仏スポット絞り込み検索
仏像との縁は、選ぶというより、ふと現れるものかもしれません。あなたのマイブッダにつながる仏スポットを検索できます。
日向山 宝城坊(日向薬師)
薬師如来坐像(秘仏・鉈彫薬師三尊像 中尊) | 如来
神奈川県伊勢原市日向1644
神秘気高さ荘厳さ
日向薬師の秘仏本尊である鉈彫薬師三尊像の中尊・薬師如来坐像。三尊はいずれもカツラ材の一木造で、表面に「鉈彫り」と呼ばれる特徴的な彫法を残し、寺内で最古の仏像とされる。中尊の像高は116.6cm、脇侍の日光・月光菩薩立像は各123cm余。平安時代の作で、木造薬師如来両脇侍像として国の重要文化財に指定されている。通常は秘仏だが、毎年1月1日~3日、1月8日、4月15日に開帳され、日向薬師の薬師信仰の中心として参拝されている。
金剛山勝長寿院大御堂 浄楽寺
阿弥陀如来坐像(運慶作阿弥陀三尊 中尊) | 如来
神奈川県横須賀市芦名2-30-5
威厳気高さ荘厳さ
浄楽寺に伝わる運慶作阿弥陀三尊の中尊・阿弥陀如来坐像。文治5年(1189)、和田義盛と妻の小野氏を願主として運慶が造立した五体の仏像の一つで、阿弥陀三尊・不動明王・毘沙門天はいずれも国の重要文化財。阿弥陀三尊は檜の寄木造で彫眼を用い、神奈川県は運慶作の阿弥陀三尊がそろって伝わる全国でも唯一の作例と紹介している。収蔵庫改修後の2025年9月から常時拝観が再開され、現在は拝観堂で予約なしに間近で参拝できる。
雨降山 大山寺(大山不動尊)
鉄造不動明王及び二童子像 | 明王
神奈川県伊勢原市大山724
力強さ威厳荘厳さ
大山寺の本尊である鉄造不動明王及び二童子像。鎌倉時代の文永11年(1274)に中興の祖・願行上人が鋳造したと伝わり、中央の不動明王坐像は像高97.9cm、脇侍の矜迦羅童子・制多迦童子立像も約96cm。三尊とも鉄を鋳造し玉眼を嵌入する、日本の仏像では珍しい技法で造られ、国の重要文化財に指定されている。江戸時代に盛んだった「大山詣り」の中心的な参拝対象で、現在も毎月8日・18日・28日を基本に御開帳されている。
瑞應山 蓮華院 弘明寺(弘明寺観音)
十一面観世音菩薩立像 | 菩薩
神奈川県横浜市南区弘明寺町267
やさしさ深み神秘
弘明寺の本尊・十一面観世音菩薩立像は、平安時代中期の作とされる像高181.7cmの一木造。ハルニレ材から全身を彫り出し、表面に丸ノミの彫り痕を意図的に残す「鉈彫り」の典型的な作例として知られ、国の重要文化財に指定されている。右手は疫病退治を願う印を結ぶ特徴的な姿で、坂東三十三観音第14番札所の本尊として信仰を集める。通常年は毎年7月8日~10日の四萬六千日功徳参拝で御開帳されるが、令和8年(2026)は坂東札所午年結縁の特別年として1年間御開帳され、お手綱も設けられている。
江の島大師(最福寺関東別院)
赤不動(不動明王像) | 明王
神奈川県藤沢市江の島2丁目4-10
力強さ威厳荘厳さ
江の島大師の本尊として本堂に祀られる、高さ約6mの不動明王像で「赤不動」と呼ばれる。江の島大師は鹿児島の高野山真言宗最福寺の関東別院として平成5年(1993)に創建された。藤沢市観光公式サイトでは、赤不動を屋内に安置される像として国内最大級と紹介している。真紅の仁王像が守る山門の奥にある石造の本堂内で自由に見学・参拝でき、現在も護摩行が行われる不動信仰の場となっている。
江島神社
八臂弁財天・妙音弁財天(裸弁財天) | 天部
神奈川県藤沢市江の島2丁目3-8
神秘気高さ荘厳さ
江島神社・辺津宮境内の奉安殿に安置される二尊の弁財天。八臂弁財天は鎌倉時代の作で国の重要文化財に指定され、八本の腕に武器や法具を執る力強い姿を見せる。妙音弁財天は「裸弁財天」として知られる琵琶を抱いた裸形の像で、藤沢市指定重要文化財。江戸時代には江島弁財天への信仰が広まり、江の島詣の中心として多くの参詣者を集めた。現在も奉安殿で二尊を同時に拝観でき、神仏習合の歴史を伝える江の島を代表する仏教彫刻として参拝されている。
海雲山 岩殿寺(岩殿観音)
十一面観世音菩薩 | 菩薩
神奈川県逗子市久木5-7-11
神秘静けさ深み
岩殿寺の本尊・十一面観世音菩薩は、坂東三十三観音第2番札所の信仰の中心。寺伝では徳道上人・行基菩薩を開基とし、養老5年(721)の創立と伝える。鎌倉時代には源頼朝・北条政子・源実朝らが参詣したことが『吾妻鏡』に見え、長く観音信仰を集めてきた。本尊は通常秘仏だが、令和8年(2026)の坂東札所午年結縁では9月18日から11月18日まで特別に御開帳され、期間中はお手綱を通じて本尊と結縁できる。
