県富山市牧野32
力強さ威厳神秘
東薬寺本堂の本尊として安置される木造不動明王坐像。像高81.8cm、スギ材の一木造で、鎌倉時代初期の作とされる。乱れた髪、片眼を細めた忿怒の表情、牙をのぞかせる口元を備え、両脇には矜羯羅童子・制咤迦童子を従える。不動明王の典型的な姿を力強く表した古仏で、富山県指定有形文化財。東薬寺は現在も「牧野不動尊」として信仰を集め、寺院公式サイトでも本像を県指定文化財として案内している。個別の拝観時間は明記されていないため、確実な拝観は事前確認推奨。
十三寺
木造千手観世音菩薩・聖観世音菩薩・馬頭観世音菩薩立像 | 菩薩
富山県下新川郡入善町舟見1498
神秘気高さ深み
十三寺の本尊として伝わる、木造千手観世音菩薩・聖観世音菩薩・馬頭観世音菩薩立像の三躯。いずれもスギ材の一木造で、富山県の文化遺産資料では鎌倉時代の作とされる。中央の千手観音は像高85.7cmで、千手を24本で表し、そのうち2本を頭上に掲げる珍しい姿。聖観音は73.2cm、馬頭観音は73.4cmで、三像とも地方色豊かな彫りを見せる。かつて舟見山の城主が守護したと伝えられ、富山県指定有形文化財。通常は秘仏で、7年ごとの御開帳時に三躯を拝観できる。
最勝寺
阿弥陀三尊(阿弥陀如来・観世音菩薩・大勢至菩薩) | 如来
富山県富山市蜷川377
荘厳さ安らぎ深み
最勝寺の阿弥陀堂に秘仏として安置される阿弥陀三尊。中央の阿弥陀如来に観世音菩薩・大勢至菩薩を配した三尊立像で、富山県指定有形文化財。寺伝では鎌倉時代、能登の池から三尊が現れ、のちに親鸞が拝して聖徳太子作の尊像と見立てたと伝わる。江戸時代に最勝寺へ移され、三尊奉安のため元禄期に阿弥陀堂が建立された。寺の公式サイトでは現在、10年に一度御開帳される秘仏と明記されており、長い周期を待って対面する特別な阿弥陀三尊である。
蓮花寺
木造十一面観世音菩薩立像 | 菩薩
富山県高岡市蓮花寺86
気高さ神秘端正さ
蓮花寺本堂に本尊として安置される木造十一面観世音菩薩立像。カヤ材の寄木造による檀像で、当初から彩色を施さない木肌を生かしたつくり。平安時代末期の面影を残しながら、衣には宋風の写実的な表現が見られ、鎌倉時代中期頃の作と考えられている。右手に錫杖を持つ長谷寺式の姿で、寺伝では源頼朝の守り本尊を観行律師がこの地へもたらしたと伝わる。富山県指定有形文化財。通常は秘仏で、33年に一度の御開帳時に拝観できる。
千光寺
銅造観世音菩薩立像 | 菩薩
富山県砺波市芹谷1111
清らかさ神秘気高さ
千光寺観音堂に本尊として安置される銅造観世音菩薩立像。銅で鋳造して鍍金した金銅仏で、現在は金色の多くが失われている。広い肩とほっそりした体つき、小さな目・口・鼻を備えたあどけない表情から白鳳時代の作と考えられ、富山県指定有形文化財となっている。寺伝では天正13年(1585)、越中へ入った羽柴秀吉が霊験を感じて手厚く保護したとも伝わる。通常は秘仏として守られ、33年に一度の御開帳時にのみ拝観できる、県内でも特に古い金銅仏の一つ。
小川山千光寺
金銅千手観世音菩薩立像 | 菩薩
富山県魚津市小川寺2934
神秘気高さ荘厳さ
小川山千光寺の観音堂に本尊として伝わる金銅千手観世音菩薩立像。鎌倉時代の特徴を示す寄せ鋳き技法で制作され、破損の残る光背には精巧な唐草文様の透彫が施される。表面には金銀の鍍金が用いられ、唇には今も朱が残るのが印象的。富山県指定有形文化財で、通常は秘仏として守られる。33年ごとの本開帳に加え、その17年目には中開帳が行われ、御開帳時には本尊を観音堂へ送る伝統の獅子舞も受け継がれている。