飯上山 長谷寺(飯山観音)
木造十一面観世音菩薩立像 | 菩薩
神奈川県厚木市飯山5605
やさしさ神秘静けさ
「飯山観音」として親しまれる飯上山長谷寺の本尊・木造十一面観世音菩薩立像。寺伝では神亀2年(725)に行基菩薩が開基し、現在の本尊には行基が手彫りしたと伝わる胎内仏が納められている。坂東三十三観音第6番札所として長く巡礼者の信仰を集める。御本尊は観音堂内陣の厨子に納められる秘仏で、通常は正月三が日、4月8日、11月3日に開扉される。令和8年(2026)は坂東札所午年結縁に合わせて春8日間・秋8日間の特別御開帳が行われ、お手綱は1年間設けられる。
龍峰寺
木造千手観音立像 | 菩薩
神奈川県海老名市国分北2-13-40
気高さ神秘端正さ
龍峰寺に伝わる木造千手観音立像は、国の重要文化財に指定される像高195cmの観音像。カヤ材の一木造で、脇手の一組を頭上で組み、その掌上に阿弥陀如来の化仏を捧げる「清水寺式千手観音」という珍しい姿をとる。海老名市は彫法や天衣に平安時代的な特徴がある一方、写実的な面貌や玉眼嵌入には鎌倉時代の特徴が見られると説明している。通常は観音堂後方の収蔵庫に安置される秘仏で、毎年1月1日と3月17日の年2回だけ御開帳される。
妙法山 星谷寺(星の谷観音)
聖観世音菩薩 | 菩薩
神奈川県座間市入谷西3-12-22
神秘静けさ深み
「星の谷観音」と呼ばれる星谷寺の本尊・聖観世音菩薩。神奈川県の公式案内では、行基菩薩が当地で山谷に金色の光が輝くのを見て、自ら聖観音像を彫り堂宇を営んだことが創建の始まりと伝えられる。坂東三十三観音第8番札所として古くから巡礼者の信仰を集め、境内には「星の井戸」など七不思議も伝わる。御本尊は通常秘仏だが、令和8年(2026)の坂東札所午年結縁では10月16日から18日まで御開帳され、実像を拝観できる貴重な機会となる。
威徳山 影向寺
木造薬師如来両脇侍像 | 如来
神奈川県川崎市宮前区野川本町3-4-4
やさしさ深み荘厳さ
影向寺の本尊である木造薬師如来両脇侍像は、平安時代の作で国の重要文化財。中尊の薬師如来坐像は像高139cmのケヤキ材一木造で、安定感のある体躯と穏やかな衣文を備え、影向寺公式では11世紀後半の作とされる。日光・月光菩薩立像は各171cmで、三尊は現在安置堂に祀られている。通常は内扉越しにも常時見られるわけではないが年数回公開され、2026年は秋彼岸の9月23日や12月31日にも御開帳予定。古代寺院の歴史を伝える川崎を代表する古仏として現在も薬師信仰を集めている。
龍虎山 長安寺
五百羅漢像 | その他
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原82
親しみ静けさ深み
長安寺の境内から本堂裏の林に点在する五百羅漢像。五百羅漢は、釈迦の弟子のうち修行を重ねて阿羅漢の境地に達した人々を表す。箱根町観光協会によると、昭和60年(1985)から建立が始まり、現在も造像が続けられている。一体ごとに喜怒哀楽を映した表情や姿が異なり、現代的で人間味のある造形が特徴。竹林や樹林の中を歩きながら多数の羅漢像を間近に拝観でき、箱根の寺院の中でも仏像そのものを目的に散策する価値の高い場所となっている。
岩戸山 満願寺
木造観音菩薩立像・木造地蔵菩薩立像 | 菩薩
神奈川県横須賀市岩戸1-4-9
威厳気高さ荘厳さ
満願寺の収蔵庫に安置される木造観音菩薩立像と木造地蔵菩薩立像は、ともに像高2mを超える鎌倉時代の国指定重要文化財。玉眼を用いた意志的な面相と量感豊かな堂々たる体躯を備え、神奈川県は観音菩薩立像と浄楽寺の運慶作阿弥陀三尊像の脇侍との共通性から、運慶または運慶工房による造像と考えられるとしている。満願寺は三浦一族ゆかりの古刹で、収蔵庫の仏像は電話で事前予約すれば一般拝観できる。2026年4月18日~5月18日の三浦三十三観音本開帳でも観世音菩薩が公開された。
清雲寺
木造観音菩薩坐像(瀧見観音) | 菩薩
神奈川県横須賀市大矢部5-9-20
気高さ神秘端正さ
清雲寺の御本尊「瀧見観音」は、膝を立てた半跏の姿をとる木造観音菩薩坐像で、南宋時代に中国で造られた国指定重要文化財。中国産の堅い桜桃材による寄木造で、目にはガラス様の玉をはめ、毛髪や瓔珞には中国彫刻に特徴的な練物を用いる。もとは近隣の円通寺の本尊で、同寺廃絶後に清雲寺へ移され、江戸後期に現在の本尊となった。わが国に残る南宋彫刻の代表的作例の一つで、実像の拝観は電話による事前予約で受け付けている。
天桂山 玉寳寺(五百羅漢)
五百羅漢像(526基) | その他
神奈川県小田原市扇町5-1-28
親しみ深み静けさ
玉寳寺の本堂には、像高24~60cmの木造五百羅漢像など526基が所狭しと並ぶ。享保15年(1730)、旧多古村の智鉄が信者から浄財を募って造立を発願し、7年間で170体を制作。智鉄の没後は弟の真澄が遺志を継ぎ、宝暦7年(1757)に五百羅漢像を完成させた。嘉永・安政の大地震で損傷した後、万延年間(1860~1861)に修理され、現在は小田原市指定有形民俗文化財。多数の羅漢が一堂にそろう県内でも珍しい群像で、一体ごとに異なる表情や姿を本堂内で間近に拝観できる。
大雄山 最乗寺(道了尊)
大天狗・小天狗像 | その他
神奈川県南足柄市大雄町1157
力強さ威厳神秘
大雄山最乗寺の結界門を守る大天狗・小天狗の一対。結界門は明治30年(1897)に建立され、天狗像は昭和11年(1936)に東京五大講から寄進された。公式案内では門の左を小天狗、右を大天狗が守り、ここから先を道了尊の浄域としている。最乗寺では、開山・了庵慧明禅師の弟子であった道了尊者が寺の建立を助け、禅師の没後に天狗の姿へ化身して永遠に寺を守ると誓ったという伝説が伝わる。境内を代表する信仰像として、力強い二体を屋外で間近に参拝できる。
清流山 常泉寺
五百羅漢石像 | その他
神奈川県大和市福田2176
親しみ安らぎ静けさ
常泉寺の境内に点在する五百羅漢の石像群。昭和63年(1988)、寺と石彫家・倉田辰彦氏が発願して造像を始め、30年以上をかけて令和4年(2022)4月に五百羅漢が成就した。神奈川県の公式観光案内では、一人の石彫家が手がけた五百羅漢は非常に珍しいと紹介されている。一体ごとに姿や表情が異なり、境内の花木や竹林の中を歩きながら間近に拝観できる。古仏ではないが、長年にわたる現代の羅漢造像としてまとまりと個性があり、仏像そのものを目的に訪れる価値が高い。
岩殿山 明静院
木造大日如来坐像(金剛界大日如来) | 如来
新潟県上越市五智国分2111
威厳気高さ荘厳さ
明静院の本尊で、智拳印を結ぶ金剛界大日如来の坐像。像高145cmで、頭部と体部を一木から造り、膝前と両手を別材で組み合わせた構造をもち、材はカヤと考えられている。細く締まった腰や横に広く薄い膝張り、穏やかな容姿などから平安時代後期(12世紀後半)の作とみられ、中央の仏師による制作と考えられている。明治39年(1906)4月14日に新潟県で国宝第一号に指定され、現在は国の重要文化財。本尊は有料で拝観でき、事前連絡が推奨されているほか、1月1日~3日に御開帳法要が行われる。
五智国分寺
五智如来(大日如来・薬師如来・宝生如来・阿弥陀如来・釈迦如来) | 如来
新潟県上越市五智3-20-21
威厳荘厳さ静けさ
五智国分寺の本堂には、大日如来・薬師如来・宝生如来・阿弥陀如来・釈迦如来の五智如来五体が横一列に安置され、いずれも身丈4尺5寸(約136cm)と案内されている。五智国分寺は天平年間に国家の平和と繁栄を祈って建立された国分寺の流れをくみ、所在地や規模を変えながら現在の五智に伝わる。本堂内は4月から11月の9:00~12:00に参拝でき、境内と本堂外部は年間を通じて参拝可能。五体そろった五智如来を目的に訪ねられる、上越を代表する仏教参拝スポットの一つ。
金谷山 多宝院 医王寺
銅造如来坐像(金谷の薬師) | 如来
新潟県上越市大貫2-18-3
やさしさ深み神秘
医王寺薬師堂の本尊として「金谷の薬師」の名で古くから信仰される小金銅仏。像高17.2cm、全高23.6cmで、頭部と手を大きく表した童子のような姿が特徴。火災で鍍金を失い首にも損傷があるが、丁寧な鋳造や衣文の複連点文が残る。制作は奈良時代後半とする説が主流で、白鳳時代の如来像との共通点からさらに古い可能性も指摘されている。平成3年(1991)6月21日に国の重要文化財に指定され、毎年5月5日に御開帳法要が行われる。